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まだまだデキテマス♪空蝉、向日葵、水芭蕉、月下美人、藤、シクラメンなど^^


空蝉

○空蝉やもえこがれたる夢のあと
○空蝉や風にもたれて山河あり




向日葵

○向日葵のふいにふられて瞳かな

向日葵

○ひまわりや島々めぐるカーフェリー

向日葵

○向日葵に身を捧げたる巨人族
◯向日葵の落ちて幕府の終わりかな
○向日葵や明治維新となりにけり
○向日葵の折れて高杉なかりけり
○向日葵やなおざりの恋ありにけり
○向日葵やつらつら眠るもののかげ
○向日葵や声さやかにし招き猫

○向日葵やかき乱されて踏み鳴す
○太陽にゆだねてオーレ向日葵立つ
○向日葵の大地の子たる証哉
○向日葵やそぐ風の下あぶらぎる
○向日葵や去りゆく人の影もなし
○向日葵や炎のごとく命立つ
◯向日葵や大聖堂の歌声に
◯向日葵や国王様の美術館
◯向日葵や海岸線を埋めつくす
◯ひまわりや海岸線の風となり

向日葵

○向日葵や投げ捨てられて油かす
○向日葵やパスタの風の偉大なり
○向日葵やパスタの上も支配され
○向日葵や知らなき街の風夕べ
○向日葵や誰もが知てるさんぽ道
○向日葵や空に吸いつくさびしさよ
○つなげたる生命やのせて日輪草
○終るまで生命の舟や小向日葵
○終るまで生命の舟や日輪草
○向日葵や病室の目の清明期
○向日葵やつないだ手と手さまよえる
○ひまわりや土くれていてあぶらぎる
○ひまわりをさまよい消えた少女かな
○ひまわりに鮮烈なるや強い線
○ひまわりに三四五本の強い線
○土くれに向日葵のある聖書かな
○向日葵や青年の日を漂へる


水芭蕉

○木道に魔法のけむり水芭蕉

水芭蕉

○白砂を撒いたごとくや水芭蕉
○月読の朝のしずくや水芭蕉
○弁舌をふるう事なき水芭蕉
○月読の盃くれて水芭蕉
○月読の瞳の落ちて水芭蕉

水芭蕉

○西洋の美しきひと水芭蕉
○しづかさの魔法の庭よ水芭蕉
○西洋の呪文まとえり水芭蕉
○いくたびも足を向けたり水芭蕉


月下美人

○月下美人夜のしずくのごとくなり
○人妻の折り曲げたまま月下美人




○じんわりと絞め殺したり藤の花
○この胸に光線銃や藤の花
○たよりなや下げて恋せる藤の花
○うつくしの小さな顔や藤の花
○色白のや小さな顔や藤の花
○藤棚や心がけたり日本髪
○髪型や新しくして藤の花
○源平やしづかな歌よ藤の花
○醜さの指先おとな藤の花

○しなやかにきのふのことは藤の花
○月の下露骨に見せぬ藤の花
○静かさや藤に鱗の通りゆく
○藤の花しづかに蛇を迷わせり
○白藤や月の明かりを何気なく
○したたかに月の姿や藤の花
○したたかに爪を隠すや藤の花
○白藤や房にかほりを湛えけり



○白藤や近くの石碑くさのかげ
○藤の花しかとあれこそおぼつかな
○大和路の山の辺そして藤の花
○石塔や怨みを残し藤の花
○白藤や飛鳥の君もそでをふり
○白藤の風にあれこそ大和川
○白藤の風にあるらし大和川



◯毎年や楚々とはづかし藤の花


シクラメン

○バレリーナ構えて優雅シクラメン
○劇場にその花有りしシクラメン
○男性のひかえてゆかしシクラメン
○円は線をたてに祝賀のシクラメン
○青の壺ごとくワインやシクラメン
○美の色を尊重やせりシクラメン
○祭壇のごとく息吹やシクラメン
○めすぶたのパンも朝焼けシクラメン
○早朝の波をおさめてシクラメン
○はるばると遠くに君やシクラメン
○愛しさをはるばるとしてシクラメン



○シクラメン舌吸ひ上げるごとくなり
○シクラメンリビングにある異郷の森
○シクラメン街と街とや川の上
○アイドルを卒業しますシクラメン
○母の血を継ぐや湯めぐりシクラメン
○身動きのとれなき力シクラメン
○シクラメン葉巻に映える夜の街
○シクラメン髪短くて空に透く
○シクラメン夕刻の街締めくくる
○シクラメン博物館に君想ふ
○シクラメン指輪に紐の結ばれをり
○別荘に固定されたりシクラメン
○抱上げて熱い舌なりシクラメン
○篝火草いま交差点にただひとり
○シクラメンずぶ濡れていま硝子越し
○シクラメンその一曲を覚えてる
○篝火の君に恋してシクラメン
○手作りのつくつぐ思うシクラメン
○シャルロットの君に恋してシクラメン
○シクラメン劇場版となりにけり
○シクラメン東京でいま会社員



★俵大石

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