Why so serious?

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リッチ家は総資産700億ドルを誇る世界一の大富豪の一族である。
その御曹司リッチーは、何不自由なく暮らしていたものの、並外れた金持ち故、同年代の友達はいなかった。
しかしある日、執事の取り計らいもあり友達が出来る。
リッチーは両親との旅行をキャンセルして彼らと遊ぶが、その一方で旅行に出掛けた両親は乗っていた自家用飛行機に爆弾が仕掛けられ、行方不明となった。
リッチーは社長代行として会社を運営し、そして事業乗っ取りを企む会社重役と対決することとなる。

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この作品は、裁判に伴い俳優業を一時休業する前、Culkin君が最後に出た映画作品だそうです。


欲しい物が何でも手に入り、幼い頃から何不自由ない生活をしていたリッチーですが、彼が一番求めていたのはお金では手に入れる事が出来ない“友達”と言う存在。
端から見たら羨ましい事この上ない生活ですが、この時期に同年代の友達が居ないのは、寂しいですよね。
幾ら家がお城みたいでも、大きな庭にジェットコースターがあっても、遊ぶ相手が居ない。

だからって、リッチーはスネ夫みたいな嫌味な性格じゃないし、寧ろ素直な良い子で、リッチーのパパとママも我が社の従業員は何があっても絶対にリストラさせない！と言っている、本当に優しいパパとママ。
しかあし！勿論、そんな優しい人達だけが出て来るだけの作品じゃ御座いません。
社長の座を狙う、典型的な悪役キャラ（John Larroquette演じるローレンス・ヴァンドー）がストーリーをとてつもなく引っ掻き回してくれます(笑)
あ。ファミリー層向けの作品なので、アメコミの悪役みたいな感じではなく、



の泥棒の様な、悪い事考える知恵はあるのに何かと失敗する、そんな愛すべき阿呆な悪役です。
そう言えば、ローレンス達を退治するシーンも、Home Aloneを彷彿させますね。

そんな感じで、気軽に笑って観れる作品です:)
最初はゲーム出来ないからって文句言ってた小2の甥っ子も、途中から夢中になって観てました(笑)