植村さんは、謙虚で寛大で優しくて辛抱強くて気配りで愚痴を漏らすこともなく弱音も吐かず穏やかで絶えず周りから慕われていた
でも
植村さんが名を馳せたのも
その後行方不明になったのも
私が生まれる前の出来事
夏からエベレストの書物を何冊か読んできて、そしたら自然と植村さんに行き着いた
間違いなく言えるのは
一番山に近い冒険に近い
核心に触れたこと
それは
人生そのもので
その人 の全て
彼は本当に一人で何でも行動してしまう人で
私は彼の経緯を読み進めて、
彼への人柄へか
段々と複雑になったし
辛くなった
そんな植村さんはまだ今も
マッキンリーに眠ってる
何かの物差しで自分を測られていたとき
なんとやるせない気持ちになっただろう
悲しかったのは、
グループやアイデンティティの相違があったとしても
尊重されていなかったこと
人間はそれぞれ皆違って
その数だけ考え方や生き方があるのにって
そこら辺にあるプラスチックの物差しで乱暴に測られていると感じてすごく複雑な気分だった
私はもういいやと、
何か心に穴が空いたよ
それが事実だから
また長野県野尻湖から帰ってまいりました
知り合いといえど世代を越えた共同生活は、いい刺激になって
失敗も反省もあれば
深い成長も確かに感じ
日々学びだと実感します
気付き は充実に繋がる
私は充実した日々を過ごせました
活性剤なのです
ショックやアドレナリンと共に湧き出る複雑なシナプスの音が
自分には必要なのです
しかし結局は 私 が動き出さなければ
何も得ることは出来ません
気付き から 動く へのパスワークを強化していかなければ…!
>>また続きます