下天の華 with 夢灯り「羽柴 秀吉」



●羽柴 秀吉/ハシバ ヒデヨシ(cv森久保祥太郎さん)
信長の家臣の1人。元は農民の出であり、周りからは出生を軽んじられる事もあるが、本人はそんな事は気にせず強い志を持つ。明るく口がうまく女好き。誰からも好かれる憎めない人。











〜ネタバレ〜
●下天の華ベストエンド「それからのふたり」
光秀から雇われ、姫のふりをしている主人公の事の正体をいち早く気付いた秀吉。しかし秀吉は主人公が忍びであることに気づいても、それを誰にも言わなかった。
正体がバレたことに冷や冷やとし、秀吉の前では気を張ってばかりの主人公だったが、そんな主人公とは裏腹に秀吉は他の誰に対する態度と変わらず、明るく接してくれた。
農民の出である秀吉は出生をバカにされ噂される事もしばしばあったが、彼はそんなことを気にせずにお調子者のように振舞っていたが、その態度の裏には優しさや強さを持っていることに気づきはじめる主人公。
そしてその優しさに、徐々に惹かれ始めて行く。
過去に自分が犯した唯一の罪、腹が減って死にそうでとある畑から瓜を盗んだ秀吉。その時に畑の主人に殺されそうになったが、物陰に隠れていた人物が幼かった秀吉を助けてくれた。しかしそのせいで助けてくれた年老いた野盗は捕まって死んでしまった。その事を後悔しずっと心を病ませる秀吉は、人を傷つけることをとても恐れ、常に多くの人を救いたい気持ちがあった。
そして、恐れるものがないという主人公に対し「本当に大切なものが出来た時、きっと恐れを感じるだろう」と秀吉は言った。
そんな頃、主人公の雇い主である光秀から最後の任務が言い渡された。それは「信長の暗殺」だった。
すでに秀吉を傷つけたくないという気持ちを持つ主人公は、信長を討つことで彼を裏切ることになるのが嫌だった。そして信長本人にも情があった。しかし忍びにとって任務は絶対。ついに暗殺する予定の日を迎えてしまう。覚悟を決め計画の場所に向かう主人公だったが、そこになんと秀吉が現れた。信長を討つならば自分を倒してから行けという秀吉に、震えながら立ち向かう主人公だったが何度かやりあい、秀吉はわざと主人公に斬られたのだった。
秀吉を斬った瞬間、絶望と恐怖にかられる主人公は真っ白になり任務を放棄し、逃げた。しかしそこに光秀が現れ、暗殺の計画は嘘の計画だと言った。それは本当の裏切り者である信長の弟の信行をあぶり出すための作戦であり、主人公にも嘘をついたのは「敵を騙すにはまず味方から」だと言った。しかしそのせいでまんまと嘘に踊らされ、斬られた秀吉と斬ってしまった主人公。心臓が止まる思いで秀吉の邸に向かう主人公だったが、そこにはもう血も止まり立ち上がっている秀吉がいた。無事を確認した主人公は涙がこみ上げ、秀吉はそんな主人公を抱きしめてくれた。そして、主人公は思った。大切なものが出来た時恐れを知ると言った秀吉のあの言葉はこの事を言うのだと。自分はこの人がとても大切なんだと気付いた。
その後、まだ怪我も完治しないうちに中国攻めに向かわなければならない秀吉について行くと言う主人公。道中また絆を深めるが、そんな中信行が脱獄し、また信長を討とうとしていることが分かる。急いで本能寺へと戻る秀吉たちに主人公の忍びの腕はとても役に立ち、主人公は自分が忍であってよかったと心から思った。
そしてすでに炎で燃え上がる本能寺へと突入し、秀吉は信行を捕まえ、信長は無事に終わった。
また平和が戻るが秀吉は今度は毛利との和平を結ぶ旅に出るという。主人公はこれからも共にいたいと思うが根っからの忍びであるために上手く気持ちを表現できない。そんな中、見送りの日はまた姫の姿で見送って欲しいという秀吉の願いどおり、桔梗姫の姿でみんなの前に現れ、そして秀吉に最後に自分の気持ちを伝えることにする。「私はあなたが好きです。大好きです。」大勢の人の前でそう告げた主人公に対し、「夫婦になって欲しい」と言ってくれた秀吉。そして皆の前で真の姿になれと言ってくれた。幻術を解き、忍びの姿に戻った主人公に皆驚くが、秀吉は本来の主人公の手を取り、愛を伝えてくれるのだった。
エンド後は、夫婦になり秀吉の故郷へ2人で旅する道中のスチルで終わる。


(下天の華 with 夢灯り 愛蔵版)



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