勉強や本を読み過ぎたためにおこった近視(一般近視)と、コンピューター画面を見つめすぎたためになってしまった近視(コンピューター近視)とでは、脳の疲れ方、治し方が異なります。
コンピューター近視の場合、毛様体筋の過緊張といった原因はあるにせよ、最も考えなければいけないことは、脳の発送などが生み出す部分=前頭葉が休止状態になってしまっているのです。
さらに恐ろしいことに、刺激に対する反応だけで、あらゆることを処理する傾向になってしまっていることです。極端な話ですが、梅干しを見ると唾液だ出る、といった反射運動だけで物事を処理してしまう傾向になってしまいます。
昨今、マスコミでも話題になっているゲームやPCばかりをやっていると反射のルートばかりが発達して、逆にいろいろなことを考えて創造していくクリエイティブな力が減少してしまいます。コンピュータ近視と全く同じです。
とにかく目の前に現れたデータを処理しよう、そのことだけに集中しよう、として脳のデータ処理だけの部分が異常に働き、あとの部分が休止状態になっています。極端にバランスが崩れています。
脳のデータの処理の部分を休ませて、何かを生み出す部分(前頭葉)を目覚めさせるエクササイズをご紹介します。
@リラックスをして目を閉じます。
Aおでこのあたりに自分の好きな色を思い浮かべます。たとえば、青としましょう。できるだけ鮮やかに青を思い浮かべてください。
Bイメージした色をそのままにしておいて、また別の色を思い浮かべましょう。たとえば、黄色。これもできるだけ鮮やかに。いま、あなたの頭には鮮やかな青と黄色の2色がイメージされています。
Cイメージしている色を頭の中で混ぜてみてください。青と黄色であれば、実際は緑になりますが、あなたの頭の中では何色になろうがかまいません。
D2色が混ざって1色になったら、また別の鮮やかな色を思い浮かべて混ぜてみしょう。

A〜Dのプロセスを楽しみながら何度か繰り返してみてください。いつもPC作業などをしている人にとっては、脳の
疲れを意識的に休ませるようにしましょう。

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