この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。
ログイン |
眠い。眠くて書きました。
日本のキャラソンでやられますた。
上手く話がかけなくなっているので練習です。
御題に添えないけど御題消化です。
コメレスは一番下にあります。
背中が崖っぷちなんてなんの冗談なんだ?
ソルジャー1STザックスは背中に嫌な汗をかきながら自分をこんな所まで追い詰めた人物を睨んだ。
睨まれた人物はそれはもう冷めた目でザックスを見つめる。
肩に乗せた剣がキラリと光り来る、と思った瞬間には既に遅かった。
地についていた足は空気という不安定にも程がある床に変わり身体は重力に従って落ちる。
そして、目の前にいた青年、つまりクラウド・ストライフは背中を地に向け放り出された俺に向かってダイブした。
弾丸のように速いなんて、そんな事は決してないが一直線に向かってくる速さは半端ではない。
慌てて構えた剣は鈍い音と共にビリビリと腕に痺れを伝え、あまつさえ攻撃を防いだ事により一層速度を増す結果となった。
ビュンビュン耳を避ける風は何の抵抗にも為りはせず物理の法則により加速度を伴うばかりだ。
けれど、
嗚呼、もう俺おしまいじゃん?
と心の中でやり残した物を挙げる事も走馬灯のように今までの思い出が駆け巡る事もなかった。
それは偏に先程よりずっと、とても近い位置にいるクラウドのせいである。
アイツといったら俺と同じく落下しているはずなのに顔色一つ変える事なくいる。むしろ楽しんでいるようなのは何でなのか。
だから俺はその余裕な態度を少しでも打ち崩したくてその唇を塞いでしまおうと考えた。
考えたら行動は早く、にゅ、と剣を持ってない手でクラウドの胸元を思い切り引き寄せ、柔らかな唇をかぶりつくように塞いだ。
ふむっ、なんて到底クラウドからは聞けない間抜けな息が聞こえてそれにニヤリとしてしまう。
そしてその後俺が誰よりもそれこそ天国に届くくらい高く飛ばされる事になるなんて恐らく誰も、勿論俺も知らなかったのだった。
12.誰よりも高く
配布サイト様
http://www.geocities.jp/one32l/index.html
期間限定
「」のセリフ無しで好き勝手書いた結果。
次の日が休みだと、寝ようか夜更かししようか迷いますね笹色紅です。
とんでも設定=AC後みんな生きてるよ設定。
日記で上げるかログで上げるか迷うんですが日記→ログという方法にします。
日記のネタもないので。
あ!誤字のままの日記ですが(ごのういるすって何よ)携帯の感染はまだないみたいです。
あと『携帯で見れ』な表記も眼にしますので。
一先ずジャバスクリプトが使えないものは大丈夫っぽい。
つか・・・今気づいたんですが、確かに5月になってから勝手にジャバ起動しますか?みたいな画面出てたんだよ。
でも、スクリプトとか確かめてみたら感染してないみたいだから大丈夫なんだよね・・・。
Vistaだからとか安心していいかな。
で、以下ぐだぐだ文。
違和感はあったのだ。
バイクに跨った時やしゃがんだ時など、何かひっかかる違和感はあったのだ。
そして、今。
シャァァァァァ
温水が身体を濡らす。
鏡の前に立ったクラウドはずぶ濡れになりながらじっと下を見ていた。
頭の上からはとめどなく水が流れ、それは髪をぐっしょりと濡らし白い身体を伝って排水溝へと飲み込まれていく。
ふいにクラウドは人差し指を親指で己の腹部を摘む。
そして一言。
「・・・太ったか?」
ぽつんと呟かれた言葉は響きもせずに水音に閉ざされた。
いや、太ったか?うん。
クラウドはゆったりと風呂につかり考える。
ぷに、と指に残る感触は今までなかったものだし、そもそも己の腹部は割れていたと思う。
嗚呼、確かに割れていた筈だ。
毎日欠かさずスクワットもやっていたし、セフィロスを追っていたときなんて物凄く身体を酷使していたから鍛えられてないはずがないのだ。
しかし、その戦いが終わり、死んだと思っていたザックスやエアリスが実は生きていて、そしてセフィロスまでもが帰ってきたあの日から自分は何をやっていた?
朝起きて、エアリスが作った朝食を取り、バイクで出かけ、ザックスの作った昼食を取り、マリンとテンゼルと共に昼寝をし、夜はティファの作ってくれた夕食と酒で乾杯する。
思えば平和すぎる日々しか送っていない。
まぁ、時々夜に身体を動かしたりするが流石に毎日ではない。
いつだったかザックスが自分を抱き上げたときじっと俺の顔を見ていたのではないか?
いつだったかセフィロスが俺の腰に腕を回したとき首を傾げてはいなかったか?
「・・・・・・。」
決定的だ。
俺は太った。
「太った、と思うんだ。」
風呂からあがり、ラフな格好でリビングに戻り一言。
此方を向いたのはティファとエアリスだ。
ザックスはおそらくマリンとテンゼルを寝かしつけているのだろう。
彼女達は互いに顔を見合わせた。
「もう一回言って?」
聞いたのはティファだ。
「だから、俺、太ったと思うんだ。」
「うーん。」
それに首を傾げたのはエアリスである。
「クラウド太ってなんかないわよ。」
「いや。」
「全然かわらないけどなぁ。」
「見た目ではわからないのかもしれない。」
んん、と苦笑いを貼り付けて再び顔を見合わせた二人にクラウドは更なる爆弾を落とした。
「これは、もう、ダイエットだな。」
「「は?」」
笑顔のまま出た疑問符にクラウドはスクワットか・・・いや、手っ取り早く何も持たずに旅にでも出るかとぶつぶつ呟く。
「クラウド!全然太ってないわよ!むしろ羨ましいっていうか・・・。」
ティファが慌てて声をかける。
「そうよ!クラウド、むしろ私は貴方にもっと太って欲しいわ。」
エアリスが少々むっとなって話す。
「いや・・・でも。」
「ダイエットなんて絶対反対!でしょエアリス?」
「ええ。ぜぇーったい反対!」
「・・・そうか。でも腹筋だけは鍛えておきたいんだ。サイズが合わなくなったら大変だからな。」
「あ。なら!」
パンと手を叩いたエアリスは電話を差し出した。
ヴィンセントならいっぱい持ってるわ。とアドバイスされたクラウドはヴィンセントに電話をかけていた。
『・・・もしもし。』
やけに篭った暗い声が聞こえるがまだ彼は棺桶の中でねているのだろうか。
「俺だ。クラウドだ。」
『ああ・・・何のようだ?』
自分も不器用だが彼はもっと不器用ではないかと思う。
まぁ、近況を聞くような間柄でもないのだから無駄な話はない。
「実は腹筋を簡単につけるものがあると聞いた。が持ってるか?」
『・・・誰から聞いたんだ?』
「エアリスからだ。」
『・・・・・・。』
彼女は言っていた、「ヴィンセントは夜型だから深夜のテレビショッピング見てるし、引きこもりだから健康器具買い占めてる、ってユフィが言ってたわ。だからね、」と。
「持ってるのか?」
『結論から言えば持っている。』
随分不服そうな声が聞こえる。
「悪いが貸してくれないか?」
『・・・しばし待て。』
カタンと携帯が置かれる音がして無音になる。
そしてガサガサという音と共に『待たせた。』と再びヴィンセントと繋がった。
『毎日乗るだけ10分間。乗馬フィットネス器具はどうだ?テレビを見ながらでも鍛えられるぞ。』
「悪いが、チョコボは足りている。」
『そうか・・・。』
そしてまたガサガサという音がする。
『では、超音速振動ベルト。つけるだけで理想の腹筋を。』
「そのベルトをつけたまま外出できるのか?」
『・・・お前はあのファスナーのセーターを着てるんだったな。』
再びガサガサをいう音が聞こえる。
『腹筋サポートプレート。つらいトレーニングを楽々サポート。』
「それは只の腹筋でもいいな。」
『・・・・・・。』
そして沈黙が落ちる。
『・・・棺桶で20年も寝れば脂肪も筋力も落ちるだろう。』
プッと音と共に続いたのはツーツーという電子音。
クラウドは電話を見ながらフゥと溜息を吐いた。
「どうだった?」
ティファとエアリスがこっちを見るがダメだったと首を振る。
「大人しくスクワットでもするよ。」
上下運動を始めたクラウドに女性二人は仕方ないという顔で笑った。
「女心をまったくわかってないわよね。」
「ま、そんなところがクラウドらしいけど。」
そんな会話を交わされていたのは全く知らないクラウドだった。