先月、埼玉県と群馬県の総菜店で購入したポテトサラダを食べたお客さんたちがO157に感染するという集団食中毒が発生した。
子どもから大人まで複数人が感染したのだけれど、そのうち1人のお子さんが亡くなったそうで・・・。
今回の食中毒で死亡者が出たのは初めてとのこと。
あれから続報を聞かなかったので、てっきり快方に向かっているものとばかり思っていたのに・・・。
しかもその記事を読んだら、未だにO157の混入経路がわかっていないと。
問題のポテトサラダを作った群馬県高崎市にある食品加工工場や、各地の店舗が調査されたものの、残されていたサンプルや調理器具からもO157は検出されなかったみたい。
つまり、製造過程においても、お店に陳列されているものについても、問題はなかったってことなんだよね・・・。
でも県をまたいで、同じ系列の店から同じ遺伝子系列をもつO157が検出されたということは絶対に偶然じゃないわけで、どこかに原因があったはず。
なお、この総菜店はどちらも数日の間営業停止になり、それが解除されてからも営業を自粛していたそうなのだけど、サンプルや調理器具などから原因菌が検出されなかったことから、問題なしと判断して今月から営業を再開していたらしい。
ところが今回の死亡を受け、当該店舗は再び自主休業することにしたのだそう。
店側としては、これだけ調べて原因が特定できず、かつ店に落ち度がなかったと思われる状況である以上、再開したいという気持ちがあるんだろうけど・・・やっぱりお子さんを亡くした親御さんの気持ちを考えるとね・・・。
それにしても早く原因を特定してほしい。セルフ式のお総菜やビュッフェ、バイキングを避けることはできるけど、もしそれ以外に原因があったとしたら、不明のままじゃ防ぎようもないよ・・・。