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____花束を

嗚呼、
私はこうやって
また断つのだろうか


人は皆
独りで生まれて
独りで死ぬものらしい

死ぬために
生きているのだと
言われた

ならば何故
生きようとする?

自分だけ守れればよくて
周りなんか目になくて
汚い気持ちを露わにして
利益だけ求めて
責任を擦り付けあって
支配しようとするの?

どうせ死ぬのなら
只呼吸をして
こんな汚い感情を捨てて
そうして生きたかった

無意味な
プライドも
努力も
向上心も
独占欲も
捨てて

あらゆるところから逃げて
そうやって
生きたかったよ

初めからいらないんだ

こんな柔な躰も
怯えている目も
足りない脳みそも


弱いくせに
人一倍強がりで
泣けなくて
声出せなくて
視線恐怖症の私に
一体何ができようか


この肉体が朽ちて
私が私でなくなれば
こんな感情消える

この唾液も意味をなす?

答えろよ、なあ
答えてよ、


君が生きればよかった
私だったらよかった


今君の場所から
何が見える?


私はもう
空を見ても
手も届かないよ
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