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暗過ぎる…!!

あべみは未来の話
阿部は出てきません
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ねえ、阿部君、覚えてる?
オレが、三星が嫌で飛び出したあの日。
あの日が無ければオレ達はきっと出会う事が無かったよね。
阿部君はオレに、沢山大事な事、教えてくれた。
野球は一人でやるもんじゃ無いって事、ホントのエースになれた事、オレはホントに阿部君に感謝してるよ。

……阿部君、逢いたいよ。
どうしてオレに何も言わず何処かに行っちゃうのさ。
阿部君に伝えたい事沢山あるのに、ねえ。
どうして、先にいっちゃったのさ…。




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ごめん、あべ!勝手に殺したが好きだぞ!←

あべ×やみはし

「あべくん、終わったよ…、」
ユニフォームを血濡れにして血がねっとりと付いたバットを持ち、俺の目の前に現れた。
「…っ!」
なんて格好をしているんだ、と驚いた。
あの、三橋が、きょどって、まともに人と話も出来ないあの、三橋が。
血を被ってるじゃないか、
「なに、驚いて、るの…?阿部君。」

どうしよう、病三橋が愛しくて仕方ない…!あばばばば
病みキャラが愛しい、狂ってる子、ふひっ
あかん、どうしよう…!病三橋!!!

数年後なお話

「あ、べくん、!あべくんっ!」
ゆさゆさと俺を揺さ振り三橋はまだ眠い俺を無理矢理起こした。
「あ、?んだよ、こんな朝っぱらから…」
俺が開かない眼を擦りながら三橋に言った。
「さ、サンタさんが、っ!」
「はぁ?サンタ?」
「ほ、ほら、枕元に、ぷれ、ぜん…とっ!」
「あー、」
「あ、あけ、あけて、いい、かなっ!」
「おー、お前のだからいんじゃね」
嬉しそうにプレゼントを開ける三橋を見て、俺まで嬉しくなった。
「う、お!手袋だっ!」
それは俺が仕事で遠出した時に買ったパステルカラーのかわいらしいものだった。
「うぉ、かわ、いっ!」
「良かったなあ、三橋」
「あり、がとっ、サンタさんなあべくんっ!」
「!!」
なんだ、ばれてたか、とちょっと悲しくなったけど、たまにはこういうどっきりも、ありかな。
なんて思った阿部君なのでした。

abmh

クリスマスなんて、俺には関係ない行事だと思ってた。
「みはし?」
「あ、ああべくっ…!」
「んな、びっくりしなくていーよ」
「あ、ぅ…」
「お前、クリスマスどうすんのかなー、って。」

abmh

「あの、あ、あべくっ」
「え、なに?」
ぐい、とユニフォームの裾を引っ張られ体制を崩した。
「お、あ、わりっ…」
「だだ、だいじょ、ぶっ!」
「で、何だよ?」
「あ、あっ、の、えと、あべく、ん…きの、…たんじょうび、て…!」
「あぁ、そうだけど…?」
軽い返事をしたら、三橋は下を向いてしまった。
(俺、泣かすような事言ったか…?)
「ご、めんね、あべくっ…っ、ひくっ」
「何でお前が泣くんだよ…」
「だって、5月に祝って、もらっ…て…」
「あー、あんときか…」
「なのに、おれ、昨日いえな…っ、」
「気にすんなって、」
わしゃわしゃと、髪を撫でてやる。
「う、あの、おそ、くなった、け…ど」
「ん…?」
「おめ、でとっ!あべく、ん!」
面と向かって言われると、嬉しいもんだな。
涙ぐんだ姿を見られたく無くて、ぐい、と三橋を抱き寄せた。

そんな、冬のある日。


(み、みんな…みてるっ…!)
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