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青:・・・あの・・永悟サン?何ですかコレは。(テーブルにぽんと置かれた医療用眼帯に目落としぽつりと)

悟:見ての通り眼帯だが?(青葉の向かいのソファに足組み座りながら毅然とした態度で応え)

青:な・・何だよ急に・・普段は何も言わねぇ癖によ

悟:別荘に行くなら別の話だ。より多くの他人と間近で接触するんだぞ?

青:んなもん仕事で慣れてらァ。っつーか、何でお前俺が別荘に行く事知ってんだよ?

悟:私の情報網を甘く見るな。お前の店の事でもすぐに耳に入るぞ

青:・・・・・・ええ〜・・?(胡散臭いと言いたげに目細め)

悟:・・・最近・・

キャバクラの方か?代金踏み倒す客が増えてるそうじゃないか。確か今月だけでももう三人か・・(ふぅと一息つけば間を置きながら話し出し)

青:・・・ぐ・・っ(ぴくりと体を跳ねさせれば図星か小さく呻き)

悟:当然ホステスが代わりに金を払える訳もなく・・研髏の実家サンの支払いもやっとこさ払えてるくらいだな?(キラリ眼鏡光らせれば青葉の反応を伺うような視線を向け)

青:あ・・あはははは・・・な・・何で知ってんだよ・・?;(認めたくないからか視線外しながら空笑いし)

悟:今は嫌々ながらも踏み倒した客に研髏が取り立てに行っているみたいだな?・・・私は手伝わなくていいのか?金なら出すぞ

青:Σいらんわァ!!・・・あァわかったわかった、お前の情報網は確かにスゲェよ。目から鱗だ(身を乗り出して拒否の意伝えればボスリと背もたれにもたれかかり投げ遣りに認め)

悟:わかれば良し・・・で?私の言いたい事は理解してもらえたかな、青葉くん

青:・・要するに、俺の為にも左目は厳重に隠しとけって言いたいんだろ?

悟:端的に言えばそういう事だ。大人しく言う事聞きなさい

青:・・・だーからよォ・・俺の勝手でこんなんなったんだぜ?お前が気にしてどーすんだよ(テーブルの眼帯を摘み上げ眺めため息混じりに)

悟: 聞 き な さ い 。

青:・・・へいへーい。

明日!

青:・・・コイツの売り上げ全く伸びてねぇな・・(従業員リスト見ながら顔しかめつつため息混じりに)

陰:ぁー・・、そのヒトの常連さん大分ツケ蓄めてますよ。いつかトンズラされるんじゃないですか?・・はい、珈琲です(青葉の席の傍らに珈琲とクッキー置きながら)

青:マジでか?・・・明日辺り指導せにゃなァ・・・おぅ、サンキュ

陰:ぁ・・・明日なら俺が行きましょうか?

青:んー・・や、俺が行く。お前だと確実にナメられるからな。

陰:・・・・。

青:ぁー・・・んな顔すんなよ、別にお前が使えないとか言ってるんじゃねぇんだから(無言で睨む陰理見ればガシガシ後頭掻き)

陰:・・青葉さんの俺に対するフェミニスト精神はいつになったら抜けるんでしょうかね?(ばつが悪そうな青葉に溜息つきながら)

青:仕事柄しゃーねぇだろうがよ・・んな事より!お前決算は済んだのかァ?

陰:・・・・・・・・ぁ。(決算と言われ数秒フリーズすると思い出したように)

青:『・・・・・・・・ぁ。』じゃねぇだろ!さっさと済ませてこいグズ!!(呑気な声聞けば口元引きつらせつつ怒鳴れば傍らのクッション投げ付け)

陰:Σうぁはいぃぃいぃ!!只今直ぐに!!!(スレスレでクッション避け了解の意伝えるため敬礼すると一目散に事務室出る)



青:・・・・・・・・・・・・ぁーったくよォ・・(背もたれに思いっきりもたれ額押さえれば文句の言い様もなく唸って)

悟:素直じゃないなぁお前も陰理君も(青葉の背後の窓に頬杖つきつつキラリ眼鏡光らせて)

青:Σぅおぉぉ!!?;;・・い、いつからそこに居たんだ永悟!?

悟:ん?いやいや来たのはついさっきなんだけどね。お邪魔しまーす(よいせと室内に入ると爽やかに入室の挨拶し)

青:がぁー・・マジで寿命縮んだ・・・。

悟:おや、それは大変だな・・葬儀屋に連絡しておこうか?(演技口調で言えば携帯取り出し)

青:いらんわっ!っつーか何の用だよ、事務所まで来やがって

悟:明日は私も忙しいからね。今日のうちに渡しておこうと思って(にこり笑いながら綺麗にラッピングした小さい箱青葉に手渡し)

青:ぁん?明日ァ?・・・明日って何かあったか?(手渡された箱いろんな角度から眺めつつ首傾げ)

悟:お前の誕生日。・・彼女の気持ちもたまには読み取ってあげるんだぞ?(ピシィとデコピンかませば子供に言い聞かせるように言いそれじゃあと手振ればまた窓から退散する)

青:・・ぁ、そうだっkΣぃでっ!!・・・こんだけの為に来たのかよ;(大きなお世話だとムッスリしているもデコピンされれば額抑え窓を一睨みし)

しっかし、あいつもよくプレゼントなんざ用意したな・・、何が入って・・・・Σィイッ!!!?(ガサガサと包み開け箱の中身見れば指輪をはめた指(のリアルな模型)が目に入りビクリと跳ねれば箱落として)・・・・ぁ・・・・んにゃろ・・ッ!結局嫌がらせ目的かァァァァァ!!!(悔しそうに歯食い縛れば窓に足掛けて事務室から出永悟を追う)







永悟にとっては嬉しいサプライズ笑(えるか

後日談。


貴:・・・ッ(バンと勢い良く事務室の扉開き)

青:Σぅお!?・・・っと、お前等か・・今竹ババァのせいでドアが馬鹿になり掛けてんだ、ちったぁ気ぃ付けやがれ!(飲んでいた珈琲噴けばゴホゴホむせながら)

悟:悪いね。私からも注意していたんだが・・・どうやら貴色は大分オカンムリのようだ

青:あン?オカンムリだぁ?

貴:・・・・・・・・・・・・・・日記・・!(青葉の胸ぐら掴めばギッと睨み付け)

青:日記?・・・・オイ永悟、通訳してくんねぇとわかんねぇよ

悟:・・・・全く・・、この前の交換日記。こいつの素性をバラしたんじゃないか?・・・弟の事、とか

貴:・・・、(永悟に肩掴まれギリッと奥歯噛み締めつつ青葉を離し)

青:オイオイ、まだ顔合わせてねぇのかよ?;どんだけチキンなんだお前は

貴:うるさい(鼻鳴らしそっぽ向けばハッキリと)

青:ぁっはははは〜・・言うじゃねぇのクソガキ(ヒクリと口元歪めつつイライラ収めるため空笑いし)

悟:私には兄弟が居ないからよくわからんが・・・これは時間の問題だ。貴色の決心がつくまで自重してくれ

青:ソレ、墓に入るまで黙ってろの間違いだろ?・・・・わぁったよ言わねぇよ、言わねぇから睨むな貴色

悟:嘘や秘密は隠し通せない・・・いつかはバレてしまうんだ、いずれ言うさ。

貴:・・・・・・・・(終始無言のまま小さく頷き)





青:ぁ、そういやよ。あの犬っコロ

貴:・・・・?

青:彼氏出来たみたいだぜ?随分男前らしいが

貴:Σなっ・・・・!!?
悟:あぁ、噂によると結婚するとか

貴:ΣΣちょっ・・・何・・・っ!!!?

事務室では暴れないようにしましょう。

乙:青葉ァァァァァァ!!(事務室のドア蹴り破れば肩で息をしつつズカズカと部屋に入る)

青:んだァ?竹バァ・・・ヒトの店荒らしてんじゃねぇよ(動ずる事無く珈琲啜り)

乙:アタシはまだ若いわよ!ババァ呼ばわりはやめて頂戴ッ!!・・・それよりアンタ、ウチの従業員に手ェ出してないでしょうねェ・・!?

青:情報流れんの早ェな・・・、永悟がチクッたか?

乙:質問に答えなさい?さもないと破壊光線かますぞ、クソガキ(笑顔で低く脅し)

青:ハッ!やってみろババァ、店から摘み出してやるよ・・・なんてな。お前に暴れられたら地域全体が消えちまう。犬っコロに手は出してねぇ、喋ってただけだ(両手上げ降参のポーズ見せれば向かいで固まっている珠生顎で差し)

珠:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぁ・・ぁはははは・・コンバンハですママさ・・Σぐへぇッ!!?(口元引きつらせいきなり怒鳴りながら入ってきた乙梅を怯えた表情で見ながら挨拶するも急にタックル混じりに抱き締められ蛙が潰されたような声出して)

乙:珠生ちゃぁぁぁぁぁん!!!ママ心配したのよォォ!?鉱ちゃんから連絡入ってね、まさかと思って来てみたら・・・!(グリグリ頬押しつけ頬摺りしながら早口に言えば青葉を一瞥し)

珠:ま、ままさん・・・苦し・・・ッ!(余りの苦しさにプルプル震えながらソファの肘掛をバンバン叩き)

青:ぁっははは!やっぱお前面白いなァ、犬っコロォ!(乙梅と珠生のやり取り見物しながらゲラゲラ笑えば呑気に言ってのけ)

珠:た・・・!助け・・ッ!!鼻曲がるぅぅぅ・・・!!!(ギャァァ叫びながらジタバタ)






救助願い出そうかと本気で思う珠生なのでした*(今日の犬っコロ風に)

その後。

隠「ぁ、青葉さァァァァァん・・・!」(ばたばたと廊下走り社長室の扉バンと開いて

青「・・・あん?情けねぇ声だしてんじゃねェよ・・どうした、代えは見つかったか?」

隠「いや、それはその・・途中で沙斬華ちゃんのお兄さんに遭遇して逃げちゃいまして・・・」

青「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。隠理?」(ニッコリ笑いながら隠理の胸ぐらつかみ

隠「Σはははははは、はいィ!!!;;」

青「なァ、テメェの仕事は何だ?ヤク●゙みてェなネコイタチに怯えて尻尾巻いて逃げる事か・・?ァ?」

隠「いいいいいいいえ!断じて違いますッ!!;青葉オーナーのサポートをするのが俺の仕事ですぅぅぅぅ!!!;;」(近い顔に怯えながらブンブンと己の顔左右に振り

青「ぜんっっっっぜん出来てねぇじゃねぇかァァァァァ!!てめっ舐めてんのかぁあ!!?」

研「・・もうやめておきなよ、青葉サン」

隠「と、研髏さん・・・!」(半泣きになりながら神の助けと言わんばかりに顔輝かせ

青「テメェは黙ってろ研髏・・いくら得意先のお前でもウチの仕事に口出しすりゃ容赦無く犯す」(肩越しに背後の研髏睨み付ければ荒れた声で忠告

研「冗談。いくら丸呑み上手なヘビでもワニには勝てないよ。・・・でも、仕事と言えど隠理サンは曲がりなりにも女性だ。そうだろ?」

青「女・・か・・・・。フン」(ムスッとした顔するも仕方ないと判断し隠理を離して

隠「ぷは・・・・・;す、すみません研髏さん・・助かりました」

研「別にいいよ。・・全く、そんな荒れた性格でよく接客業のオーナーが勤まるね・・」

青「ほっとけ」

研「・・ときに隠理サン?あんたがキャッチしようとしたコって、黒髪のちっさいワンコじゃあなかった?」

隠「あ、ハイ・・そうですけど」

研「成る程ね・・鉱斬らしいなぁ」

青「なんだァ?恋仲か?」

研「いいや。しいて言えば兄弟だね」(クス

隠「あーあ・・あの子が来てくれたら職場も盛り上がると思ったんだけど・・」

研「ぁははは、アニマルセラピーには持って来いだね」

青「そんなに目ェ付ける程のヤツなのか?」

隠「んー・・、職種はともかく接客には向いてますよ?」

青「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ふん・・・・」


研「・・まぁ何でもいいんだけどさ。未成年だから程々にね?」(まぁた良からぬ事考えてるなぁと青葉眺めつつにこやかに
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