≪永遠に僕の隣に≫
「・・・・・」
「・・・・・」
「・・・何?」
「えっ?!な、何が!?」
「何って・・・じっと僕の顔を見て楽しいの?」
「え?!わ、私・・・・そんなに見てた?」
「うん」
「・・・・・」
「それで?」
「え?」
「笑わないから言ってみなよ」
「うん、・・・・あのね、幸せだなって思っていたの」
「・・・は?」
「だって隣に那岐がいるんだもん」
「・・・別に、今までだってずっと一緒にいたじゃないか」
「前も幸せだったけど、今の幸せとは違うの。だって・・・那岐がずっと隣にいてくれるから。」
千尋は少し顔を赤らめた。
「千尋・・・」
「何?」
「ずっと一緒にいられる方法、教えてあげようか?」
「え?あるの?」
「僕が18歳になったら、教えてあげる」
「18・・・って、えっ・・・・」
千尋は言葉の意味が分かり、顔を更に赤らめた。
その表情を見た那岐は千尋の耳元に口を寄せた。
「ずっとじゃなくて、永遠に離すつもりはないから、覚悟してなよ」
やっと手に入れた大事なものだから・・・・
そんな簡単には離してあげないから。
だから、ずっと隣にいてよね、千尋・・・・ーーーーー
那千は可愛いですなv