そしてキスの後ブラックさんはアリスを縛っていた糸をナイフで切ってくれます(アリスが殺されるのかと思って冷や汗が出た)

ブラックさん曰く、ここまで迷いこんでしまったらもうどうしようもないし、手遅れ

自分にはアリスを監獄まで誘導する役割もあるしで

結局監獄に送る為、アリスを縛っていた糸を切ってくれます

敵であれ、監獄行きのことを抜きにすればブラックさんは心のどこかでは

自分の「罪」から逃れられずがんじからめになっているアリスを解放してあげたかったんじゃないかなと思う

Wonderful Wonder Worldでも、ホワイトさんの魔の手に落ちかけたアリスを一度は逃がしてくれたし

素っ気ないのは感情を隠しているからで…とか思ったり…?

ブラックなりの(全然)素直じゃない優しさか滲み出ている気がする

アリスがそんなブラックさんから感じた「寂しげ」な感情は事実だったんだと思う(同情と悲観)

最後に、アリスに手を差し伸べてエスコートしてあげるブラックさん

二人はこのまま手をつないでホワイトさんが待つ監獄まで行くのかな…

その姿を想像すると非常に可愛らしいのですが

閉じ込められる運命のアリスが可哀想…

「糸の切れたマリオネット」の結末の最後の描写が不吉過ぎる…

まぁ、しかし

ホワイトさん&ブラックさんによる監獄連行というバッドEDなのに

アリスがブラックの本心(本当は自分を監獄に送りたくはないということ)を知ったという点では

ほんのちょっと救いのあるEDだったのではないかなと思ってしまいました

足掻いても、もうどうしようもないことはアリスも感じているみたいですし
(グレイのことや、ダイヤの国のこと、大切な記憶も無くしてしまっていますからね…切ない…)

アリスは今後、この黒のマリオネットEDの対になる「白のキャンバスED」のように手錠で監禁されて

毎日絶望と恐怖を味わいながら生きていかなければならないのかと思うと…怖いよぉ…^^;

ブラックさんはともかくホワイトさんは「愛してるよ」ってニコニコ笑いながらアリスに酷いことしまくりそうだからなぁ…

役割とはいえブラックさんだけならまた見逃してくれる可能性もあったかもしれないけど

ホワイトさんが…ね…w

往生際の悪すぎる不死身のストーカー、ホワイトさんが生きている限り

アリスにもブラックさんにはどうしようもないですからね…

結局ブラックさんはもう諦めてて、
ホワイトさんが楽しみにしているアリス監禁生活につき合うしかないんでしょうね…

ブラックさんの心中お察しします…


バッドEDですが

やはり萌えるものは萌えるから仕方ない!!!←

数あるジョーカーEDの中でもこのEDが一番好きです

ブラックさん素敵…w


(終)