何があったか知らないけど、今日はあの女も比較的静かだった。
あの響き渡る汚い声があまり聴こえてこないだけでだいぶマシだ。
あの女、このまま余計な声出さなきゃいいのに。
仕事に必要な最低限のことだけ喋ってあとは黙ればいいのに。
そもそも仕事中に雑談するなよ。
人の仕事の邪魔するな。
今日はうるさいのが1人減って少しマシかなと思ったけど、やっぱりあの女はうるさいままだ。
いてもいいから黙ってくれ。
本当にイライラする。
お前の向かい側と、斜め向かいの奴らと一緒に消えてくれないかな。
別に痛い思いをしろってわけじゃなくて、ただ消えてほしい。
視界に入る場所からいなくなってほしい。
それがダメなら、その存在がわからないほど静かにしてほしい。
お前らはうるさい。
人のせいにしてばかりで、自分が一番忙しいんだから優先されるべきだって騒ぐ。
図々しすぎて吐き気がする。
同じ部屋にいるあの女の声がうるさい。
被害者面して今までもこれからも他人を犠牲にして幸せになろうとしている女が本当にうるさい。
不愉快な声が聞きたくなくて外に出てきたけど、特に気分も晴れない。
別に異動でいいから、他の部署にしてくれればまだマシだったのに。
本当にうるさい。あの女はうるさすぎる。
自分は病気だから負担の軽い仕事に変えてくださいって言ったくせに、楽しそうだから出張は行かせてくださいって、どれだけ図々しいんだあの女は。
ほんとに病気なのか、そもそも。
たまたま具合の悪い時を狙って検査したとか、むしろ嘘なんじゃないか。
おいしい思いをしているのって結局あぁいう人だから、真面目に生きることに価値はあるのか疑問に思う。
体力ないからって楽な事務仕事ばかりにしてもらったり、勉強したいですってもっともらしいこと言って仕事放り投げて研修にばかり行ってみたり、何股もかけて一番良さそうな人と結婚したり、デキ婚狙いで結婚したあと産まれた子供は放置したり。
なんか、そういうのばかり周りに溢れていて苦しい。
この苦しい世界に生きる意味はあるのかな。
例の女は話す内容が最悪で昨日もイライラしたし、
同期は彼氏ができた途端に上から目線の口調で話すようになったし、
心配してやって損した気分だからもう他人の心配なんてしない。
人の心配なんて、余裕がある人しかできないし、今この日本で余裕がある人ってどれくらいよ?って話だし。
「人の心配する人」=「余裕ある人」
に対して
「こっちは余裕ないのよ!アンタ余裕あるならこっちのイライラぶつけてもいいわよね!?」
という流れで、余裕ある人が余裕ない人に変わってしまうパターンがある。
私はまさにこのパターンで、イライラぶつけられて仕事も変えられて余裕なくなった。
おまけに不眠症で診察代や薬代の余計な出費が増えて最悪だ。
あぁいう人たちは、他人の心配する余裕がある人たちが支えてあげればいいよ。私はもう無理だ。