おはようございます。
2歩歩いたら1歩は後退りたくなるような寒さに身体と精神を攻めぎあわせています。

ちょっと前の話。
『髪切ったー?』とよく言われるている友達が素直にうんうんと大なり小なりとも軽くなった頭を揺らしながら答えているのを横目にここ数日に髪を切った人の多さに小さい目を少しだけ見開いて世界を眺める。
暑い夏を共に過ごした艶やかな黒髪達を意図も簡単に、自分から体外へと解き放ち解放への手助けを何も自分の意思で下さなくても良いのにと私は思うし、これからの凍えるような実際は多分足元は凍っているはずの冬を自身の形状だけで守れないのは些か不憫な気さえするので切らなくても。
そんな本当は羨ましんでいる私に会話を終えた友達は私にも、会話を降ってくる『髪の毛切ったー?』と。

私はこの後左に一つに束ねている髪をばんばんと揺らしながら否定をする事になり、またも私の『ハゲ』噂が再発する事になるなんてこの時の私は露ほども知らなかった。


昨日の話。
昨日はおおきな蜂さんが私の教室に訪問なさって、その訪問は悲鳴と逃げ惑う人間の大量の足音を手土産に持ってくると共にぶんぶんと無駄な雑音まで引っくるめてくるものだから大パニック。最後は逃げ惑う人の中一人微動だにしなかった私の導きにより手土産と生徒へのおもてなしたっぷりの蜂様には丁寧にお帰り頂いた。そして、私には惜しみ無い拍手が浴びせられた。
そんな日々。