話題:アイドルマスター
P「…個性転写装置?」


小鳥「漫画とかドラマでよくあるじゃないですか、ぶつかった拍子に精神が入れ替わったりすることが。これは入れ替わったりせず、他人の個性を他人に………つまり、その…」


P「…もしあの人があの人みたいな性格だったら、を簡単に実現できる装置ってことですか?」


小鳥「そ、そういうことです」


P「なんでこんなことを…?」


小鳥「ふ、冬コミのネタに使えるかなって……。比奈ちゃん……あ、346プロのアイドルで同人活動もしている子がいるんですけど、お互いネタに困ってて……そしたら晶葉ちゃん……発明家アイドルっていうんですか、試作品でデータを取りたい機械があるとのことでして……」


P「なんでウチでやるんですか…。ていうか、それとんでもない発明品だな…」


小鳥「プロデューサーさんも興味が出てk」


P「早く元に戻してください」


小鳥「そ、それが……その………装置を亜美ちゃんと真美ちゃんに取られちゃいまして……。取り戻そうにもどこにいるのか……。あと、わたしにも装置の影響が………これは多分森久保乃々ちゃんかな………机の下が落ち着くというか……頭ではわかってても、体がむ〜り〜…という……」


P「そういえばモバPさんが机の下から出てこない子がいるとか言ってたっけか…。亜美と真美か……面白がってその装置とやらを使ってるな。あいつら今どこに」


やよい「おはようございます」


伊織「おはよう、そしてお疲れさま」


P「おはよう、やよい。…つか伊織、来て早々帰ろうとするってことはお前もか…」


伊織「何がよ?ていうか、今日の収録、この伊織ちゃんが出なきゃいけないの?他の子でもいいなら任せていいんじゃない。わたしはオレンジジュースでも飲みながらだらだらしてるから」


小鳥「これは…杏ちゃんかしら?」


P「伊織のだらだらしてるとこって想像つかんな…美希みたいにソファでゴロゴロするとか?そういや美希もまだ来てないんだよな」


やよい「何かあったんですかプロデューサー?」


P「いろいろと問題がな…。ところで、やよい?お前は平気なのか?」


やよい「何がですか?」


P「いや、亜美と真美が……どこかで二人を見かけたりしなかったか?」


やよい「いいえ、見ていません」


P「そうか…」


やよい「プロデューサー」


P「ん?」


やよい「わたしのことは名前じゃなくて高槻と呼んでくださいと言ってるじゃないですか」


P「」


小鳥「ありすちゃんですか」


やよい「橘です」


P・小鳥「「え…?」」


『つづく』