話題:創作小説
こんばんはー!
パチパチありがとうございます(^◇^)
最近はお絵描きが暑くて出来ません( ̄▽ ̄;)
明日頑張れば、お休みなのでノンビリ何か描きたいなぁ…。
来週中には小説も書ききりたいです(^◇^)
ではでは、追記よりどうぞー!
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『ティニア、本当にごめんなさいね?』
『陛下!もうそのお話は…』
『あなたの大切なひとの身体に勝手に入り込んでしまって…。何て謝れば良いか…』
『私、事情を伺って安心してますのよ?』
『−…え?』
予想外の返しに、目を開く。
『昨日、セリアさまにアリルさまの事を酷く言われましたの…。
少しだけ、ショックでしたわ…。
陛下が、実はあの御方の事をあんな風に、どうでも良い存在と思っていたと思って、許せませんでした。
でも、あれを仰ったのがアリルさまご本人なら…。
…良かった…』
『ティニア…』
ティニアの告白を聞いて、胸が詰まる。
アリルの事が本当に好きなのは勿論、自分に対しても信頼を寄せてくれていたのだ。
『女王と四大聖神』と言う肩書きだけの関係と思っていたから、彼女の告白は嬉しかった。
『−…ティニア。私は、貴女は勿論、皆の事が本当に大好きよ?
アリル神が、あの時何て言ったのかは私には分からないけど、これから先に何があってもティニアとお友達でいたいわ』
『セリアさま!私も…!
セリアさまとお友達でいられたら、これ以上の幸せはございません!』
二人の少女は、互いに手を握り、幸せそうに笑い合った。
『−…』
物陰から様子を見ていたアリルは、安堵の息を吐くと、踵を返しそのまま部屋へ戻って行った。