アヴェンジャー Ver1.11 −闇の覚醒−
作者・レンパンマン 様
恵みをもたらす四つのクリスタルによって、平和と幸福を謳歌していた世界。その裏で、暗黒神によって生み出された一人の男が闇の中、目を覚ます――
先日書いたアヴェンジャー・リバースの前の時代を描いた作品。こっちから先に遊ぶのが良いのでしょうが、続編のネタを知っていて楽しめる部分もあったので良しo(*・ω・)ノ
相変わらず、バランスがよくてダンジョンも広すぎずで遊びやすい作品でした。序盤の一人旅部分だけですね、少し大変なのは。ラスボスはHPがやたら多いように感じましたが、戦闘自体は無理が無いので許容範囲(-ω-*)
バランスの良い長編作品として、この二作はお勧めですねΣd('-^*)
まあ、一人旅の間は雰囲気がアレなので人を選ぶ感じですけど。最初の仲魔である「V」が加わると、空気が一気にコメディ化。発言するたびに私は吹き出してました。まあ彼の言動もまた人を選ぶ感じではあります(゜∇゜)
奇をてらったシステムの無い、オーソドックス作品で遊びやすい良作(^^*)
ちょっと長く感じる一人旅で、暗黒神様の試練を乗り越えてようやっと人間界に転移したと思ったら、そこには予言された闇をもたらす者を地上に出す訳にはいかんとか言われて、待ち伏せしていた王国騎士達に襲われる。
返り討ちにして地上に出たら出たで、アヴェンジャーさんの独り言がコワイ(-ω-*)
平和を謳歌する王国を尻目に、四大元素を司るクリスタルを奪い取りに隣国の国境を警備兵を蹴散らし突破。因みに今後も、各地にある国境は毎回必ずこの手で強引に通るという(゜∇゜;)
火のクリスタルがある火山の麓の警備兵も(以下略)
私は一度、この辺で話のダークさに堪えかねて止めてしまったのですが、今回は我慢して進めます。アンジー君(アヴェンジャーだと長いので略称)の躊躇なき突き進みっぷりに微妙な心境に陥りつつ、火のクリスタルを入手。
そのままこの国に特攻仕掛けるのかと思いきや、まずは各地のクリスタルゲットが最優先らしく、火の国もスルー。おっとこれは予想ガーイ(  ̄∇ ̄)
次なる国への国境破りに赴くと、
「遅かったですね。待ちくたびれましたよ」
と、声を掛けられるアンジー君。
うぉぉぉぉっ、それはこっちの台詞じゃああああっ(」≧□)」
こちとらお前の登場を待っていたんだよ、「V」!
期待通り、初っぱなから愉快過ぎる言動を繰り広げるダンピールである。いや、明るく虐殺とか言ってるけどさ…(^_^;)
何か喋るたびに笑いがこみ上げてくる「V」のお陰で、それからの冒険は戦力的にも精神的にも非常に楽しいものに。コイツやべぇ、期待以上だったわ(∩∀`*)
個人的に、自称救世主なジョンの先祖らしき人物を見掛けた「V」の反応が笑えた。昔の自分を見ているようだって…今とそう変わんねー(゜∇゜)
他にアンジー君の仲魔になるのは、次の作品で三従者と呼ばれる脳筋ダンテと狂信者ラプラスなのですが。ダンテからは何だこのアホは?と呆れられたり、ラプラスに知的ポジションを取られたと悔しがったりと、「V」さんの後の仲魔への無関心っぷりの根底が窺えます(-.-;)
お前ら、一番アンジー君に貢献してるのは「V」なんだからなー。三従者の中で唯一戦いを挑んできたりしてないし、パーティーの回復役だし、何より奴は貴重な道化(≧н≦)