私は本当はケンさんと結婚したいのだ。ケンさんとの子供が欲しいのだ。本当は独り占めして、私に夢中になってほしいのだ。ケンさんに関して干渉して、すべて知りたくなる。一日中一緒にいたくなる。
そういった自分のなかにある感情が心の中に見え隠れする。本来の私を意識する。こういうことは一日何度もあるのに、今日の朝は耐えきれずにケンさん本人にぽろっと言ってしまった。

同棲したい

答えはいいよの一言。いつする?どんなとこ住む?の質問。こんなにあっさりなのかと動揺して受け入れられない私。思考回路停止で冗談だと思い込みその会話を流した。今も冗談なのか本当なのか分からない。でも思い返すたびにあれは本気ではないのか?の自問自答。もやもや。