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コメレスっ!

よくよく考えたらこれ初主バだ。読んで下さり感謝感謝でございます

それではコメント返信です

桃〜花さん>この2人を書くと決めた時真っ先に浮かんだのがこの話でした。2人ともお互いが一番大切だとわかっていながらも立場が、抱えているものがそれを許さない。きっとバーバラも最後レックが望んでいるように自分の心のままに離れたくないと泣きたかったと思います。でもそれをしなかった。大好きだからいつか後悔する悲しい選択をさせたくないから
きっとこうなった時男の子よりも女の子のが強いんじゃないかなと思いながら書いてました。愛する人を守るためなら強くなれるけど愛する人を失うためには強くなれない、みたいな
読んでくださりありがとうございました


どのカプでも恋って甘いだけじゃないと私は思っております。甘いのは他の人に任すのでその甘さの合間の苦さを私は書き続けとうございます

第55回(08/01)DQ版深夜の真剣文字書き60分一本勝負【お題:6主人公、バーバラ】

【第55回 2015/08/01】DQ版深夜の真剣文字書き60分一本勝負
お題「6主人公、バーバラ、ドン・モグーラ、おおごえ、ドラゴンメイル、泣き虫

選択お題:6主人公、バーバラ



おかしな話だよね
あなたより大切なものなんて何もないのに、それを選ぶことは間違いだっていうの


《天秤からこぼれ落ちる愛》



静かな夜だった
野宿の見張りにバーバラがそれなら一緒に起きてると2人で焚き火を囲んで
とても静かだった
他の仲間達は皆馬車や焚き火の側で眠り込んでいて、聞こえてくるのはハッサンのいびきとそれにうなされるチャモロの苦しげな声、テリーの姉さん…という寝言にミレーユの寝息

バーバラは何も言わず黙ってレックの隣で星なんか見上げている

なんか喋れよ
いつもはもっと何か言うだろ
声…聞かせろよ

そんな欲求が喉奥まで出かかって意気地なしにも消える
レックを見ないバーバラの横顔をただもどかしく見ているだけしか出来ない


「………」

声が聞きたい。もう2度と聞けなくなるその前に


バーバラが夢の世界にしかいられないと知ったのはついこないだのことだ
自分のことを思い出せないバーバラがようやく自分自身を取り戻せると喜んだその矢先だった

世界を大魔王の驚異から救ったその後の世界にバーバラはいない。その事実はパーティの…特にレックの胸の中に重くのしかかった


もう傍にいられないなんて
もうその声が聞けないなんて
もうその笑顔を見ることが出来ないなんて

考えたくもなかった

(離れるなんて、そんなの嫌だ)

だが旅の終わりは同時に別離を意味している
ならば旅を終わらせなければいい?…否、魔王の驚異は取り除かなくちゃいけない。全世界の皆の為に

(バーバラが夢の世界でだけは存在出来るっていうなら…)



「ダメ、だよ。レック」

凛とした声が響き、レックがはっとして落としかけた視線を上げると
そこには泣いているような、困ったような、けれどもそれを必死に塗りつぶした笑顔でレックを見つめるバーバラがいた

「バーバラ…」
「ダメだよ、言っちゃ」

まるでレックが言おうとしていることを見抜いているかのような物言いで彼女は静かにダメだと言った

「…どうして…」
「だって、言葉にしたら私嬉しくて…絶対にその手をとっちゃうから」
「…なら、とってくれよ。俺は…」
「ダメなの。だって、そうしたらレイドックの国は?レックのお父さんとお母さんは?国の皆はどうなるの?」

詰め寄るバーバラの言葉にレックは返す言葉を失う。そんなの痛いほどにわかっている。自分は次期王位継承者だ、今国を捨てれば皆が困るだろう

そんなのわかっているけれど

「…おかしいよな」

ぽつりと呟いた唇が乾いた笑みを洩らす

「お前より大切なものなんてないのに、お前を選ぶのは間違いだっていうんだ」

大切なものこそ真っ先に手に取られてしかりなのに、世界はそれを許しはしないのだ

「…ひどい矛盾だよな」

膝を抱えて俯いた頭を、柔らかな腕がだきしめる
温かな体温が愛しくて目の奥にツンと痛みが走る。あぁ、泣きたくない。だってバーバラの目にかっこいい自分だけを焼きつけておいて欲しいから


「矛盾なんかじゃないよ」

言い聞かせるような柔らかな声が耳のすぐそばに響く

「大事じゃないものと捨てていいものが同じな訳ないの。どれか一方に順番をつけて大事じゃない方は捨てるの?」
「それは…」
「そんな簡単なものじゃないでしょ」

この無邪気で夢見がちな少女は時折こうして誰よりも大人びたことを口にする
そうして悟るのだ、彼女はもう「覚悟をしている」のだと


「…強いな、バーバラは」


いっそ泣いて喚いて離れたくないって縋ってくれたら、迷わず全てを捨てられたのに
お前はそれすら許してくれないんだな…


愛しくて
強くて
儚いバーバラの強さが

この時だけは少しだけ恨めしく思った





《夏木実寒/kisshinranbu》
twtr.jp





お久しゅうです

また間空いたよ…これで何度目なのか。ツイッターのが開きやすいからついつい入り浸りになってしまう。というかスマフォでこのブログが地味に打ちづらかったり、ひょっとして非推奨だったりするのだろうか…

最近はスマホゲーのLineレンジャーばっかやってたりします。単純に押してくゲームですが例の如くまた育成にドはまり中です。最高ランクになるとスキル覚えるの楽しいです。熱中してたらランクえらいことになってたわ(笑)ゲームの売り上げ減少するからスマホゲーは害悪!とか言ってた私は何だったのだろうか…暇なときぱっと取り出せてそうじゃなくなったらサッと画面閉じて仕舞えるしバックアップもそこそこ優秀で…やりおるこやつ…!

第51回DQ版深夜の真剣文字書き60分一本勝負 【お題:電光石火】

第51回DQ版深夜の真剣文字書き60分一本勝負 お題「オーリン、遊び人女、ブオーン、ヒャド系、王者の剣、電光石火」

選択お題「電光石火」





「いっえーい!一番乗りっ!」


…あいつに疾風のバンダナを持たせたのは間違いだったかもしれない


《can't stop!》


遭遇した魔物の群れに皆が臨戦態勢に入るよりも先に飛び込んでは滅茶苦茶に引っ掻き回して暴れ回る
俺達がさぁ戦うぞって頃には敵の陣形はボロボロ、俺達は残ったそれらを片付けるだけ

…確かに楽だ。非常に楽だ。だが…

「指示も聞かずにバカスカ突っ込むなって言っただろうがバカ!猪女!」
「べぇっだ、勇者君たちが遅いのが悪いっ!」

電光石火、それはただでさえすばしこい武闘家をより素早くし、今ではもう誰もあいつを止めることが出来なくなっていた
こんなことなら前に冗談でも戦闘楽だわーいいわーなんて言うんじゃなかった。あれ以来無茶な行動に拍車がかかった気がする
バカ、俺のバカ

「いいからちょっとは自重しろ、っつーかめいれいさせろ!」
「却下!ガンガンいくもんね!」
「ふざけんな、いのちだいじに!」
「バッチリがんばるもん!」
「ここでまってろ!」
「絶対やだもんっ!」

ここのところ連戦連勝だからって気が大きくなってるな…こいつときたら聞く耳持ちやしない
こうして調子に乗ってるとこにいきなり強敵なんか現れてコテンパンにされて…なんてことになったら困る。ここは俺が何とかしなくてはな


「貸せっ、これは俺が預かる!」
「あっ…か、返してぇ!」

奴から疾風のバンダナのを取り上げて自分の腕に巻く。これでよし…と

素早さには素早さ、俺もはやくなればこいつよりも先に攻撃することが出来るってな!
そうすりゃ危険はちょっとでも減るだろう…

「今度から俺が敵陣に切り込むのを指銜えて見てろってんだ!」




「行っくよー先手必勝だぁ!」

……あれ?

「へへっ、皆おっそーい」

俺今疾風のバンダナ持ってるし性格電光石火だし……なのに何で全然追いつけない?!

「何でだ?!」
「勇者さん…元々武闘家ちゃんは素早かったんだから今から追いつくとなると、レベルが…」
「なん…だと…」

じゃあ、俺があいつを差し置いて戦闘で活躍するということは…でき、な…い?

「魔物の群れ発見!ちょっと奇襲かけてくるっ」
「っだ…こらっ…待ちやがれこの馬鹿ぁぁぁぁっ!」

喜々として敵の群れへと突っ込もうとする奴を慌てて武器片手に追いかける

虎に翼、龍に雲、これはさしずめ武闘家に電光石火って感じだが…

「ちょっとは大人しくしてろよ本当に!」


ちっとも目が離せない、これでもかって位にこちらを振り回すこいつを誰か止めてくれ…






《夏木実寒/kisshinranbu》
twtr.jp

最近そんなんばっかりねー

ちょっと色々しんどかったりしてなんだかなーな感じなのです。愚痴っぽいから追記にしとく。溜め込むのもーつらいんだ、見苦しいのはわかってるけど許しておくれ
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