原題:Elementarteilchen
監督:オスカー・レーラー
製作:オリバー・ベルビン、ベルント・アイヒンガー
原作:ミシェル・ウエルベック
製作国:2006年ドイツ映画
上映時間:1時間53分
配給:エスパース・サロウ

モーリッツ・ブライブトロイ、フランカ・ポテンテ、マルティナ・ゲデック、クリスティアン・ウルメン、ニーナ・ホス、ウーベ・オクセンネヒト、コリンナ・ハルフォーフ、トム・シリング、ミヒャエル・グビスデク


せつない映画だなあー。
愛に飢えているのに、愛を恐れている人達。
みんな幸せになれるよ。
みんな幸せになるんだよ。
大丈夫だから、怖がらないで。

両極端な兄弟だけど、根本的な問題は同じ。
最後は二人とも幸せになれたはず。
人を愛せたんだもの、愛されたんだもの。
それがたとえ残酷な結果であっても。

見ていく内に二人のことがすきになっていく。
二人が幸せになれますようにと祈ってしまう。
そんな映画だった。

セックスとは何なのか。
愛とは何なのか。
難しい問いだけど、言葉にできないけど、
たぶんあたしは体と心で感じている。