紹介してくださった本の感想の続きですー

・有川さん
さて今回は有/川浩さんのお話から!
すっごい今人気の作家さんですねえ・・・
この作家さんは『Sweet Blue Age』っていうアンソロでクジラの彼を読んだことがありましたー。そのときも登場人物の感情の写生がすごく活発だなあ・・・と印象に残った作家さんでした。
今回の短編も、最後泣く程とにかく感情
ががああっと心に溢れ返ってきて、さすがの一言です。
三人称なのに全く冷たさを感じさせない、むしろ直接人間から話を聞くような距離感。
ストーリーも、主人公夫婦の人間性も、結末もずっと心に残る綺麗な、それでいてどこかいい意味で粘着性のあるお話でした。

・米澤さん
昔の日本を舞台にした、年代小説。
昔の日本の話しはどのお話もとても引き込まれるものがあります。
想像も出来ない、でも今自分が生きている国の過去のお話。
その美しい写生が色濃くこの小説には現れていました。
少女たちの友情や裏切り、そして怖いほどの想いなどが詰め込まれたミステリー。
ミステリーは普段読まないので、とても新鮮な経験でした。

次佐藤さんからかwww今読んでる佐藤さんの『エナメルを塗った魂の比重』怖すぎるんだけどwwwwwww