風が強いとこですなここは
日傘で空も飛べそうです
ずいぶん春が長いなーーー
もうこれで春何番かなー
と思っておりました
まさかとは思いましたが札幌では既にまさかの初夏の様相らしい
長Tにカーディガンでちょうどよく、湿度が低いので汗が出ません
これは春やで
いわゆる初夏とは、半そでで汗ばむ頃のことでしょう
後はセミの鳴き声を待つのみ、ってのが初夏でしょう?
がんばれば海にも飛び込める塩梅の
初夏でこんな塩梅だから、札幌の街ではセミも見かけないらしい
じゃ夏の朝は何の音で目を醒ますのだ
オーサカの気候に慣れたこの体には、これは堂々たる誤認で春です
なんだかのっけから得した気分
この勢いで、札幌の真夏を初夏と誤認していきたいと思います
そしてそんな北国的初夏の5月に運動会をするのが北海道流らしい
娘の通う小学校でも運動会がありました
そしてママ友によると、こんな時にはすかさず校庭の隅で“焼く”のが北海道流らしい
ジンギスカンをね
旦那さんは「そんなの見たことない」って言うから、何なら娘そっちのけで、“焼くか焼かないか”をしっかり確認したかったけれど、残念
1年ボウズは半日でおしまいのため断念しときました
学校の敷地を出たところにはかき氷の出店があったけど
その日は一旦、毛布を取りに帰るくらい風が冷たくて強かったけどな
でも、こんなにきちんと(井戸端せずに)わが子の出番をすべて見たのは初めてです
開会式では1年生の宣誓が可愛かった可愛かった
知らん子たちやのに、また感涙しました
かけっこも、玉入れもよさこいソーラン(もどき?)も、リレーも、1年生らしいちびちびした動きで実に和みました
去年は年長さんで大きく感じたものが、今年はちびちびで何だか笑ってしまいましたが、至って真顔で「どっこいしょ
」つって見得を切るとこじゃないのに大見得切ってる愉快な娘をたっぷり見ることができました
何だか本当にすっかり始まって進み始めた札幌ライフ、次回はレアキャラ息子の話にしよかいな
五月晴れのオーサカで、結婚式を挙げてきました
序盤ですらない、挙式前のリハーサルで、父とバージンロードを歩く所からすでに号泣
タオル地のグローブにすればいかった
あともうちょっとリハーサルが長引いたら、彼のグローブで鼻かむところでしたわ
<ブー
メイクさんが慌ててお化粧を直してくれて、気を取り直して本番
出番ギリギリまで父と雑談をして、気を落ち着けて、さて!
って同じ立ち位置で、同じ右眼と左の鼻の穴から涙とハナが出てきて、ある意味リハーサルどおりの式になりました
式に向けた打ち合わせの、初日に申し出た「キスは辞退したい」の件、ハゲるほど粋な式場の計らいでまったく忘れられており、直前のリハーサルで初めて忘れられていることを知るという
キスは好きなのよ
大切な人とのキスは尊く貴く、何にも替えがたい
特に離れていた間、絵文字の“
”にまでヤキモチ妬いてた私にしたら、とても神聖な行為なのです
さらには結婚式でのキスだなんて、どんなに歳をとっても女子の憧れ
しかし子連れ再婚で、かつママ友の子どもたちも参列するのにキスだなんてーー
恥ずかしいじゃないかーー
というワケで、キスは辞退したかったのですが、リハーサル中に私たちが戸惑う間の牧師さんの無言の重圧のおかげで、思い切ってキスすることに決めました
牧師さんが「you may kiss your bride」って言うのを聞き取れていかった
花嫁からガッツリぶちゅっと行くところでしたぜ
彼が唇を寄せてくれて、きっと人前だから気持ちの入らない一瞬のキスなんだろうな
と想像していたのとは異なり、とろけるくらい優しく長いキスでした
背筋をピンとするのを忘れた
「はい、誓います」がかすれてはっきり言えなかった
介添の人に借りたハンカチとはいえ、鼻を思いきりかみたかった
厳かで、清浄で、晴れやかで、ハナを垂らしたあっという間の一日でした
いい歳なんだから、子連れ再婚なのにもらってもらうんだから、彼のアウェーでの挙式なんだから、私は落ち着いて大人に大人に…
って全然ウッキウキして終始ニヤニヤしてました
楽しいな
結婚式って
もっかいやりたくなるな
次はきっとうまくできるよ
式の日の夜は「あ〜楽しかった
」って二人で布団に入りました
前述の
魔法の水
発見未遂検査の後、研究室を掃除していたら、過酸化水素の入ったボトルが空に
ノズルを外して補充し、手際よくノズルを戻して、先程は少し硬かったので今度は両手で握ったところ、
ノズルの向きがいつの間にかこっち向きだったっていうね
アウッ
目がー目がー
って
私の目でヒドロキシラジカルがー
って
泳ぐのは好きだが、目を洗うのがイヤで水泳教室を辞めた私、こんな時も細く垂らした水道水で指を濡らしてちびちびちびちび
って洗い、眼科医の妹に無料相談して果てました
ふー…
角膜が剥けたかと思ったぜ
妹に「や、またさか」って返信されなくていかった
息子に激怒してビービー泣いた時に、コンタクトレンズが外れたので、メガネに替えようかと思いつつも気力なく、右眼のレンズが外れたまま1日過ごしておりました
その右眼に過水点眼
娘のエタノールも相当スースーしたでしょうが、過水ハンパない
弱酸性ながら劇毒物扱いの威力たるやもう
今まで濁った目で見ていたからかしら
何だか世界がバラ色に見えるだわ
その後3日ばかり、コンタクトレンズを入れずにメガネで生活しておりましたらば治りました
しかし景色はバラ色のまま
こんなことしておいて、ドナーカードには角膜もドウゾって書いてますしっかりと
すまんね
バラ色のでよければ、私の死後はどうぞ遠慮なくお使いください
何だか下に出るエロいマンガの広告で、お兄ちゃんが
“そんな声、出していいの?”
ってまったくです
激しく同意
そんな声、出さないでセックスする方法が分かんなくなりました
年頃の子どもがいるのに
義母とも同居予定なのに
ソッチも含めて、新生活はまさしく新しいことだらけです
こんなにGWを、子どもたちのためにみっちり過ごしたのも初めてでした
円山動物園には、お弁当を持って、義母も誘ってみんなで行ってきたんですよ
GW仕様なのか5月の札幌だからなのか、動物たちがやたら元気で面白かった
シロクマもオオカミもお猿もペンギンもアクティブな中、リスは留守でしたが
五天山(ごてんざん)公園やモエレ沼公園、白い恋人パークにも行きましたよ
よかったら天空からご確認ください
イノシシの放牧が見られるかもだわよ
義母と焼肉にも行きましたし
タイムアウトにて晩ごはんの支度に間に合わず、の外食もあったり
…
家族ってそうなのか
ワークライフバランスってこゆことか
みんなで明日の作戦を相談する時間がとても楽しくて、家事をしながら思い出してはニヤニヤします
遊びすぎてごはんの時間が担保できてなかったけど
そのうち慣れるかと思いきや、GW中ずっと落ち着かなかったんだけど
旦那さんにとっては、失った物と言えば静寂でしょうが、私が失ったものと言えば…
常に頭にこびりついて離れなかった、患者さんたちの容態を気にする時間
研究テーマの新ネタ出し
お役人様とのバトル
ママ友のボヤキ
どれを取っても惜しくない、金太郎飴みたいだな
その金太郎飴を束でごっそり大阪に置いてきて、ほんとに私、最近めっきりふわふわになってきました
特に腰肉の辺り
彼はずっと今まで、どの人ともこんなに心地よい恋愛を重ねてきたのかな
お互い何も気負わない、自然な関係をどうして出会った瞬間から始められたのか、実に不思議でなりません
義母は突如現れた息子の嫁が、ある日唐突に消えるのではないかと心配しておりますが、長い時間患者さんの不安を除く仕事をしてきたつもりでも、そんな義母の杞憂ですら取り除いてあげられない私のアンバランスさよ
元気なベビでもペロッと生んで、増えた家族の分、ヤミクモに働くのではなく、みんなで手分けして、豊かに過ごしていけたら義母も安心するかな
……
旦那さんの濡れた折り畳み傘を干そうとしていたら、ワンタッチだよ、と彼
ワンタッチ…
「はいはーい
」とは言ったものの、ワンタッチの折り畳み傘…
ものすごく飾りのフリしたボタンをおそるおそる押してみると
ヴァッ
さつきに初めて傘を広げてもらったトトロくらいびっくりしました
すごいなー
最近の傘ってばすごいなー
たたむ時もボタンひとつでたたまり、感心しきりの私
(巻くのは手動
)
縮めるのはどうなのかな?力ずくかな?
傘の棒のところ(軸?)が、強いバネ仕掛けになっています
「う〜〜〜ん
」と力いっぱい縮めようとしたけれど及ばず、思わず手を離してしまったところ、
どーーーん
傘の柄のバネの力で、部屋のドアを思いっきり砲撃してしまいました
その瞬間をちょうど旦那さんに目撃され、「何やってんの
」と呆れられましたわ
<アリー
甲斐甲斐しさで散りばめたいのに、ほとんどが失敗
案の定だけど
案の定と言えば、ブロ友の皆さんのご心配をよそに、案の定息子は旦那さんとも友達ともすぐにしっくり仲良くしております
断固大阪弁は貫く構えのようですが
勉強も旦那さんが気を配ってくれて初めて、いかに私がサボっていたかを思い知りました
来年の春には何らかの成果が出せるといいなぁ
(昼寝ばっかりしとるけど)
娘は案の定楽しくて仕方ないらしく、落ち着きなく暴れては旦那さんに怒られて一瞬だけ大人しくする毎日です
<シーーー!!
学校に行くのも楽しくて仕方ないらしく、家のドアを開けるともうお尻がソワソワしながら小走りでランドセルの列に加わります
何かと頭が良さそうな言動をしておいて、こちらでは5月に見頃を迎える桜を見上げて、
「え?もっかい入学式!?」
って言ってましたが
ほんの少しずつですが、落ち着いてきました
これからは、旦那さんの折り畳み傘は畳まない方向で