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紫式部観察日記(3)

ここはやたらと小綺麗な一室。
明らかに二十畳以上はあろうかという広々としたそこは、本日もハイテンションだった。

すぱーんっ。

勢いよく開け放たれた襖。


「グッモーニン、磨呂ども!」

「グッモーニン、ミス・こまち!」


ハーイ、皆、元気?
あたし、ミス・こまち!
うっかりうかうか平安京とかいうふざけたところに来ちゃったみたいだから、うっかり数学者になってみたんだゼ★
ヘイ、YO!
(いろいろ間違い)

そんな訳で、あたしの数学塾、大好評!
バカな磨呂どものおかげでか、がっぽり儲かってたりする。

ほんっと、こいつらってバカでー。
(酷い)

紫の屋敷内に(無理矢理)作らせた小さな(決して小さくはない)塾は、毎日毎日、満員御礼。

ちなみに、着物はどうも暑苦しくて仕方なかったので、呉服屋に鼻フック決めてワンピースを作らせてやった。

それを誰が見てたんだか、今ちょっとしたワンピースブームが、平安京では巻き起こってたりする。

まあ、それはそれ。
流石あたしってことで。


「じゃ、今日はー宇宙について教えてやっから!耳の穴かっぽじって、よーく聞くんだゼ★」

「オーケー、トニー!」


バカみたいに、あたしが教えた通りに返事する磨呂ども。

マジ、バッカでー。


「ハイ、師匠!」

「ハイ、ミッチェル。どうした。」


なんちゃらのなんちゃら磨呂とか、皆、名前が長ったらしいこの世界。
だから、あたしが適当に付けてやった訳で。

もちろん、逆らう奴には鼻フック決めて泣かしてやったけど。
(かなりな暴挙)

弱いな、平安貴族ご子息一行。

手を挙げたミッチェルを指すと、ハイッと元気よく立ち上がる平安貴族ご子息のミッチェル。


「うちゅうがわかりません、師匠!」


そうきたか。

あたしにだってよくわかんないっつの。


「宇宙ってのはー漢字でこう!『宇宙』!この世界は丸いの、丸、円!いーい?世界の果てまで行ったら落ちるとか、バカが言うことよ!」


ちゃちゃっと半紙に書いた地球(只、丸を書いただけ)を皆に見えるように、高々と掲げる。

おおー…と上がった歓声に、思わず笑いそうだけど。


「でー、うちらのいる世界は『地球』っつー星!星=惑星!惑星は『宇宙』にあるんだ!」


半紙に筆で、ざざっと書き足していけば、びちゃびちゃと墨が飛び散った。

あーあー。
ま、いっか。
後で紫に掃除させよう。
(やっぱり酷い)

半紙を回してやれば、興味津々な磨呂どもがそれに群がる。

そして。


「今日の格言!『水金地火木土天海冥』!」

「『すいきんちかもくどってんかいめい』!(磨呂リピート)」

「おっし!今日はおしまい!シーユー磨呂ども!」

「シーユーアゲーン、ミス・こまち!」


すぱーんっと襖を開ければ、そこには、紫が泣き崩れていた。


「何やってんの、紫。」

「…お願いですから、公殿を集めておかしな講習会はおやめください、こまち殿…!」


またも泣き崩れた紫をほったらかしたまま、あたしは鼻歌混じりに、颯爽とその場を後にした。

やべえ、平安京ちょおおもろいじゃん!


「…あ、紫殿。」

「あ、これはこれは坂田殿のご子息殿で…ひいいいいっ!?顔に、顔に墨が!」

「嫌ですよ、僕はミッチェルです、紫殿。」

「ミッチェル!?ミッチェルって何のことでしょうか!?こまち殿、こまち殿ー!?」

紫の叫びは、あたしには届かなかった。





/続く。


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まともなことを教えているようで、
全く
数学者じゃありません。

内容に
収拾がつかない(笑)

紫だけが
いつも悲惨です(・∀・)

脳味噌復活な女。

細胞活性化中。
たぶん、活性化中。

いろいろ書いてますが、
いろいろ
公開はしてません(笑)

更新も出来ますが、
更新もしてません(笑)

大賞2シーズン目に向けて
お話作成中です。

そんなんばっか(・∀・)

取り敢えずは
梓さんと菫を
詰めていきたいなあ…
とか…
何とか…(笑)

思いついたときに書かないと、
すぐ忘れるのでね。

何が書きたいって

いろいろ書きたい

読もうと思えば
公開してなくとも
どれだって
読めちゃうんですけども。

隠し方もパスも安易だから。

あ、
ナカちんの後押しにより

h.o's.O.way応募しました(笑)

めんどくて
無修正(?)ですがー。

ナカちん、
素晴らしい後押しを
ありがたう!!!!!

短編企画サイト 更新。

うのはな筆子様より、
一作
いただきました(・∀・)

思わず


「そんなときもあったかもなあ…。」


とか、
微笑ましく思っちゃうお話です

やっぱり、ちょお素敵!

"素敵な企画だと思い参加させていただきました"
と筆子様より
コメントいただいたときは、


「そんな貴方が素敵!!!!!」


…と、
小踊りしました(笑)

テーマは同じでも
人の捉え方はそれぞれ。

そこから創造される
様々なお話と
触れ合えることが、
あたしは嬉しいです。

創造は∞!!!!!

さあ、
貴方も
息切れするような創造の世界へ。

あ。

〆切を6/15まで延長しました!
まだまだ
応募お待ちしております。


*Oxygen shortage/酸欠*
直通。
↓↓↓
oxys.5.tool.ms

応募してみた女。

今年も来ました!

iらんど大賞!

そ ん な 訳 で ★

取り敢えず

Sunny Bunny
(ミステリー/推理部門)
うさぎの地球儀
(ホラー/オカルト部門)

この2つを
短編部門に応募してみましたー。

公的秩序に反しない内容であること。

これ、
規定に含まれてましたが
『Sunny Bunny』は
果たして
通るんでしょうか。

たぶん、
大丈夫だと思いますが。

超超短編ですが
一応、
10ページ以上とかいう
応募規定は越えてたので。

h.o's.O.wayじゃなかったのかよ。

だいぶ迷ってる。

『h.o's.O.way』、
まだ
応募しようか迷ってます。

2シーズン目では
溺れる手
(ミステリー/推理部門)
透明プラスチック
(ホラー/オカルト部門)
を応募してやります。

がつがつしてやる。

『Sunny Bunny』
『うさぎの地球儀』
『透明プラスチック』
辺りは、
賛否両論覚悟です。
わからん人には
全くわからん世界観ですから!(笑)

『溺れる手』
辺りなら、
割りと
読みやすいんでしょうけども。

シュールって
難しいですよねえ…。

そう思いつつも
奇怪短編集第3弾作成中だったりなー(・∀・)

次は
『心臓の食べ方』です(笑)

表現はフリーダム!!!!!

これを合言葉に、
また
賛否両論なお話を
書いていきたいとか思うあたしでした(・∀・)

ちなみ、
『h.o's.O.way』は
別館"少年ウサギ"のファンタジーに。
その他のタイトルは
本館"うさぎの心臓"のホラー/ミステリーに置いてあります。
『溺れる手』は
本館の無差別小説です。

よろしければ、
ちょいと覗き見してみてくださいなー★

短編 更新。

*いたずら電話*更新。


敢えて雑踏の中で!

…っていう
微妙なこだわりがあります(笑)

雑踏って
たくさんの人がいるからこそ、
不特定多数だからこわかったりもするんじゃないかとね!

いたずら電話は
イケマセンよ。
したことありますけど。
(幼少期、好奇心に負けた)

いたずら電話と
戦ったことはないですが、
次女のストーカーと
戦おうとしたことはあります。

私→フライパン
次女→お玉
装備でした(笑)

笑い事じゃねえΣ(・∀・)
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