手術によってインプラントを埋め込んだ後はしばらくの間、極力安静に過ごすのが無難です。
普段よりも静かに過ごすようにして日常生活以上の負荷がかかる運動はしばらく行わないようにしましょう。傷口に負担がかかるほか、血行が良くなって出血が増える可能性もあります。日頃から運動をしている方は、運動をいつ再開すべきか、歯科医と確認しておけばベターです。
虫歯がかなり悪化して、抜歯しか打つ手がなくなってしまったのです。ブリッジという選択肢もありましたが、歯医者さんから今後のことを考えてインプラントをすすめられ、インプラントの方が良いと考えました。
結構な費用がかかるデメリットはありますが、しっかり噛むためにはインプラントが良いとのことでした。手術して、だんだん噛めるようになり、間もなく噛んだときの違和感がなくなってきたのでこれで良かったと実感しています。
様々な条件から、普通のインプラント治療は困難とされ、限られた歯科医の治療を受けようとすれば日本だけでなく、海外の歯科医を探すことも十分あり得ます。北欧諸国はインプラント先進国といわれ、世界各国の歯科医が、腕を磨くために訪れています。長期間快適に使える歯を手に入れるため、可能性を追求して、できる限りの情報を手に入れるしかありません。これはインプラント治療が最適、とされるのは失った歯だけの治療で済ませたいという患者の希望がある場合です。
例えば、ブリッジで義歯を入れようとするとブリッジの支柱になる両隣の歯を削ることになりますが、これに対しインプラント治療は、失った歯に見合った人工歯根を骨に埋めていくため、失った歯を直接再生する治療と言えます。
他の歯に影響を与えずに、失った歯を再生したいという事情のケースなら、他の治療法よりもインプラント治療がしっくりくると思います。手術が成功し、義歯が使えるようになってインプラント治療が終了しても歯科医の指示に従ってメンテナンスを受けなければならず異常がなくても維持費は必要になります。
使用に問題がなくても、三ヶ月に一度のペースで定期検診を受けるように言われます。定期検診を受ける費用は基本的に保険が適用されるのでたいていは三千円程度に収まります。標準的には、一年に1万円から2万円程度の維持費を用意しておきましょう。