スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

越えざるは紅い花 ルジプレイ日記58 ※ネタバレ有

越えざるは紅い花 ルジプレイ日記58 ※ネタバレ有

皆様、見ました? 今日発売されたガルスタ。薄桜鬼が見事にぶっ壊されています。買わない。私は買わないよ。あんなキラキラした土方さんにゃ興味はない。いくら声がゼウスでも私は無理だ。あの絵の土方さんからはキラキラコマンドしか見えてこねぇ。あの土方さんじゃ敵にガンたれてメンチきっても怖くない。むしろ笑わせたいのか? だが断る。それなら銀魂でトッシー見るわ。つぅか、薄桜鬼の名前を使わないでよって感じだよ。せめてヨネサンにしてよ。せめて似せて描けよ。劣化させてどうすんだよ。絵師さんにゃ何の罪もないが、薄桜鬼オワタ\(^o^)/

さ。やるか。

20分ほど、ルジの本心について考えて三恋の天然二人を引き合いにまで出したというのに、その直後のぶっこみ。

握手をしながら、繋がった場所から相手の体温を感じでドキドキしていると、ルジは妙に嬉しそうな声で言います。ナァラが見上げると、ルジの真っ直ぐな視線とぶつかりました。常とは違う色を感じてナァラは息を呑む。ルジは言います。本当は今日、ナァラに会うのが恐かった理由があった。自分にはナスラ人の血も入っていること、これはいわば布石だったようです。「従兄弟になりたくない」これが本音だそうです。ナァラとの繋がりは嬉しいはずなのに、「従兄弟にはなりたくない」。でもそれは何故?と自分に問いかけても答えがでない。そしてそれを一晩中考えていたそうです。

ナ:[答えは出たの?]
ル:[……うん。今、出た]

今、気付いたということでしょ! これは! つぅことは、やっぱり今までの馴れ合いは天然タラシ属性の成せる技だったと、こういう訳ですね!? 天然タラシ属性、玄徳さんだね? うん。玄徳さんだ! もし、ルジが玄徳さんと同じ感じなら、自分の気持ちに気付いた途端に、割といっぱいいっぱいになる、はず。暴走とかしちゃう、はず。来い〜〜!!暴走来いーーー!! 来いよ! 絶対、来いよ! ……あ! ほら! 言ってたじゃん、私! 「こういうのに限って暴走とかしちゃうんだよね〜」とかって! あの時は然程深い意味もなく言ってたけども! 結果オーライッ! 2013年の私は冴えてるぞ! きゃっほ〜!

しかも、「うん、今、出た」のくだりで、ナァラの手を握ってたルジの指が微かに動くのね。

[瞬間、擦られた手の甲からゾクリとした感覚が上がってきて、頭の芯を痺れさせた。ただ手を握り合わせているだけなのに、もっと深く絡み合っているような錯覚に陥る]

とナァラが申しております。握った手でナデナデしたんでしょうか。攻めてる攻めてる!

ナァラが勢いよく手を放し、身を翻して「研究室へ行きましょう!」というと、ルジは大きく伸びをして「その前に一眠りするよ」と。一晩中、知らず知らずのうちに恋の蕾に水をやり、肥料を与えて着々と育ててたからね。そりゃ眠いはずだ。

ル:[ああ、そうだ。せっかくだから研究室の隣にある仮眠室で、一緒に眠ろうか?]

攻めてる攻めてる〜!! 攻撃を覚えたフェアリー的な。いいっすね〜。いいすっよ〜。ルジ、いいじゃないか! あ〜、トーヤが邪魔だなぁ。ルジ、どうするんだろうね。政務補佐官でも軍事司令官でも身分は高いんだろうけど、国王に比べればね。ルジ、最高権力者であるトーヤから略出するんでしょ? どうするんでしょうね。

おお。選択肢だ。ルジと別れて研究室へ一人向かうナァラ。サラーナとシャルに会いました。で、なんか様子がおかしそうな二人ですが、シャルに単刀直入に聞かれました。「ルジと付き合ってるの?」と。最近じゃ研究室でももっぱらの噂だそうで。

そんな不倫疑惑に選択肢。
【(酷い誤解だわ)】・【(そんな風に見えたのかしら……)】

【(そんな風に見えたのかしら……)】で。酷くなんかないよ。(*´・д・)(・д・`*)ネー

ナァラはその誤解をこそばゆく感じつつ、「私にはトーヤという夫もいるから」と言ってみて自分の心の痛みに気付きました。もちろん超恋愛オンチなナァラはその痛みが何に繋がるのかはまだ分かってませんが。で、サラーナとシャルにはルジが従兄弟だということを話しました。どっこい、それを誰かに聞かれてて瞬く間に皆の知るところになりました。まぁね。普段から優しいルジがナァラの身内だと知ればより一層女達もルジに接する態度が緩和されるというもの。女達はみんな大喜びの大騒ぎ。ナァラもその様子をやれやれ、な感じで見てました。そして更にみんなが一丸となって研究を進める日々が続きます。ナァラも毎日ルジと会えるから御機嫌さんです。トーヤは元気なんでしょうかね。ていうか、この国で妃殿下のポジションにナァラはいるんでしょ。そんなナァラが不貞を働いた場合はどうなるんだろうね。首チョンパくらいに罰せられるんでしょうか。はっ! 首チョンパでハッとした! ルジが首チョンパされたりとか? 今までどのルートでも絶対一回は攻略相手が死んでることを考えれば、妃殿下をたぶらかした罪としてルジの首が飛ぶ、とか!? ヒョエ〜。

ある日、ナァラが廊下を歩いていると、誰かの話し声が聞こえて足を止めます。どうやらルジと研究に協力している女の子のようです。この空気。これは間違いなくKO・KU・HA・KU☆ってやつです。校舎裏に呼び出して、みたいな感じ。そういや、未だに校舎裏に呼び出して告白する子とかいるんでしょうか。あまずっぱ〜。因みに、私の時ですらそんなシチュエーションは見たことも聞いたこともありませんでした。校舎裏って大概、草ボーボーで虫とか多いしね。私立は知らんけど。

はい。そう。告白されそうです。

そんな時にも選択肢。
【(なら、違う道を通ったほうが良さそうね)】・【「……」】

なに? なんでこんなトントン出てくる選択肢。実はもう終盤とか? いや、流石にそれはないか。ナァラ、まだ自分の気持ちにも気付いてないし。【「……」】で。盗み見する感じを狙って。

ほほう。やっぱり盗み見です。盗み見つぅか、足が固まってその場から動けない、みたいな。ナァラの胸がツキツキと痛みを覚えます。友であるなら、身内であるなら喜びすらすれ、こんな風に胸が痛い理由はない。そうか? 従兄弟が女の子に告白されたところで喜ぶかなぁ。ネタにはなるけど。そんでもってこっそりおばちゃんにニヨニヨしながら言ってみたり。ナァラは無理矢理自分の中で納得のいく答えを探します。

そうだ。これはやっと見つかった肉親を取られたくないっていう執着心だわ。そうよ。やっと巡り会えたのに、早々に誰かに取られるのが恐いだけよ。それだけよ。そう思えば全てに納得がいくわ。そうよ。そういうことよ。……駄目だ。全然気持ちが浮上しねぇよ。チッ。

そんな感じで悶々しておりました。頑張れナァラ。答えは目の前だ。

って思ってたら。幕が変わって
「答え」

(笑)! 狙ってないよ! 今、私が一番びっくりして、一番私が笑ってるからね! 狙ってないからね! すげぇミラクルだぜ。まさか「答えは目の前だ」書いた矢先に「答え」って幕に入るとは。手、叩いて笑ったよ。あ〜、ビックリした。何か前にもこんなんあったよね。……そうだそうだ。ノールの時に冗談で「変態仮面」つったらノールが本当に仮面付けて出てきたんだったよ。ナランの時も「スレンの屍を越えて逝け」とか冗談で言ってたら本当にスレン死んだし。なにこのシンクロ率。こわ。

ふむふむ。どうやら今夜もみんなで飲むらしいです。毎日研究に追われる日々の気分転換に。どっこいルジはそんなに酒が強くない。みんなが酔いつぶれる飲み会でルジは本当に心から毎回楽しめているのかしらとナァラが不安に思っていると、ルジに頭を撫でられました。

ル:[俺の従妹殿は本当に可愛いね]

と。頭を撫でていたルジの手はナァラの頬に移動し、

ル:[全部、ここに書いてある]

と、超優しい声で言われました。ナァラのみならず、私の心臓も一瞬バクンと高鳴った。スキンシップが親密になってきました。ルジが自分の気持ちに自覚したからでしょうか。「全部、顔に書いてある」と言うだけで済む内容を、わざわざホッペ触って言うかな。つぅか、今さらながらに思う。ルジの声、時たま凄くドキッとする。声がセクスィーとか所作がセクスィーとかってんじゃなくて、ルジの声って本当に超やわらかくて優しいのよ。ナァラじゃないけど、私までなんか安心するわ。

で、また頭をナデナデされてからの選択肢。
【(どうしてこんなに胸が騒ぐのかしら……)】・【(子供扱いされているのかしら……)】

【(どうしてこんなに胸が騒ぐのかしら……)】で。この期に及んで「子ども扱い」はないよ。「答え」という幕に相応しくなるよう、しっかり誘導せねば。つぅか、本当にルジは選択肢が多い気がするんですけど。気のせい?

ナァラはルジに頭を撫でられながら思う。平常心を保てなくなるから触らないでほしい。でもそう思う尻から、焼け付くような切なさが思考を溶かしてしまう。そして、そんな理解不能な衝動が、恐かった。

さ。飲み会。ここで流れる音楽。市でも流れてたかな。こうにぎやかな感じの空気になる時の音楽があるのね。この音楽が赤まよで流れてた曲と似てる。これと似たようなの、赤まよでも流れてたんだよね。山猫さん、元気かしら……。

ええ?? ええええええ???

なぜここで!? 宴の最中、エルスのオチない話に「オチ、ないのかよ!」とみんなで突っ込みながら賑やかに飲んでいると、仲の良さそうなシャルとエルスを見て、ルジが耳打ちをしてきたのね。「あの二人、うまくいってるみたいだね」と。と、こ〜こ〜で〜!!

エチの時の音楽が流れ出したのです。えええええええ?? 何故、ここで!?

はい。エチの音楽が止まるところまでとりあえず見てみました。ふぅ。結論から言うとエチは当然なかったよ。宴の真っ最中だしな。ただ、ルジからナァラに耳チューがありました。耳元で囁くルジ(声もなんかいろっぺ〜)に心臓ダイナマイトなナァラ。ドッキンズッキュンしていると、「耳がすごく赤い。果実と間違って食べちゃいそうだよ」とか言われてね。それで耳チュー。も〜。それだけでエチBGM流さないでよ。ドキッとするじゃないか。意外とルジの声も色っぽいことが分かりました。本当に紅花はアレだね。やればやるほど好感度がどいつもこいつも上がるよね。全く興味ゼロだった攻略対象も見事に持ち上げてくれるよね。さすが紅花。

で、ドキドキが止まらないナァラが視線を泳がせると、ホワンホワンした空気で微笑み合うサラーナとバルが。二人の会話が自然、結婚後、つまり、「いつか私の子供にもバルが織った着物を着させたい。バルとの子供は、きっと凄く可愛いと思うから」みたいなラブラブ絶頂期な会話になりました。「子供」という単語でハッと思い出した私。バルは重い口を開きました。「今はまだ子供は欲しくない」と。その理由があの法律。スレンが欲した貴族の称号、その理由を皆様覚えておられますね? そう。この国じゃ、子供を産めば女はまた別の男に嫁がなければならない条例がある。それを聞いて案の定怒るシャルとナァラと、項垂れるサラーナ。ね。同じ女なら気持ちは分かるよ。好きで結婚した相手との間に子供が欲しい、勿論そう思わない人もいるし、その人たちが異常だとは思わないけど、そう思い、それが現時点では「愛する人との離れ」を意味するものだと知って項垂れるサラーナの気持ちは分かるよ。子供いないけどね。結婚もしてないけどね。

しかし、この場には「馬鹿がつくほど楽観的」なあの男がいる。エルスは朗らかに笑うと「大丈夫大丈夫! そのうち腐死の治療薬もルジが作ってくれるし、そうなりゃ法律も改定するさ。大丈夫、だいじょ〜ぶ!」みたいな。楽観的な馬鹿が居て場の空気は和みます。馬鹿って大切。良い意味での馬鹿って大切。エルス、初めて「良い馬鹿」だと思えました。そうそう。暗く沈むよりも、今は治療薬を完成させないとね。頑張りなね。

その後、会話の流れが「そういやナァラは毎日研究室に通ってトーヤ様は何も言わないのか?」から始まって、トーヤとの夜の生活の話になりました。とはいえ「実は初夜すらないんです」とは言えず、ナァラはとりあえず誤魔化そうと「夜は凄いわよ。騎馬戦のようだわ」と言ってしまい、皆にトーヤ=馬並の印象を植え付け、夜の性生活の話をしたあたりからルジがおもむろに酒を飲み始め、最後はルジがへべれけになったところで今日は解散となりました。

今日はここまで!

週末は、あの女が京都へやってくるのでうpは難しいと思われます。
ご容赦くださいまし。なかなかペースが上げられなくてごめんね。

越えざるは紅い花 ルジプレイ日記57 ※ネタバレ有

始めまして〜。ソラです〜。年齢は〜、ヒミチュ〜。よろしくニャン☆

自分で書いてて気持ち悪さMAX。合コンの出だしってどんなだったけ? それすら思い出せないくらい過去なんだけど。

ほら。なんか出だし早々お通夜みたいな空気になってます(笑) 固まるナァラとシャルとエルスと微笑みを浮かべるルジ。エルスは意を決したように立ち上がると「ずっと話したい事があったんだ」とシャルに近付きます。後退するシャル。ナァラはそれを見かねてエルスを止めようとしますが、それをルジが阻みます。「大丈夫。俺を信じて」と。

信じるついでに選択肢。
【エルスを観察してみる】・【やっぱり放っておけない】

【エルスを観察してみる】。観察しましょう。

ふむ。怒るどころか、その顔に浮かんだ表情は申し訳なさそうに気まずそう。そして勢いよくシャルに頭を下げて「ゴメン!」と。驚くシャルとナァラ。彼はずっとシャルに謝りたかったらしい。

エルスは、シャルから「二人で遊びたいから地図を持ってきて」と頼まれ、「二人で」という言葉が嬉しくて舞い上がってしまったのだと。冷静に考えれば、追い詰められていたシャルが地図を何に使うかなんてことは想像できたのに、それよりも、シャルと過ごしたいという自分の望みで胸が幸福で満たされて考えが及ばなかったと。そんな自分の軽率な行動で結果、シャルを傷付けてしまったと。

シ:[っ、なんでそんな風に言うの? 貴方は私のせいで投獄までされて散々な目にあったのよ!? 恨んで然るべきじゃない!]
エ:[君も知ってるだろ? 俺は馬鹿だからさ……そういう難しくて、嫌な気持ちは抱えたくないんだ。だから恨んでない。もっと君の気持ちを考えるべきだったって反省してる。……ごめん!]

馬鹿が着くほど楽観的(笑)! 確かにな! この人、楽観的つぅかお人好しつぅか、こんなんでこの先の人生大丈夫なんでしょうか。鴨だよ。鴨。

エ:[……たぶん俺は、最初から心のどこかで、君になら騙されてもいいと思ってたんだ]

ね。鴨だよ。鴨。というかね。鴨君よ。君はこの子の何が何処かそんなに良かったのですかね? 同性から見てもめんどくさい女だぜ〜? この子。 ほいほいネギくわえて鴨になれるほど、エルスにとってシャルは極上の女だったのでしょうか。ほんと、人それぞれだねぇ。まぁその後は蟠りも溶けて「何だこれ」ってくらい和やかでちょっとイラつく和気藹々とした会話が繰り広げられました。エルスがシャルに惚れたきっかけなんかも話していましたが、まぁそれはどうでもいいとして。酔いつぶれたエルスをシャルが送り、同じく酔ったサラーナをバルが送り、研究室にはルジとナァラだけが残りました。

今夜のことを改めて礼を言うナァラ。ルジは「きっかけを作っただけ」と笑うけど、けれど、そのきっかけこそがなければ話は何も進まない。そしてきっかけを作ることは時に勇気を要することもある。それをサラリとやってのけたルジはやっぱり優しい人だなぁ、と。ルジはどうやらルスの女達からも人気急上昇らしい。そりゃあねぇ。この外見で、この物腰で、しかも働く男。惹かれる要素が盛りだくさんですものね。あらやだ。この人、何気に一番のハイスペック男子じゃないかしら。スレンもナランもセフもノールも、kwsk見ればいい漢だったわけだけど、kwsk見ないとどいつもこいつもフォローしてやらないと駄目男子だった時期があるわけですよ。ノールに至っては「ティンコがマグナム」しかフォローしてないしね。それに引き換えルジ。フォロー無しです。フォローを必要とせずにすでにハイスペック男子です。おおお。のっけからハイスペック男子って珍しくない?エロゲでもオトゲでも。ハイスペック男子に成長ってんなら三恋の若者組、紅花で言ったらナランがそうだけど、のっけからハイスペックはなかったなぁ。土方さん? 土方さんは存在そのものが神だから。ハイスペック云々じゃなしに、ネ申 だから。まぁでも私自身はハイスペック男子よりもマダオの方が結果好きなんですけどね。

そうそう。選択肢で止まってたんだった。そんなハイスペック男子を横目でチラチラ見るナァラ。綺麗な顔、しかも意外と体格もガッシリ。「これは確かにモテて当たり前だ」と思っていると、不意に目が合いました。無意識にずっと見つめていたのだと気付いてナァラは慌てて視線を逸らす。

中高生なノリで選択肢。
【(酔ってるのかしら……)】・【(わ、私まで意識することないでしょうに)】

【(わ、私まで意識することないでしょうに)】。酔ってるんじゃないよ! 意識してるんだよ、もろにね!

ナ:[(わ、私まで意識することないでしょうに。あー、もう、私も酔ってるのかしら)]

と、答えを一緒にされました(笑) 多分ね、こうやって答えを一緒にされた時ってのは、実は好感度にはあんまり影響がないのかもってサァタンが言ってました。そうかもね。そうだといいな。今、ルジルートに入ったところだからそこまで緊迫感はないけど、でもどこに地雷があるかは分からんからね。何気にスイスイ選んでたけど気は抜いちゃいけないね。

ふ〜ん。ルジは結婚する気はないらしいよ。例のアレ以来、女性を傷つけることが恐くなったから、25歳になった今も花嫁を迎える気分にはなれないのだと。童貞説浮上しますた。でもその可能性は大いにあるよね。ある意味この人、女性恐怖症じゃん。そういう人が、男の慰み者になってる遊郭的なものにも行くとも考えにくいし、ましてや素人娘においそれと手を出すとも考えられない。おいおい。童貞〜? ますますハイスペック。そういやナランって童貞だっけ? でもナランこそスレンに色々連れてもらってそうだけどね。チェリーインパクトを楽しみにしています。

って、ええええええええええええええええええ!! そういうオチ!?

チェリーインパクトの前に、近親インパクトが。どうやらナァラとルジは従兄弟らしいです。話をするうちに、それが判明しました。でもまぁ、従兄弟って結婚できるんだよね。しかもお互い肉親が居ない身。どうとでもなるさ。ナァラは驚きパニックですが。そのあと守衛に話を割られて、今夜は解散となりました。

部屋に戻って、消化不良な驚きを抱えてうんうん唸っていると、久々に旦那が出てきました。ナァラはトーヤに促されて自分とルジが従兄弟であることを話します。そして、その事実でパニくっててどう感情を整理していいのか分からないと。トーヤは言います。「素直に喜びとして受け止めればいい」と。肉親はもういなくなったとお互いが思っていた。皮肉な話だけれど、誘拐されて見つかったたった一人の肉親に出会えたことを素直に喜んでいいのだと。頭をナデナデされながら。トーヤって、ナァラ好きだよね。何故なら、私が今、罪悪感に襲われているから。ごめんね〜。ルジルートに乗ってるらしいんだよ。ごめんね〜。

ナァラはトーヤにそう言ってもらえたことで素直に「嬉しい」のだと思っていいことにも喜びを覚えます。そして「明日、朝一番でルジに会いに行ってこの喜びを伝えよう」と思いながら眠りについたのでした。

幕が変わります。
「不可解な感情」

何が不可解なんでしょうか。そういやさ、今日仕事始めだったんだけどね。不可解なほど時間が経つのが速かったね。朝、30分程のしょぼい新年会を経て気付けば11時ですよ。で、気付けば12時。で、気付けば3時半。で気付けば5時29分。いや、割と仕事ははかどってたんだけどね。それにしてもいや〜。久々に、F1並みの速さで過ぎて行った一日でした。はい。関係ない。

翌朝。誓い通り、ナァラはルジのいる研究室へと向かいます。会ったら何を話そうか、どんなことを聞こうかと。どっこい研究室に行くまででターゲット発見。庭にルジが居ました。ナァラは緊張を隠しつつもルジに近付き声を掛けます。ルジは一瞬驚いたようですが、いつものようにほんのり微笑んでます。で、挨拶を交わしたあと、ナァラは唐突に聞きました。「これからは『兄さん』と呼んだ方がいい?」と。ルジ兄さん。アレだね。関西人気質だからか、『兄さん』と聞くと芸人世界を思い浮かべてしまうんだよね。それだけは遠慮してほしいと思っていると、ルジが言いました。「本当にそう呼びたいの?」と。いえ。全然。私もナァラもね。ナァラも、ノリで聞いたわけでもないですが、かといって『兄さん』と呼びたいか、呼べるかっつぅと多分違う。ただ会話のきっかけとしてそれを選んだだけって感じです。ルジの様子を見てナァラは、「自分が従兄弟で嬉しくないのかな。喜んでいたのは自分だけだったのかな」と。ナァラの誤解ラッシュはもう通常運転なので私は気にならない。そもそも誤解キング、三恋・花で誤解の素晴らしさを学んだから、超鈍感娘の天然鈍感はスパイスです。時にピリリとストーリーを刺激するスパイスです。上手い事言えた。

はい。いやいや。ルジだってナァラが従兄弟だと知り、自分にもまだ肉親がいたのだと知って最初は喜んだそうです。最初は。しかしよく考えれば、自分の体には半分はナスラ人の血が入っている。ナァラ達を無理矢理攫ってきた、ナァラの憎むべき敵ナスラ人の血が。喜んだのも束の間、ナァラはそのことについて嫌じゃないのかと聞いてきました。

そして選択肢。
【(じゃあ、嫌がられているわけじゃなかったのね)】・【(言われてみれば、ルジはナスラ国の人間なのよね……)】

【(じゃあ、嫌がられているわけじゃなかったのね)】で。セフの時を考えて、でもセフよりメモリーの数も少なかったからあと幕が7つ8つあると考えてもまだまだ地雷は全然大丈夫なはず。もうちょい地雷を感知できればなぁ。選択肢に恐れることも少なくなるんだけどね。残念ながら私にはそんなスキルはありませんので。慎重に慎重に。

ナァラは寧ろ従兄弟がルジで喜んでいますから。他の者、それこそスレンとかノールだったら「血液を誰かと全部交換したいorz」ぐらいは落ち込むだろうが。ナァラの「ルジだから嬉しかった」という言葉を聞いて、ルジ大きく息を吐きだします。どうやらこちらも緊張していたようです。えがったえがった。ていうか、ナァラ、本当にルジには超素直だね(笑) 確かに相手によりけりで素直になれたりなれなかったりはするけど、今回のナァラは誤解を身の内にため込まず、ちゃんとルジ本人に向って吐きだしてます。ええこっちゃ。

ところで、とルジが話を切り替えました。『兄さん』の件ですが、ルジ的に『兄さん』呼びはNGだそうです。以前、ナァラが「ルジだから力を貸したいと思った」と言っていた。薬師だからとかは関係なく、ルジがルジだから、ナァラは力になりたいと思ったんだよね。あの時、その言葉を聞いたルジは「一人の人間として認めてもらえた」ようで凄く嬉しかったそうです。そんなに薬師の重圧に耐えていたんでしょうか。あ〜。でもあるよね。ほら、普段は普通に何気なく生きてるつもりでも、ふっと誰かに「肩の力抜いてもいいんやで? 毎日お疲れ様」とかって肩ポンポンされるだけでふぅ〜っと楽になれる時あるよね。それで初めて、「あ〜、頑張ってたんやな」って気付ける幸せ。誰かが自分を見てくれていたのだと気付く幸せ。だから「よし。頑張ろう」と思える幸せ。あるある。

だからこそ、ルジはナァラの『兄さん』にはなりたくないのだと。ナァラにとって、「兄」であることの方に意味ができてしまいそうだから、それはちょっと寂しいから、と。だからこれからも「ルジ」と名前で呼んでほしいと。

この人はアレだね〜。今、これ、どんな気持ちで言ってんだろうってのが読みにくい人だよね。男性としての意味合いも含めてなのか、それはまだ蕾の段階なのか、それが読み取れないんだよね。同じくノールも分かりにくかったんだけどね。でもルジとノールの大きな差は、「その言葉の裏には一体何が!?」が陰と陽であること。ノールは、「一体何を考えて(企んで)るんでしょうか」でしょ。どっこいルジは「一体どこまでが天然なのでしょう」と。「好きですがそれが何か?」的な子龍天然とは違う。「断じて好きなどではない!しかし離れるな!」的な文若天然とも違う。何だろう。う〜ん……。タラシ属性? 天然タラシ属性。うん。それが一番しっくりくる感じ。ほら〜。ナァラもそんなこと言われて握手を求められてドキンドキンしてますが、ルジはいたってナチュラル。やっぱり天然タラシ素質が。

とか思ってたら、ぶっこんできやがったぁ!! 唐突にね!!

そんなわけでつづきはまた明日。あはは。

越えざるは紅い花 ルジプレイ日記56 ※ネタバレ有

ルジねぇ。今までウル目指してきたからいきなりルジと言われてもねぇ。大体、この人一回出てきたっきり梨の礫だったしね。ナランみたいにしょっちゅう出てくるんならまだしもさぁ。若しくは、もうちょい早く出てきてくれるとかさぁ。……そういやさ、どうなんだろうね。彼は。ナランの時はスレンが死んだからナランと結ばれたじゃない。まぁ、スレンが生きててもスレンならいずれは身を退いてたかと思うけど。で、セフの時は、ノールが「要りません」ってポイ捨てされたじゃない。まぁ、今から思えばあの雨の日も本当は迎えに行ってたみたいだけど、あの時点じゃナァラは捨てられるほどの存在だったわけだよ。じゃ、この人は? トーヤが身を退くのかしら。いやそりゃ退いてもらわにゃEDもへったくれもないんだけど。「想い合う二人の為に」ってことで爽やかに身を退きそうだよね。そう思うとホント、トーヤってノーマルだよね。スレンのような激しさも見えないし、ノールのような内に飼い馴らす闇パワーも見えないし。何かしらの過去はあるんだろうけどね。

まぁいいや。ルジね。はい。

でだな。中途半端なところで区切ってごめんね。天然タラシ素質なルジ君ですね。この人もあれだね。性欲っぽいの無さそうじゃない? なんつぅか、淡泊っつぅか、男臭さがないというか。あんまエチしてるとこ想像できない。

そんなルジは、トーヤに言われて今後は城内で研究を続けるみたいです。というか、お城に常駐してなかったんだと初めて知った。ルジと少し立ち話をしていてナァラはふと思います。何だかこの人は安心するなぁ、と。見た目がルス人と似てるからってのもあるけど、それ以前にルジの纏う柔らかな雰囲気がナァラの心から警戒心を取り除く。多くの男がそうであるように、女を見下すようなことも言わないししない。トーヤもそういうところはあるけど、ルジとちょっと違うかなぁ。トーヤは逆に女に対して妙に気負ってる部分があるのね。スレンはアレだし、ナランは童貞だし、ノールは肉袋扱いだし、セフはニートなマダオだし。ルジって本当に普通だよね。この世界じゃそれがちょっと異色に見えるくらい女に対してもナァラに対しても普通に接してくるよね。そう。そういうところが性欲少なそうって思うんだよね。別にトーヤに下心が見えるわけではないけど、あの人も男を感じるじゃない。あんな変な初夜ごっこしててもさ。案外ルジみたいのが、禁断の恋とかにハマっちゃうと割と暴走するタイプだったりするんだよね〜。は! そうか! 今自分で言ってて思った! そうだよ! 今までと違って、ルジは国王から略奪することになるんだよね! 正に禁断! おおお。急に興味が湧いてきた。

ナァラはルジに聞きます。どうしてルジは敵国の女にそんなに優しくなれるのかと。ルジは首を傾げました。自分が優しいだなんて、気のせいだと。いや充分優しいと思うけど。

ナ:[じゃあ、私が王妃だから?]
ル:[それも違います。俺は女性に……というより、誰に対しても普通に接しているだけです。ただ、そこに優しさがあるのかと問われたら、そういうわけでもありません。俺は優しくしているつもりはありませんし、たぶん俺は優しい人間じゃないと思います]

誰にでも優しい人って本当は誰にも思いやりがない人なんだよね。

ル:[……たぶん自分のため、なんでしょうね]

ルジは言う。女たちが強制的に連れて来られた現状を見ているのは辛い。それは「可哀相」だとか「どうにかしてあげたい」って気持ちの外にも、実は個人的な理由があるらしい。

で、選択肢。いきなり選択肢多くなったな。

「個人的な理由」。言いづらそうに話すルジの様子でそれが軽い話でないことは分かる。それを無理に暴けば無用に傷つけるかもしれない。とはいえ、ルジは女達を助けてくれる存在。その彼の行動理由を知るのは案外重要かもしれない。

【(聞かない方がいいわよね……)】・【(やっぱり気になる……)】

【(やっぱり気になる……)】。聞かない方がいい話ならそんなこと言わんでしょう。というか私も「個人的な理由」で気になる。もっとルジに対して興味度を上げなくては。

ほほう。なんか場所を変えて話をしてくれるそうです。なに? 思ってた以上に深い理由でもあるんでしょうか。しかも、話を聞く前にお願いをされました。話を聞いた後も、自分への接し方は変えないでほしいと。ええええ? なに? どんな理由(笑)? 私的にはもうちょいフラットな感じで聞こうかと思ったんですけど。人によっては「なんだそんな事か」って感じになるかもしれないが、人によっては「気持ち悪い」と思う話らしい。その気持ち悪さがルジの印象へと繋がる可能性もあると。なんかどんどん深刻な雰囲気になります。いいよ。変えないよ。平気平気。ちょっとやそっとのことじゃ私は揺るがない。どんと来い。ミルクプレイでも駄馬プレイでも文鎮プレイでも、そんくらい「実は……」な話がディープインパクトでない限りは全然おk。ミルクに敬礼。

なぁんだ。そんなことか。って言っちゃ駄目なのね。きっとルジにとっちゃ相当ショックな話だったんだろうから。でも。なぁんだ、そんな事か。

ルジは昔男に襲われかけたんだって。ルジは美男ですからね。まぁ女の少ないこの国で美少年が穴狙われても不思議じゃない。危ないところを親友二人に救われたらしいが、その時のショックを未だに引きずっているのだそうです。ね。なぁんだ、そんな事か。「実はホモです」って言われたらビックリしたけど未遂だしね。全然驚くほどの話でもないよ。大丈夫大丈夫。ほほ〜ん。だからこそルジは「女性にはあんな恐怖は絶対に与えたくない」と決めていると。それが「女性に対する優しさ」の根源であり、自分の為だと、そういうことですか。普通に優しいじゃないか。「思いやりがない」とか言ってごめんね。あんた、普通に優しいよ。自分の為かもしれない。でもそれが強いては誰かの為になることも知ってて心に誓いを立ててるんだから。

ふ〜ん。この話をしたのはナァラが初めてらしい。この話をすることによって、ナァラの信頼を得たかったのだと。ルジは今度の研究所で室長を命じられたそうで、腐死の研究をするにあたって、女たちの協力なくしてそれは成り立たない。だからこそボスであるナァラの信用をまず得ようと思ったらしい。自分が本当に腐死の為だけに女達に近付き、女達にはやましい下心など一切ないのだと、信用してほしかったのだと。いいんじゃないかしらね。それで。ナァラは一旦敵に回すと驚くほどに頑固だけど(スレン然り、ノール然り)、味方になれれば何があっても信じる子だからね。

全ての話を聞き終えてナァラは改めて思う。ルジは本当に優しい人なんだと。心の傷を刃に変えず、かといって悲しみも忘れずに寧ろ同じ痛みを持つ者に心を割けるルジは本当に優しい人なのだと。過去の傷を抱え、それと向き合いながらが生きるのは辛い。普通に生きてたって辛いことなんて沢山あるからね。辛いことなんて忘れたフリをしたところで忘れられるはずもない。忘れられないから人は過去から逃げる。追いつかれないように。取り込まれないように。でもルジはそれとずっと立ち向かっている。

ナ:[ルジは、優しくて強い人だと思う]
ル:[……やっぱり貴女は、可愛い人ですね]
ナ:[! ど、どうしてそうなるのよ! もしかして馬鹿にしてるの?]
ル:[はは、違いますよ。貴女は本当に、流星みたいな人だ]

流星? 流星? 一筋の刹那の光を見つけて心が踊って、また次に会えるのを心待ちにしてしまう、的な?

で、「同じ秘密(穴を掘られかけた話)を共有する者同士、敬語は無しにしましょと提案するナァラ。そうだね。敬語キャラはあの変態ドS様だけで十分よね。というわけで、ルジも敬語は止めるようです。照れてる照れてる。そして私も照れてる。照れる男をみるとなぜかしら。私も照れる。

「私にできることがあれば何でも言って」というナァラに対し、ルジは「じゃ明日から俺の研究を手伝って」と。おk、分かったぜと握手をすると、ルジにまた「……やっぱり貴女は流星のようだ」と。また言われた。どういう意味ですか。誰かに対して流石に「貴女、流星みたいね」と思ったこともなければ思われたこともないので流石に分かりません。「星のようだ」ならまだ分かるんだけどね。これも言われたことないけど。というかガチでこんなん言われたら超逃げるけど。「流星」ってどういうことなんでしょうか。いつか教えてほしいものです。

幕が変わって。
「繋がり」

人が変われば題名も穏やか。はい。愛情を深めよう。ルジから男臭さを腹いっぱい嗅ぎたい。はい。きもい。

ふ〜ん。なるほど。シャルがさ、一回目に城から逃げ出そうとした時、シャルに地図を渡して逃がそうとした男の人がいたでしょう。あの人、今の今まで捕まってたんだって。まぁ、貴重な女を逃がすのはそれは重罪なんでしょうね。で、貴族である彼は家の力で釈放されたものの、その評判はがた落ち。恐らく誰も望んで嫁にも行かないだろうってのを廊下で噂されているのをナァラはシャルと聞きました。シャルもあの頃より冷静になれたんでしょうね。あの頃はナァラを逃がしたくて仕方なかった。でも、それは人を傷つけてもいい理由にはならないし、裏切っていい理由にもならない。自分に気がある男を騙し手引きさせ、優しく接してくれた彼に対して「酷い事をした」と泣いて詫びるシャルですが、直で謝りに行く勇気はないようです。どんな顔をして会いに行けばいいのかと。シャル、今まで思わなかったけど、演技上手いね。中の人ね。「泣いてるの?」「こわわわわわわ」「死ぬの?」って本気思わされる演技を見るといつも思う。声優って誰にでもできない、偉大な仕事だな、と。身振り手振り表情、一切なく、声だけで感情の全てを表現するんだから。偉大な仕事だよねぇ。

そういや、その人、確かルジの友達だったよね。って公式にも載ってます。ふむふむ。シャルのことは何とかなりそうです。ルジも詳しくは話しませんが、シャルが心配するほどのことじゃないと笑ってますし。で、公式見ても「馬鹿がつくほど楽観的」とか書かれてるし、つまりはそういうことなんでしょう。じゃ、ほっとこう。

ナァラはここ最近、ルジの研究の手伝いをしていて思いました。薬師とは本当に大変な仕事なのだと。新薬の開発、これがうまくいけば世界を変えるほど大きな成果へと繋がる。なのに批判的な態度をとる人間もいれば罵声を浴びせてくる人間もいる。その中でルジはそれでも前向きに頑張っている。トーヤもだよ〜、と思わんでもない。こないだまでトーヤも寝る間を惜しんで研究してたしね。でも流石はルジルート。トーヤはすっかり空気です。

ルジは言います。薬師はなろうと思えば誰にでもなれる職業。ルジが薬師になる時も、父は「そんな薬師になるより世を動かす政治家になれ」と反対していたと。そして自分もその父の言葉に一理あるんじゃないかと思うようになった、と。女たちは薬師のルジを頼るのであって、もし自分が他の何かであればこんな風に頼られることはなかったのかもしれない。それはつまり、重要なのは「薬師」という職業であって自分ではないと。ネガティブスイッチ? ナァラはそれをバッサリ否定。ついでに選択肢も出現。

少なくともナァラは薬師ならば誰にでも力を貸す訳ではない。ルジだからこそ協力したいと思えた。

選択肢。
【「ええ。ルジという人間を好きになったの」】・【「職業で人を見ているわけじゃないわ」】

【「ええ。ルジという人間を好きになったの」】。当然。つぅか、ナァラ。ルジを天然タラシ扱いしてるけど、どっこいナァラも天然タラシだけどね。ほら。それを言われたルジは息を呑んで頬を染めてます。

ナ:[ん?]
ル:[お、俺も……君が好きだよ。友達として]

「友達として」と慌てて付け足したような感じ。ヒュ〜ヒュ〜。そんなルジに飲み会に誘われました。もっと親睦を深めようと。自分の友達とナァラの友達と。合コンかよ! まさか二次元で合コンに誘われるとはね。いいね〜。ほんと、このゲーム面白いよね。まぁね。ルジは今日釈放された人、エルスって人に頼まれたか、その人の為だと思うけども。でも合コン(笑)




越えざるは紅い花 どうやらルジに決定プレイ日記55 ※ネタバレ有

どんくらいぶり? 過去最高、開いたねぇ。ホント、誤解しないでね。紅花がおもんないからってわけではないんだからね! あのクソだったオペラ座ですらこんな開いてなかったしね! ひとえに、老いた私の体の(主に右半身)の所為だからね!

さ。やるか。

お。このトップBGMも久々に聞くぞ。内容は大丈夫。覚えてるよ。覚えてるつぅか、ウル相手で別にそこまで話も進んでいなかったような。あれだよ。女たちの協力も得られたし、よしこれから打倒腐死目指して頑張ろうぜってな時でした。トーヤがナァラに対して特別な感情を抱いているのかどうかはともかく、ナァラは、う〜ん、どうだろう。恋愛的に好き、というよりは、人として好きって感じの方が強いかも。まだね。ナァラ、自覚するんも遅いしね。

はい。そんなザックリ説明も終えたので進めますか。

ほほう。女たちの協力も得られた矢先、侍女が腐死にかかったそうです。もってあと二か月。最近は治まりつつあった腐死だったのに、ここにきてまた腐死感染者が出ました。落ち込むトーヤとナァラ。ナァラってさ、腐死を完治してるんでしょ。ということは、つまり、腐死に対する免疫を持っているってことではないのかしらね。この世界に血液検査とかないのかしらね。そこから血清的なものを作れないのかしら。ね。

ふ〜ん。一応、今ね、コレ、ウルに向って進めているはずだから、今はトーヤとの諸々のやり取りは伏せるけども(かといってウルもそう頻繁に出てくるわけでもないから実況、……いや! 感想! 感想としては非常に書きにくい。そもそも、本当にウルに進んでなかったら過去最高にgdgdになる恐れアリ)、トーヤが食事を終えて部屋を退室した後、ウルが食後のお茶を持ってくるのね。で、盆に乗せられていた赤い花を見てナァラは「『名もなき花』みたいね」と言います。血相変えるウル。『名もなき花』、それはあの国境堺に咲いている、精霊たちの怒りの象徴みたいにされて腐死を彷彿させる縁起悪い花だからね。宮殿の庭に咲いていた赤い花をナァラへとプレゼントしたトーヤに対しても失礼です、みたいな感じでウルが怒るのよ。どっこい、ナァラはあの赤い花が嫌いではない。寧ろナァラはあの花が好き。初恋を思い出させてくれるあの赤い花。ナァラはあの花を一度食べたことがあるそうです。バヤル(多分トーヤ。ナァラの初恋の相手。多分)に赤い花で作った指輪をもらうのね。それをオーリ、だったけ? ルスの国王であり、ナァラの義兄であり、婚約者だったあのオーリ、だったけ? あれに「そんな不吉なものを身につけるとは!すぐに捨てなさい!」ってな感じで取り上げられそうになるのよ。で、バヤルにもらったそれを奪われたくなくて、ナァラはそれを食べたそうです。で、そこからナァラの記憶も曖昧なんですが、その花を食べた日に腐死にかかったのか、その前から腐死にかかったのか、どちらにしても、その近日で腐死にかかったのは間違いなさそうです。

これはアレだね。やっぱりあの赤い花が腐死を治す薬になるんだよ。そうだ。そうだね、よく考えればそうだよ。ほら、ルスよりナスラの方が被害が大きいって言ってたじゃない。確か、ルスには国境付近に村か町があったよね。不吉な花を食べているかどうかは分からんが、何かしらの影響は受けていると考えて、で、その村か町で腐死を食い止めているから、ルスは腐死の影響が少なかったとか。描写から見ても、国境付近にナスラには村も町もなさそうだったし。喰いとめるものが何もないから、ナスラでは被害が広がる一方で。みたいなことかしら。それに、スレンのEDで、腐死の治療薬が出来たじゃない。で、治療薬に関しての詳しい説明はなかったけど、トーヤがあの赤い花を大量に刈っていったみたいなことを言ってたし。でも、だとすりゃ結構間抜けな話だよね。精霊の呪いと称されたあの花を、トーヤ達は一度も調べていなかったってことになるんだから。まぁ、あくまでこれは私の仮説だけど。まぁでも少なからず当たっているとは思います。

お。ナァラも腐死について考えてます。赤い花とは結び付けてないけど、ルスとナスラ、この隣接する二国間でも腐死の被害状況は格段の差があった。おそらくそこには何か明確な理由があるはずだと。動物園の檻の中のクマのように部屋の中をグルグルしながら頭の中もグルグル。

お。久々の選択肢だ。
グルグルしてても一向に考えがまとまらない上に疑問の種を増やすばかり。ナァラは息抜きに窓の外を見ます。外は快晴。穏やかな風が気持ち良さそうです。

選択肢。
【「散歩でもしてこようかしら……」】・【(だけどトーヤも頑張っているのだから……)】

【「散歩でもしてこようかしら……」】。時には息抜きだって必要だよ。いいよいいよ。外に行っといでよ。ウル連れて散歩でもしておいでよ。

ナァラは気持ちを切り替えるために散歩をしてこようと立ち上がります。もしかしたら意外な答えが見つかるかもしれんしね。行っておいで。

なぁんだ。一人で散歩ですか。まぁいいや。清々しいほど晴れ渡る空を仰ぎつつも、ナァラはルスで過ごした楽しかった過去を振り返ります。分かる分かる。そういう日、太陽の光を浴びて穏やかな風に吹かれてる時って、不思議と暗い事考えないよね。日光浴って大切。

そんな時でした。風にそよいで洗濯物が空を舞っています。それを追いかけてくる侍女。洗濯物はナァラの近くの木に引っ掛かりました。どう計算しても棒なんかじゃ届かない高さにそれはある。というわけでナァラが木登りしてとります。相変わらず男前なナァラは「妃殿下?ああ、そうだったわね。でもまぁ元々高貴な血筋でもないし、それに私木登りは得意なのよ!」と、侍女の制止を振り切って、意気揚々と木登りに挑戦です。ナァラ、こういう時、本当に楽しそうだよね。まぁ、当然、木登りする時点で「落ちる」フラグが立つのですが……。

ん? だれ?

?:[大丈夫ですか?]
ナ:[!? 貴方は……]

ルジだ! 久しぶりじゃないか! ……おい。……久しぶりだよね、ホント。ちょっと待て。ちょっと待ってくれ。何この人。急に出てきたけど。今までチョロチョロパッパくらいにしか名前しか出て来なかった男が、なぜ選択肢を経てここで出てくる……。間違った? これは、あれ、じゃないか? ノールの時に裏門に回るか回らないかでセフが出てきた・出てこないばりの完全なルジフラグでは? お〜尿〜! 今まで出て来なかったくせに! 空気感パネェってくらい私の記憶にも皆様の記憶にも霞程度だったくせに! え〜? マジで〜? セフの時はでもだって、結局裏門に回らない時点で最後まで出て来なかったしね。んでもって、あそこから完全にノールルートとは離別したわけだしね。オ〜尿〜orz! 多分、そうだね。 いや、まだ分からんけど。でもセフの時と一緒だもん。散歩に出るか出ないかだけでルートがポキンと折れるとは思わないじゃないか! だって! だって! ナァラにも時には休息が必要だと思ったんだもの! うう。私のナァラ好きが却って仇に。

ウルだと思わせておいてルジルート突入です。題名にも響いてくるので、サァタンに聞いてみた。ルジが出てきたらもうそこはルジルートらしい。やっぱりそこはセフと一緒らしい。というわけで、ルジに入ります。公約通り、間違っても進み続ける。でもそうか。ということは、つまりあそこが分岐点になるんだね。でもあれだね。もうルジに入ったんなら入ったでルジに行くけどさ。勿論、ハピエンから目指すけどさ。ルジが終わったらトーヤに行きます。うん。というのもね。ウル、本当に出番が少ないんだよ。感想書こうにも、トーヤの事はしょると書きにくいんだよね。というわけで、感想日記、読みやすくするためにも、強いては私の脳内整理が簡単にできるようにルジ終わったらトーヤ行きます。んで、最後におまけ程度にウルで。サァタンにそれで聞いたら、「うん。ボリューム的にもそれの方がいいかも〜」だって。というわけで。

あはは。新年早々、間違えちゃった。うん。久しぶりだからね。オトゲもエロゲもやるの、これ、久しぶりだからね。感が鈍っちゃった。てへぺろ。

よし。こうなりゃ切り替えだ。ルジのハピエン目指して頑張るぜ〜。

はい。つづきね。枝が折れて落下するナァラをルジが受け止めました。最初[?:大丈夫ですか?]って声だけで出て来ても、本当に声も覚えてないから誰か分からんかった。お久しぶりのルジです。薬師のルジです。超穏やかそうな顔してます。ルジです。

[目前には見覚えのある顔があった。印象的な事件と結びついているから、忘れるわけがない。このルス人の特徴を持つ、綺麗な面立ちをした青年の名は――「ルジ……」]

と、久々すぎて、ナァラすら説明がまわりくどい。

ル:[良かった、憶えていてくれたんですね]

すいません。全然忘れてました。ごめんなさい。

ル:[結構長い時間が経ってしまったので、忘れられていても不思議じゃないかなーと]

グッサァ(笑)! え? なに? これは私に言ってんの? ナァラに言ってるより、私に言われてる感じがするんですけど!

お。選択肢だ。
【「そういえば姿を見なかったわね」】・【「忘れるわけがないわ」】

【「忘れるわけがないわ」】! ええ、ええ。忘れるなんてとんでもないですよ! 忘れるわけがないわ!

あ〜。そうだったね。ルジはサラーナの病気を治してくれたんだったね。で「今回も助けてくれてありがとう」と。「命を救うのが薬師の役目ですから」ニコリみたいなね。この人基本、微笑んでるね。人畜無害な感じ。この人の声は全然知らない人の声ですね。あ。そうだ。声で思い出したけど、ナランね、狼さんじゃなかったね。名前がごっちゃになっててね。てへへ。だろうね〜。声が全然違うもの。ていうか、誰か突っ込んで!(笑) チッチ、サァタン共に私の大ボケに巻き込まれてましたが、誰か突っ込んで(笑)!

というわけでね。はい。どうでもいい。

お礼を言いつつ、ナァラはハタと自分の状況を把握します。お姫様抱っこされたまんま。それを突っ込むと「軽いから忘れてました」と。まぁな。確かにナァラは乳意外に脂肪は見られないしね。乳だけは重そうだけども。羨ましいこった。で、そんなことを言われたナァラは柄にもなくドキンちゃん。意外な逞しさをその腕から感じてしまい、今さらながらドキンちゃん。まぁね。お姫様抱っこしててそれを忘れるくらい軽かったって、最早それって羽毛レベルだよね。ただの薬師らしからぬ、意外と力持ちだったので驚いていると、「世が世がですから、一応訓練はしてるんですよ」ときたもんだ。なるほどねぇ。

まぁ、せっかく取れた敷布も泥だらけになったわけですが、まぁ、無くなるよりはね。侍女も、妃殿下を危険な目に合わせたことで真っ青でしたが、「久しぶりに木登りができて私もいい気晴らしになったわ」と楽しそうに笑うナァラに安堵の笑みを零し、一礼して立ち去って行きました。侍女が立ち去り、残されたルジはナァラに向って「次は違う気晴らししてください」と。これは意外、とナァラは驚いてルジを見ます。その表情故か、あんまり誰かを咎めるような人間には見えなかったから。まぁ、確かにね。うん。

ル:[もしまたあんな事故があったら、悲しむ人がいるでしょう?]

問われたナァラは、シャルやサラーナの顔を思い浮かべた。確かに自分が怪我をすれば二人は心配するし場合によっては悲しむ。それを言われればナァラも黙って引き下がる他ない。

ナ:[……わかったわ]
ル:[……]
ナ:[なに?]
ル:[やっぱり面白い人ですね]
ナ:[今のどこに面白さを見出されたのか分からないわ]

私にも分かりません。一人笑うルジの目の前でナァラは彼を睨んでますと、「面白いというか、可愛い」と言われました。もっと分かりません。ルジは言う。親友のために命を懸けたり、敷布一枚のために木登りもする。周囲を驚かせるほどの行動力の裏で、人を思いやる心も持ってる。というか、ナァラの原動力は全て、人への愛情。そういうところが、一生懸命で可愛いのだと。

うんうん。だからナァラはいつもぶれないんだよ。自分の為、ではないから。案外自分の為の行動でブレやすかったりするんだけどね。

子供しか写ってない年賀状、親しくなければぶっちゃけ要らない。

あけましておめでとうござりんす。挨拶が遅くなりまして申し訳ない。皆様、いかがお過ごしでしょうか。

ね。年賀状しかやりとりしてない友達の子供の成長記録を見て、やれディズニーに行ってきたとか七五三の写真がどうとか、正直興味ないんだよね。親しい子であれば別にいいんだよ。寧ろ微笑ましいよ。次に会った時のネタにもなるし、コメントのしようもあるだろうよ。子供しか写ってない年賀状に「今年もよろしく!」と書かれたメッセージ。ここ数年会っていないあなたとも、ましてや実物見たことない子供ともよろしくする気は毛頭ねぇしそんなに暇でもねぇよ、と、流石に面と向かって言うと顰蹙買いそうだからここで愚痴りました、と。

いやぁ。年末から昨日まで飲みまくってました。私ね、食いながら飲む派なのよ。常に何かを腹に入れながら飲んでると酔いにくいんだよね。常に何かを食べている。主にたこわさとかそういう系。ちょびちょび長く食べられるやつね。そして酒を飲む量も……どんだけ飲んだかな。大晦日の日に、親友Kの陣痛が始まり、それで面会ギリギリまでお見舞いに行ってたのね。そのまま行けたら立ち会えるはずだったんだけどね。結局生まれたのは翌1月1日。すげぇよ。12時間以上もアレに耐えていたとは。で、今年は一人で飲んでましたね。31日は焼酎飲んで、1日は日本酒飲んで、2日はワイン飲んで、昨日は焼酎に戻って。おかげで太りました。おまけに顔もむくんでおります。まぁ、正月休みの2kg増はすぐに落とせるからいいんだけどね。思ってた以上に増えてなくて安心。

とにかくねぇ。年末に腱鞘炎になったでしょう。あれで、弟の友達に針を打ってもらって大分楽にはなったんだけどね。何だろう、ずっと違和感が残ってたのね。で、パソコン自体を自粛してました。この機会に休まなくてはと。仕事始まったら嫌でもまた酷使することになるからね。

でさぁ、パソコンできないってなるとすることないんだよねぇ。ゲームもできないしね。で、本を読んでました。つってもね。本も長時間になると右腕が疲れるからそんな長時間も持てないしね。クリスマスに彼氏に買ってもらったオーシャンズのDVD(3枚3000円)を見ぃの、キネトグラフを巻き戻し巻き戻し何度も見ぃの、オトパ2013を何度も見ぃの、ニコ動の実況を見ぃの。やっぱパソだよね。パソがないと。読んだ本ね、前に言ってた五木寛之氏の親鸞上下巻ね。もっと伝記的な史実が載ってるのかと思ってたけども、まぁそこは小説。私的に小説はあくまでも小説。そこに史実云々を求めるわけではないので、楽しく読みました。いや、面白かったよ。親鸞って人を分かりやすく知るには読みやすい一冊じゃないかな。私的には親鸞さんが凄いって思うより、恵信尼さんの方が凄い気がするけどね。そういう次元の話でないことは私も分かってるけども、リアルにあんな苦労性な旦那は嫌だ。私も親鸞さんに関する史実は一切読んだ事がないんだけどね。歎異抄だったり教行信証だったりを研究している人らの本を仕事でしていくうち、いい加減14年もやってりゃ理解してきたってレベルなので、私が思う親鸞さんって、僧っていうよりは哲学者って感じがするんだけどね。あくまで私の思う親鸞さんね。上下巻で流罪までってのが物足りなかったけどね。でも今「激動編」ってものがあるらしく。布教活動時代だよね。次はそれも読もうかな、と。結構仏教って面白いけどね。阿闍世の話とか、普通にドロドロしてて。

というわけで、明日からまた紅花をまたうpしていきます。うん。なんかちゃんと静養したからか、右腕、もう全然大丈夫。違和感もないし。というわけで、今日やってた分を次から上げていきます。

今年も宜しくお願い致します。

ソラ
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2013年01月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31