2017-3-27 03:25
サクラの解釈
風をだに
待つ程もなき
徒花は
枝にかかれる
春の淡雪
*
美しい歌だなと思います。
桜の樹の下には屍体が埋まっている様な気がしますが…
もっと率直に、
「これは手だ」と認識する以前に感じている「手」を表現したモノと思われます。
桜の花の儚さ、うつくしさ、妖しさ、
物哀しさ、厳かさ、恥ずかしさ、
アスファルトの上で雨に滲んだ匂い、
その匂い、、、
…これは現代人の解釈ですが、
この歌に詠まれている桜はソメイヨシノではなくて、島桜なのです。
ソメイヨシノは外来種で、
もともと日本に自生していたのは島桜
葉っぱと花が一緒に着く桜です。
昔々の日本にはソメイヨシノなど存在していなかったので、
昔々の人々が歌った桜はつまり島桜なのです。
島桜
私はこっちの桜の方が好きです。
こっちの桜に馴染みのある土地で生まれ育った私は
桜というと、
自然に頭に浮かぶのがこの島桜です。
毛虫のついた葉っぱと、
素朴な白い花弁…
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綺麗な歌ですね。
心洗われます。
島桜と山桜、同種でしょうか
‥疲れた脳が和みました。
ありがとう。
コメント有難うございます。
島桜と山桜、3親等くらいの近い親戚みたいな感じだと思います。
専門家でないので詳しくは分からないですが…
それと、
島桜というのは正式名称ではないのですが、日本にしかない種として区分されるある特定のサクラのことを指して書きました。
つまり、
何と言うか、、酔っぱらいの戯言です…