第一スタジオと聞いたとき「他にもスタジオあるし朝だからまだそんなに人集まって無いでしょ」と思ってた僕は本当に馬鹿だったとこのあと思い知る。その日に限ってたまたま取材があってたまたま京アニの主要メンバーが集められてたまたま鍵を解除していた。それを知った僕は一気に顔が青ざめた。いきなり心に穴が空いた。あんな数分前まで安堵していたのに。いそいでそこにいた主要メンバーを調べた。そしたらFree!、ハイスピードの監督、作画監督がいた事を知った。目の前が真っ暗になった。更に安否不明の文字。何が起こったのかわからなくなった。呆然とする僕はただただ泣いていた。いや泣くことしか出来なかった。その現状に。Free!は2020年に新作映画が公開予定で僕自身凄く楽しみにしていた。Free!が無いと夏を迎えられない。Free!があるから嫌いな夏も楽しみになる。それほど大きなものだった。それが一気に失われた。今でも何が起こったのか理解してない。いやしたくない。考えたくない。
死者が34人。その文字を目にしたときは怒りなのか悲しみなのかもはや分からなかった。無。なのに涙は出てくる。限界まで。もう出ない。そう思ったら今度は自然と血が出てきた。笑うよな。限界まで泣くと血が出てくるこの体質。自分でもよく分からない。でもそれくらい京アニの事を考えれば泣いた。泣いた。沢山泣いた。今も泣いてる。永遠に思い出しては泣くだろう。僕だけではない世界中。そんな悲しみに溢れる中加害者は精神疾患だったと報道された。意味が分からなかった。40Lのガソリンを買ったのに。事件当日の前夜から近くにいたのに。なぜ。なぜ。立派な計画的な犯行じゃないか。精神疾患だから?は?だから?刑を軽くしろとか言うの?笑わすなよ。ふざけんなよ。ここまで憎んだ人間は産まれて初めて出会った。京都の市長は「火事は十分が大事」と意味わからない発言をした。40Lだぞ?数秒もねえよ。一瞬だよ。一瞬で火の海だよ。屋上に続く螺旋階段で19人の遺体。3階で作業してた人達は屋上に行こうとしたんだと思う。屋上の鍵は空いていた。たった1枚の扉。空気圧で開かなかったのかその前に火が来たのかはわからない。考えただけでも酷く胸が痛む。いやそれ以上。言葉でなんて表わせられないほどの感情に苛まれる。そんなの赤ちゃんでも分かる。アイツの勝手な被害妄想で34人も亡くなった。アイツの自己中な行動で34人の未来が突然絶たれた。亡くなっていい人は一人もいなかった。京アニはアニメ業界でもNO.1で映像、作画が綺麗。他のアニメは「この作画酷いな〜…」って思う事多々ある。でも京アニは一切無いんだ。それ程優れた人材の集まりだった。終身刑?死刑?どんな罪でも軽すぎて仕方が無いよ。ははは。何をやっても軽い。実に軽い。軽すぎて反吐が出る。きもちわるい。消える価値もないし、生きる価値もない。そんな人間。もはや人なのか。何にも表したくない。そんな奴。
僕は前を向くつもりは一切無い。その人の分まで生きようと思う程僕はこんな素晴らしい方達と一緒には出来ない。ご冥福をお祈りします。こんな綺麗事さへ僕は言えない。生きてて欲しいよ。逝かないで欲しいよ。1%でも希望があるなら僕はそれに縋り付く。そして最悪な事になっても僕は信じない。信じたくない。現実なんて見ない。みんなみたいに僕は強くないんだ。大好きな人達が亡くなったあと強く生きれる訳がない。今やってるFree!の映画。99分間。ずっと泣きっぱなし。亡くなられた34人のうちどれくらいの方が携わっていたのだろう。もしかしたら全員かも知れない。そしたら今のFree!はもう見れない。僕の大好きなFree!は、、、。今も安否不明な河浪監督、そして西屋さん。あなた達が作るFree!が僕は見たいです。生きててください…生きててください…生きててください…お願いだから…。作画の方々が数人変わった後のアニメを見たことがあるが本当に絵が違うんだよ。人目見ただけでわかる。だから誰一人かけちゃいけないのに。

アニメは人がいないと出来ない。凄く当たり前なこと。命よりも大切なアニメを創り上げる方達は僕にとって神様です。神様が34人も一気に失った。僕はこの事件を一生引きずって生きていく。こうやって文章ペラペラ並べてるけど所詮並べてるだけでどんな感情を抱きながら書いているのかよく分からない。

アニメイトへ募金しに行った時にはもう沢山の札が入ってた。1000円。5000円。10000円。様々な札。もう溢れそうだった。それくらい。みんなが京アニという会社を愛している。5年でも10年でもその先でも全然待ってます。愛してます。






僕より先に誰一人として愛する人をなくしたくなかった。僕が先にしにたかった。もうこれ以上この先誰も逝かないで。これが僕の一生のお願い。








Free!は僕の命の一つ。大切なもの。失ってはいけないもの。遙達の成長をこれからも傍で見守っていきたい。僕の命が果てるまで。