綺羅子です。
今日の札幌は雪がすごいわね。
屋外から屋内に入るたびに眼鏡がくもるんだけど、いちいち拭くのも面倒だし放っておけばそのうち戻るから、、といつもそのままにしておいているのよね。
そうしたら、さっきたまたま出会った知り合いにいきなり吹き出されたわ。
そんなにおかしいものなのかしら、、、

響子さんが前回ガラスの仮面について書いているのを見て、自分が子供の頃に読んでいた漫画のことを色々と思い出してしまったわ。
ベルサイユのバラ、ポーの一族。
この辺は友達のお姉さんのを読ませてもらってた気がするわね。
キャンディキャンディ、ファンション・ファデ、ガラスの仮面。
この辺は、実家に帰ったらまだ押入れの奥に残ってたりするのかしら。
それとももう捨てられてしまっているのかしら。
名香智子さんは今でもわりと好きな漫画家さんなのよね。
ガラスの仮面は、もちろん私もうおちゃんの犠牲者となったわ。
あの漫画は内容を知っていても次々読み進めないと気が済まない、一種の魔力を持っていると思うのよね。

そして、そのガラスの仮面に匹敵すると私が勝手に思っているご長寿少女漫画といったら、王家の紋章じゃないかと思うのよね。
キャロルというアメリカ人の少女が古代エジプトの女王の呪術によって、その古代エジプトへとタイムスリップしてしまうというお話。
最初は異人種(白人)ということで色々大変な目にもあうのだけれど、未来人としての知識が彼女の身を助けて、やがては「ナイルの娘」、神の使い、みたいな感じで人々に崇められていって、古代エジプトの少年王との間に恋が芽生えたり、他国の王子に横恋慕されたり、それはもう大忙しという波乱万丈の大河ドラマなのよ。

当時白人を見慣れていない(はずの)中東の人々が、こぞって白人のキャロルを美しい美しいと崇めたり、古代と現代を幾度も行ったり来たりするキャロルが、なぜか現代に戻ってくると古代で経験した出来事の記憶をいっさい失っていて、古代に戻るとまた記憶は元通り、なんていうかなり強引でご都合主義的な部分はあるけれど、それもこの漫画の魅力を損なうものではないと思うのよね。

こうやって書いていたら、なんだか読みたくなってきたわ、、、
もう何年も読んでいないけれど、いったい今はどんな展開になってしまっているのかしら。
相変わらずキャロルは行ったり来たりを繰り返しているのかしら。
完結したらまとめて買おう、と思っているうちに、ずいぶんと年月が経ってしまったけれど、、無事完結することを祈りたい気持ちと、終わってほしくない気持ちが入り乱れてるのよね。

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