たまには違うこともやってみる。
戦闘シーンってやりたくなるけど、すぐ面倒になって後悔する。
このシーンはノーパン少女の主人公アリアちゃんが、
若鮎藍禅(わかあゆあいぜん)という男に強引に助けてもらう多分重要なシーンなのである。
藍禅くんはこの先、主人公アリアちゃんの支えになってくれる人物になる予定だ。
この主人公アリアちゃんは、実はクローンアリアちゃんなのだ。
主人公アリアちゃんにはオズロとドヤという同僚がいるのだが、そいつらも中身はクローンアリアちゃん。
主人公アリアちゃんはシシホノキミというお偉いさんの部隊に所属しているのだが、その隊員のほぼ全員はクローンアリアちゃん。
シシホノキミはクローンアリアちゃんたちを使ってとんでもないことをしようとする。
それは鬼殺しである。
鬼と神は表裏一体であり、鬼殺しとは神殺しでもあるのだ。
神殺しを行うことは、この世界に重要なあらゆる流れの循環作用である回帰、リザレクションを不可能にしてしまうということであり、すなわち世界を終わりに導くということなのだ。
クローンアリアちゃんたちはそんなことも知らず、シシホノキミが命じた鬼殺しと、鬼との戦いで作り出された血湖の破壊と、鬼との戦いで眠りについたヤックのカミとピョンのヌシの救出を遂行しようとする。
世界を終わらせるために鬼に刃を向けるクローンアリアちゃんたち。
シシホノキミは何故そんな意味のわからないことをするのかというと、それはオリジナルアリアちゃんのとある願いが関わっているのだが、そこらへんはどうでもいい話だから考えないで済ましたい。
クローンアリアちゃん界の異端児である主人公アリアちゃんは、同僚であるドヤを嫌ってクローンアリアちゃん部隊を脱退する。
そして、主人公アリアちゃんは藍禅や他の神々、農民、鉄工所おじさんなんかと出会い、世界のありのままの姿と真実を知らされていく。
なんやかんやで自分がクローンだと知った主人公アリアちゃんは、よくある自暴自棄に陥ってしまう。
そこで藍禅くんの出番だ。
「アリア、シシホノキミを止めなアカン。力貸してえや。」
そんなこんなで、結局鬼殺しは止められない。
同僚のオズロが鬼を殺してしまうのだ。
「我はキミを信じる。そうプログラムされている。どうしてお前はアリアであってアリアであらざるものでいられるのだ」
そんな感じで絶命すると思う。
主人公アリアちゃんが出会った風神のフーさんは言う。
「リザレクションが機能を停止した。人の意志に難癖つける気はないが、俺はシシホノが嫌いなのさ」
シシホノキミを殺すように言われたので、主人公アリアちゃんは動き出す。
「全ての神を殺せ。世界が終わる前に。シシホノに世界を渡してはならん。私も力を貸そう」
「八百万の仇をなす罪深き者よ。我が血をもってそなたが刃となろう」
「黙って消えたら先代に顔向けできねえ。シシホノを殺すのは生きていた方の義務だ」
「迷うのだ。人は死ぬから生きている。神も鬼も、人も同じに…」
いろいろな神々も次々と殺す予定だ。
(笑)
以上。