現実















































































































ソラマメのような形をした
異様な物体が空に浮かんでいる

あれが、現実よ
あれが現実というものなのよ

お母さんが云うと
子供は急に泣きそうになって

あれが、現実というものなんだね
あれが、現実というものなんだねお母さん

と言った。
ソラマメのような形をした

異様な物体からヒュルヒュルと奇妙な音が鳴り響き、
虹色の光線が三角柱の形をして出てきた。

と、
次の瞬間

その三角柱の中へと男の子、女の子、お爺さんお婆さん、犬、女の子、女の子、
が次々に吸い込まれてゆくのだった。

あれが、現実よ
あれこそが、現実というものなのよ子供

お母さんが云うと
子供は急にまじめな顔になって

あれは、現実なんだね
あれこそが、現実なんだねお母さん

と言った。
お母さんはただただソラマメのような

異様な物体の尋常じゃなく?不自然な運動をそっと見つめていた。
尋常じゃなく?でも少しだけうんざりするように。。

と、
次の瞬間

異様な物体は急に真っ赤なトマト?のように膨れ上がり(いや、キノコのようにかも知れない。…)
次の瞬間にはもう跡形もなく消えてしまった

これは、現実よ子供
これこそが現実というものなのよ

お母さんが云うと、子供は急に泣きそうになって
なぜだか同時にニヤニヤしていた…

それが、現実なんだねお母さん
それこそが、現実だったんだねお母さん

子供が言うと、お母さんの優しい顔がもっともっと優しくなって
何も無いはずの空をずっとずっと見つめているのだった。

ばかばかしい。
嗚呼嗚呼、本当にばかばかしい。
















































その時、お父さんは庭木の手入れをしながらお隣のハーさんと談笑していた。
その時、おばあちゃんの部屋からは相撲の中継とタバコの匂いがした。

その時、二階の窓から知らない女の子が僕に手を振って
その時、裏庭の方で猫が鳴いていた。

その時、お姉ちゃんが弾いているピアノの音が






























































































時間が足りない。

いつも、いつも、
この気まずいことの弁明が出来ない。
時間が足りない。
時間が足りない。
時間が足りない。

いつもいつもいつもいつも、
失敗だらけのこの人生から抜け出せない。
簡単なことじゃない、

無題。

あるいはだれもわるくないかもしれないしわるくもわるくなくもなくあるいはわるいのかもしれないしわるくないのかもしれない

色々な人

もうどうしようもない。
もうどうしようもない。
もうどうしようもない。

当たり前すぎて言葉に出来ない。

もうどうしようもない。
もうどうしようもない。
もうどうしようもない。

当たり前すぎて言葉にもならない。

もうどうしようもない。
もうどうしようもない。
もうどうしようもない。

もうどうしようもない。
もうどうしようもない。
もうどうしようもない。

丑満時

十六夜…
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