話題:大学
私は大学に行きたかった。
でも私の親は毒親。私にだけ金はかけたくない。
着る服は下着以外、殆どがお下がり。
学校も高校は奨学金で行くように決められていたし、卒業後は、父の知り合いとの結婚というレールが敷かれていた。
大学に行きたいと言ったら、自分で金出して行けって言われた。
兎に角、私には金かけたくないらしかった。
私にも夢や希望があったのに…
因みに妹たちには普通に金かけている。
私にだけケチなのだ。
私が男じゃなかったのが気に入らなかったのだろうか?
私の夢は儚く消えた。
親には逆らっても無駄なのだ。
だから今、大卒や大学に行けてる人が羨ましい。
うちの親が毒じゃなければ、行けたのだろうか?
うちの親は、よくうちは貧乏と言っていたが実は違っていた。私は長く信じていたけど…
洗脳もとけ、よく思い出すと違う。自分等の趣味には湯水のように使っていたし、妹たちにも湯水のように使っていた。使わないのは私にだけ。私が何をしたというのだろうか?
私にだけ、うちは貧乏だと教え、なんでも我慢させてきたのだ。
やっぱり男じゃなかったのが原因なのかな?
私も大学に行きたかったな…
学びたいこと沢山あった。
今から通信でという手もあるが、うちは貧乏だ。今度は間違いなく貧乏。
貧乏というより、低所得者。
それに今更、大学に行っても、もうついていけないだろうことは目に見えてる。
勉強さえしていればいい時代はとうに過ぎたのだ。
私は現実を見て生きていかねばならない。
もう夢を追うには歳をとり過ぎた。
大卒じゃないことはコンプレックス。
現役時代なら、学力だけなら大学に行けたのに、それが悲しい。
今じゃ平凡、いや、それ以下か…
病気だもんね。一生薬を飲み続けなければならない病気。
学べるうちに学んでおいた方がいいよ。勉強は、いつでもは出来ないからね。
さて、親は私に何を期待していたのだろうね?
私は親の玩具。自慢話のネタ。都合のいい下僕。
私は夢や希望を持ってはいけなかった。
自己主張をしてはいけなかったんだよ。
まあ、それだけの話。