アラームが鳴ってる。起きねば。
うんと伸びをして、目をあけると、辺りはまだ暗かった。
あれ?アラーム鳴ってたのに、まだ夜なの?
ごろりと転がって横を向く。
上氏がいない。
あれ??
体を起こして見渡すも、上氏の姿がない。あれー?一緒に寝たのに…。
とりあえず電気を、とリモコンに手を伸ばす。スイッチをポチポチ。つかない。あれ…??電池切れ?
ロフトベッドから下に降りる。
トイレの方から物音がした。
なんだ、上氏トイレか。じゃあアラームも上氏が止めたんかな。
目も覚めてしまったし、テレビでも見ようかしら。リモコンをポチポチ。つかない。…え?
電池切れ…じゃないよなーきっと。立ち上がり、主電源ポチポチ。うん、つかない。
いやいや、まてまてまて。ホラー小説の読みすぎだよな。
多分ブレーカー落ちてるんだ。
だって、ほら、冷房いつもつけっぱなのについてない……し………。いや、おかしいでしょ。なんでこんな涼しいのさ。
今真夏の熱帯夜よ、涼しいのおかしいって。いつもなら切って30分後には暑くなってるもん。
なんだこれ。とりあえず電気つけたい。
ブレーカーの位置がわからないから、上氏を待とう。てかトイレ長くね?あーまたスマホもったままトイレいったのかな?もー…。
あ、れ…?
磨りガラスの向こうに誰かいる。扉一枚の向こう側。
小さい。
上氏じゃない。誰だ。いや、何だ。
何となく、開けちゃ駄目な気がする。
開けちゃ…。
あ、ドアノブ、回ってる。音もなく。ゆっくり。
おかしいなー、暗いのに、それははっきり見える。
あ、開く。
………そういえば今何時だっけ。
とゆう
夢でした
お散歩中、帰り道、危ないよの瞬間、こっちおいでの合図、お布団の中…真ん中にあるものは私の右手と彼の左手。
話題:手を繋ぐ話
映画をみて、帰り道。ナイトショーだから、終わったのは12時過ぎ。
外に出たら、ふらっと磁石のように吸い付いて来る彼の左手。
その、慣れた体温はいつも私に眠気を与える。
「最近、君は、手を繋ぐの、手慣れてきたねえ」
「え?そう?」
「うん。ぱってして、ひょいってするの」
「まあ…慣れるよ、そりゃ」
それが私は少しつまんない。
いつまでもどきどきして欲しいと思ってしまって、なんだか悔しく思う。
すると、彼はパッと手を離してしまった。
「?」
「そっちから繋ぐってことは無いよね」
「うーん、と、そうね、あんまり無いね」
「あんまりも、ないよ」
「そんなことない、よ…たぶん」
繋いでいない自分の手を、じっとみた。さっきまであった何か柔らかな気持ちみたいなのは、溶けていったような気がして、そっと、上氏の顔を見た。
横顔だったけど、少し、なんか、拗ねてるような気がする。
ちらりと私を見て、
「…ちょっとも、ないよ」と言った。
「だって」
私は困ってしまって、いいよどんだ。
「だって、繋ぎにくいじゃない」
繋ぎたいけど、繋いでいいのかなって、思う事。周りの目を気にする人だってしってるから、タイミングがわからない事、私はいつだって繋ぎたい事、大まかに伝えてみた。
上氏は繋いでいいのにと笑った。
「ほら」
「う」
「ほらほら、左手があいてますよ」
私の視界で揺れる彼の左手。その手に安心する体温が含まれるのをしってる。
でも、中々、自分からは繋げない。
「こちらも、右手あいてます、よー」
しかたないなと繋がれた手は暖かくて、やっぱり眠くなった。
「私から繋いだらさ、どきどきする?」
すぐにかえってきた
「するよ」の声に、次は自分から繋いでみるかと決意した。
そんな上氏合宿前のあるひ。
すぐに帰ってくるけどさみしいなあ。
ほうちしすぎたー!!
ここ一ヶ月ほど、嬉しいこともつらいこともよくわかんないことも、スクランブルに忙しなく訪れてきて、わっちゃわちゃ!
メンタルもわっちゃわちゃ!!
私メンタル強くてよかった!
しかしいろいろありましてまとまらないなう。
まとまったらちゃんと記事にかこう。
とりあえず、ジョカちゃん!
10月に沖縄帰るから!