フジファブリックのVo&G、志村正彦氏が2009年12月24日に急逝なさったのを、僕はその二日後の26日に知りました。


以下は、そのことに関していくらかの感傷に浸ってみた、2009年12月26日の僕の記録です。


昨日は月命日だったということで、なんとなく相応しいかなと思って投稿してみます。


では。










それまで僕は、フジファブリックをあまり積極的に聴こうとはしていませんでした。


しかし、そのフジファブリックという名前だけはよく知っていたので、志村さんの訃報を聞いたときもそれなりに衝撃を受け、いろいろと調べてみたんですね。


そうしたら、その過程で、志村さんの死を悼むファンの方々の悲しみのコメントを、たくさんたくさん目にしたのです。


こんなに大勢の人たちに愛されている志村正彦という人が創る音楽って、一体どんなものなんだろう。


そんなふうに興味を持った僕は、ずっと前に音楽好きの友達からCDを何枚も借りてコピーしたなかにフジファブリックがあったんじゃないかと思い、手元のCDを探してみたんです。


そうしたらありました、フジファブリック。


聴いてみようか。






そうして僕は、本格的にフジファブリックを聴き始めました。


見事にストライク。


『若者のすべて』という曲の世界観にどっぷり浸っています。




ないかな ないよな なんてね 思ってた

まいったな まいったな 話すことに迷うな




最後の歌詞を一部引用してみました。


この部分を見るに、この曲の歌詞で語られている主人公は、最後には別れてしまった人に再会できたようですね。


でも僕はもう、志村さんのライブに行くことは絶対にできない。いくら願おうとも叶わない。


僕は永遠に最後の歌詞には辿り着けない。


1番の歌詞とと2番の歌詞のなかでさまようばかりです。




ないかな ないよな きっとね いないよな

会ったら言えるかな

まぶた閉じて浮かべているよ










・・・・以上です。


今あらためて見返すと、当時の僕はずいぶん感傷的になってますね。






アーティストのライブなんて、チケットを買えばいつでも行ける。


なーんて思ってたのはいつのころの僕だったでしょうか。


今は違います。


志村さん然り、MJ然り。唐突に別れが訪れることがたまにあることを僕はもう知っています。曲は残れど映像は残れど、ライブ感は永久に墓の下。


ライブは行けるときに行っとかないといけないんです。












P.S.


今年のサマーソニックに、なんとあのSTEVIE WONDERが参戦するらしいです。


彼も随分な年だし、はやくライブに行かないと。