昨日入眠直前に濃厚なカラナベ降ってきたので文字に起こしておく
2023-8-17 21:45
宅ほも
ナベはガラル住みにしたのでトリップ中と現世で髪や服はもちろん雰囲気がなんとなく異なります。
出身とかまで考えてないけど居住地方は完全別
たぶんお母さんの出身がシンオウで、着いていったことがあるくらいと思う
一晩でレジェアルの内容をトリップ〜クリアまで経験して数週間、ナベは一連を夢の中の出来事として過ごしていた。
ある日ボックスランド(仮称)がガラルまで展開してきたというのでプロモーションとして先行テスター募集があり、応募していないのになぜか当選したナベ。これはアルセウスのいたずら
自分のポケモンすら持ってねんだけど…あらゆる点に突っ込みながらも、家族の推しで親のポケモンを連れて行ってみることに。
「こちらチェックインゲートになります。パスの方お預かりします…はい、ありがとうございます。入場は只今お持ちの2体でお間違いありませんか?」
「あ、はい。手持ちしか」
「お客様のIDですとボックス内に多数ヒットございますよ。」
「??そんなはずは、」
受付で連れて入る手持ちを最終確認されたところ、自分のボックスには他にポケモンがいることがわかり、モニターでログインするとそこには夢の中で捕まえたと思っていたポケモンたちがいた。しばしフリーズ
ナベは自分の手持ちに対してかなり罪悪感というか、感謝や尊敬こそすれ心が通ってるとは思えてなかったんですよね、ただでさえ捕獲して使役してっていうのに慣れてないなかヒスイ地方の人間の価値観のなかで暮らしてみてさ。
ボックスランド(仮称)自体もうちの他のトレーナーほど興味はなくて…まぁでもこの部分は別に普通の感覚だけどね。好ましい支持する人がいれば不快やアンチな人もいるってだけ
話がそれたけど擬人化した・意志疎通できる環境なんてなんならめっちゃこわい。親のポケモンとだってしなくてすむならしなくていい。ポケモンが人といること、自分といることに良い感情を抱いてるとは限らないから。
いざここに来るまではぶっちゃけそこまで考えてなかった。結び付いてなかった。でもボックスの中の自分のポケモンたちを目の当たりにして急に手先の感覚がなくなった。
だからどうしようどうしようってなって、一旦親のポケモンも預けて、最初から人に慣れてた、初めて自分のポケモンになってくれた桂獄だけ連れて中に入ることにした。
ナベからしたらヒスイの手持ちたちは原型ですら顔を会わせづらかったので、桂獄とはいえめちゃくちゃ気まずい。ふたりともおしゃべりでもなし。
「え、っと、あの。」
『(頷く)』
「…久しぶり」
『はい』
「ていうか俺のこと、わかる?」
『わかりますよ』
「そうか…」
『…元気そうでよかった。』
「え?あ、俺?」
『はい』
「まぁ元気…ではある、かな」
『皆心配してました。』
「………そうなの?」
『そうですよ』
ベンチに座ってぽつぽつしゃべった。
堪えられず先程フラッシュバックした根拠のない後ろめたさのことを話したら、『知ってます。ずっと聞いてたから。』と返されて涙がどばっと出た。
それまで無表情だった桂獄がぎょっとして慌てたので少し笑えた。
ヒスイでね。手持ちと自分だけの時間にずーっとその話をしてたんです。
みんないろんな反応をしてたけど桂獄はじっと側で佇んでた。
そこからは空気も和らいで、なんか食べて出ようか。と軽く食べて流れで外に出た。
『他の者にもたまには機会をやってください。特に芥子笠殿』
「カラ?センじゃなくて?」
『はい。一番気にかけてます』
「わかった、教えてくれてありがとう。」
ナベはヒスイでポケモンたちを捕まえながら、こちらの勝手で生活の邪魔をするんだから今後の責任は自分が負うと決めていた。罪悪感と同じだけその気持ちは強いわけです
ボックスランド(仮称)の付属品?でもないんだけど、ゲート外でも擬人化した姿とテレビ通話が出来るモニターが施設内に設置されているため、帰る前に利用する。
プルルル、プルルル、
(いま誰が出るかな…カラ、丁度よくいるかな?ケイが話してくれるとは思うんだけど)
ガチャッ
『お?』
「、わ」
『なんじゃ?どうなっとるんじゃこれ。主(ぬし)は…ナベの…子孫?』
「いやっ。本人だ、ナベだよ」
『ほう、そうかそうか。いや赦せ、ヒトの顔を覚えるのは苦手じゃ』
「そっちはりりであってるか?」
『主の声で呼ばれるのも久しいの。名残惜しいが喧しいのは苦手じゃて、あの狐めが嗅ぎ付ける前に切り上げてええか』
「ま(笑)待って待って!芥子笠はその辺にいないかな」
『お?おお噂をすれば此方に来よるぞ。禽のも一緒じゃ』
「よかった、話せるな」
『うむ。じゃあまたそのうちにな、息災での〜』
「おうまた!ありがと」
『ナベ!!』
「っぉわ」
『おめェ無事かよ!?オレら何時経っても外に出られねえからおめえに何事かあったのかって、ナベは抱え込むしよお…!』
「うん。うん。ごめ…大丈夫だよ、っぅ、ぐす」
『ああオイ、泣くなよ。こっちとそっちじゃどうもできやしねえって』
『某(それがし)等が預け所にいる間主(あるじ)とどういう位置関係にあるのかって、いつだったか殊のやつが。こっちの時空でもあっちの時空でも変わらないようですね』
「ぐすっ、そうだったんだ」
『主がまた泣いている。先は肝が冷えたが今はなんだか安心しました』
『良いけど良かねえんだよォ』
「なんだそれ、ぅ、ふは。…あの、今日はさ。二人も一緒に帰れたらって思う。いい?」
『もちろんだ』
『御供します』
人選、この二人以外は歩み寄りが逆効果になる可能性が高いため一旦保留にしようということから。
放置する気もないけど関わり方が難しそうなのでよく考えたい。
りりは例外。
ボックスから両親のポケモン、桂獄、芥子笠を引き取って施設を後にする。
お互いに紹介しようと少し歩いたところでピクニックをする。
書いても書いても終わらないんだが(続く)
出身とかまで考えてないけど居住地方は完全別
たぶんお母さんの出身がシンオウで、着いていったことがあるくらいと思う
一晩でレジェアルの内容をトリップ〜クリアまで経験して数週間、ナベは一連を夢の中の出来事として過ごしていた。
ある日ボックスランド(仮称)がガラルまで展開してきたというのでプロモーションとして先行テスター募集があり、応募していないのになぜか当選したナベ。これはアルセウスのいたずら
自分のポケモンすら持ってねんだけど…あらゆる点に突っ込みながらも、家族の推しで親のポケモンを連れて行ってみることに。
「こちらチェックインゲートになります。パスの方お預かりします…はい、ありがとうございます。入場は只今お持ちの2体でお間違いありませんか?」
「あ、はい。手持ちしか」
「お客様のIDですとボックス内に多数ヒットございますよ。」
「??そんなはずは、」
受付で連れて入る手持ちを最終確認されたところ、自分のボックスには他にポケモンがいることがわかり、モニターでログインするとそこには夢の中で捕まえたと思っていたポケモンたちがいた。しばしフリーズ
ナベは自分の手持ちに対してかなり罪悪感というか、感謝や尊敬こそすれ心が通ってるとは思えてなかったんですよね、ただでさえ捕獲して使役してっていうのに慣れてないなかヒスイ地方の人間の価値観のなかで暮らしてみてさ。
ボックスランド(仮称)自体もうちの他のトレーナーほど興味はなくて…まぁでもこの部分は別に普通の感覚だけどね。好ましい支持する人がいれば不快やアンチな人もいるってだけ
話がそれたけど擬人化した・意志疎通できる環境なんてなんならめっちゃこわい。親のポケモンとだってしなくてすむならしなくていい。ポケモンが人といること、自分といることに良い感情を抱いてるとは限らないから。
いざここに来るまではぶっちゃけそこまで考えてなかった。結び付いてなかった。でもボックスの中の自分のポケモンたちを目の当たりにして急に手先の感覚がなくなった。
だからどうしようどうしようってなって、一旦親のポケモンも預けて、最初から人に慣れてた、初めて自分のポケモンになってくれた桂獄だけ連れて中に入ることにした。
ナベからしたらヒスイの手持ちたちは原型ですら顔を会わせづらかったので、桂獄とはいえめちゃくちゃ気まずい。ふたりともおしゃべりでもなし。
「え、っと、あの。」
『(頷く)』
「…久しぶり」
『はい』
「ていうか俺のこと、わかる?」
『わかりますよ』
「そうか…」
『…元気そうでよかった。』
「え?あ、俺?」
『はい』
「まぁ元気…ではある、かな」
『皆心配してました。』
「………そうなの?」
『そうですよ』
ベンチに座ってぽつぽつしゃべった。
堪えられず先程フラッシュバックした根拠のない後ろめたさのことを話したら、『知ってます。ずっと聞いてたから。』と返されて涙がどばっと出た。
それまで無表情だった桂獄がぎょっとして慌てたので少し笑えた。
ヒスイでね。手持ちと自分だけの時間にずーっとその話をしてたんです。
みんないろんな反応をしてたけど桂獄はじっと側で佇んでた。
そこからは空気も和らいで、なんか食べて出ようか。と軽く食べて流れで外に出た。
『他の者にもたまには機会をやってください。特に芥子笠殿』
「カラ?センじゃなくて?」
『はい。一番気にかけてます』
「わかった、教えてくれてありがとう。」
ナベはヒスイでポケモンたちを捕まえながら、こちらの勝手で生活の邪魔をするんだから今後の責任は自分が負うと決めていた。罪悪感と同じだけその気持ちは強いわけです
ボックスランド(仮称)の付属品?でもないんだけど、ゲート外でも擬人化した姿とテレビ通話が出来るモニターが施設内に設置されているため、帰る前に利用する。
プルルル、プルルル、
(いま誰が出るかな…カラ、丁度よくいるかな?ケイが話してくれるとは思うんだけど)
ガチャッ
『お?』
「、わ」
『なんじゃ?どうなっとるんじゃこれ。主(ぬし)は…ナベの…子孫?』
「いやっ。本人だ、ナベだよ」
『ほう、そうかそうか。いや赦せ、ヒトの顔を覚えるのは苦手じゃ』
「そっちはりりであってるか?」
『主の声で呼ばれるのも久しいの。名残惜しいが喧しいのは苦手じゃて、あの狐めが嗅ぎ付ける前に切り上げてええか』
「ま(笑)待って待って!芥子笠はその辺にいないかな」
『お?おお噂をすれば此方に来よるぞ。禽のも一緒じゃ』
「よかった、話せるな」
『うむ。じゃあまたそのうちにな、息災での〜』
「おうまた!ありがと」
『ナベ!!』
「っぉわ」
『おめェ無事かよ!?オレら何時経っても外に出られねえからおめえに何事かあったのかって、ナベは抱え込むしよお…!』
「うん。うん。ごめ…大丈夫だよ、っぅ、ぐす」
『ああオイ、泣くなよ。こっちとそっちじゃどうもできやしねえって』
『某(それがし)等が預け所にいる間主(あるじ)とどういう位置関係にあるのかって、いつだったか殊のやつが。こっちの時空でもあっちの時空でも変わらないようですね』
「ぐすっ、そうだったんだ」
『主がまた泣いている。先は肝が冷えたが今はなんだか安心しました』
『良いけど良かねえんだよォ』
「なんだそれ、ぅ、ふは。…あの、今日はさ。二人も一緒に帰れたらって思う。いい?」
『もちろんだ』
『御供します』
人選、この二人以外は歩み寄りが逆効果になる可能性が高いため一旦保留にしようということから。
放置する気もないけど関わり方が難しそうなのでよく考えたい。
りりは例外。
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