死にたいと嘆く僕は今日も笑顔で満ちている
結局この世界はそんなものだ 気持ち悪い
死にたいと口にしたところで死ぬ勇気など1ミリもない
だからといって心に留められる程優秀でもない
刃物を僕自身に振りかざすことで僕の衝動は満たされた
その場限りの衝動 背徳感は特にない
腕から滴る赤色の液体はいつ見ても美しかった
何をしたって僕は無価値のままなのに
必死こいて生きる 無様そのもの
幸せなんていらないんだ
もらってしまったらそれが最後だと思うから
僕は僕と毎日戦ってる 意味のない戦い
勝者も敗北もない これから先あと何十年戦うんだろう
終わりのない戦争 感情のコントロールすら上手くできないのに
勝手に始めるからこれまた大変でさ
一回くらい言うこと聞いてくれてもいいのに
君ならこの戦争どう治める?
あ、聞いた僕が馬鹿だった ごめん

青く澄んだ空を見上げた瞬間嫌な程に生きている実感が湧いた
死ぬ勇気もないけど生きる勇気もない僕
臆病な僕 ははは 死ぬ程ダサい はは
他人の幸せも望めない 僕が神様になって握りつぶしてあげる
今君が持っているその幸せ 木端微塵になるまで
不幸で満ちているこの世界 きっと素晴らしいよ
知らないけど