スポニチアネックス 11/28 15:32 

話題:V6

V6の岡田准一(35)が主演する2016年冬公開の映画「海賊とよばれた男」の製作発表会見が28日、都内のスタジオで行われ、女優の綾瀬はるか(30)が妻役で岡田と映画初共演を果たすことが明らかになった。

綾瀬は岡田演じる主人公を思い続けながらも離れ離れになってしまう妻・ユキを演じる。会見に出席した綾瀬は「短い間ですが、鐡造を影ながら支えていく妻の役どころです。味わい深いセットも楽しんでください」とコメント。「皆さんよりは遅れての参加で、監督と皆さんが仲良くて笑い合っているので、男気ある作品になるんだなと確信しました」と現場の雰囲気を伝えた。

上下巻累計364万部を突破した百田尚樹氏のベストセラー小説の映画化。明治・大正・昭和を舞台に、主人公・国岡鐡造(岡田)が石油事業を通して成功していく姿や仲間との絆を描く。

メガホンを取るのは、同じく百田氏の原作で岡田が主演した「永遠の0」(13年)や、「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズで知られる山崎貴監督(51)。昨年の邦画興行収入ランキング1位(87億6000万円)になり、日本アカデミー賞最優秀作品賞など11部門に輝いた「永遠の0」の岡田、百田氏、山崎監督のトリオが再結集する。今回の作品に参加する綾瀬について、山崎監督は「綾瀬さんがくるとキャストのハシャギぶりがすごい」と“絶賛”した。

会見では、綾瀬をはじめ、鐡造を取り巻く豪華キャスト陣もお披露目された。国岡商店と鐡造を支え続けた“店員”役には、吉岡秀隆(45)、染谷将太(23)、小林薫(64)、鈴木亮平(32)、野間口徹(42)、ピエール瀧(48)ら。イランへの舵を取る日承丸船長・盛田辰郎役を堤真一(51)が演じる。そのほか、光石研(54)、近藤正臣(73)、國村隼(60)ら実力派俳優陣がズラリ。

岡田は「豪華なキャストの皆さんと取り組めることを光栄に思います。楽しい現場で皆さんとお芝居ができて、幸せな毎日を送っています。素晴らしい作品になるように応援よろしくお願いします。『(永遠の)0』がライバルであるので、ぜひ『0』の感動を超えたい」と意気込み。そして「年齢も幅広く、生涯を演じていくので、支えていただきながら楽しんでやっています。(九州弁は)野間口さんが九州の方なので、チョコチョコ教えていただいています。普段から九州弁でしゃべるようにしています」と話した。

同作は先月中旬にクランクインしており、撮影は順調に続いている。



“海賊”岡田准一、綾瀬はるかと夫婦役 「『永遠の0』の感動を超えられるように」
テレビファン 11/28 19:01 

映画『海賊とよばれた男』の製作発表会見が28日、東京都内で行われ、出演者の岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、綾瀬はるか、小林薫、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、山崎貴監督が登壇した。

百田尚樹氏原作の本作は、国岡商店の創業者で、国内外からの圧力に屈することなく、石油事業を通じて日本人の誇りを追求し、“海賊”と恐れられた国岡鐡造(岡田)と、彼を支える店員たち、そして最愛の妻との絆が織りなす重厚な人間ドラマ。

岡田は、百田作品『永遠の0』でも山崎監督とタッグを組んだ。山崎監督の『寄生獣』では染谷、『ALWAYS 三丁目の夕日』では吉岡が主演したこともあり、山崎監督が「“山崎組アベンジャーズ”みたいな…」と笑えば、岡田も「『永遠の0』がライバル。『0』を超える感動を届けられるように頑張っている最中です」と力強く語った。

これを受けて、国岡商店の店員を演じる吉岡は「“三丁目”から駆け付けました。なんとか夕日町から援護できるように頑張ります。(役の)人柄の良さがはつらつと表現できたら」とあいさつした。

同じく店員役の染谷も「毎日エネルギッシュで、いるだけで活力をいただける現場」といい、『よく目が死んでいる』と言われるけど、今回はめちゃめちゃイキイキと演じているので、自分も完成が楽しみです」とアピール。また『寄生獣』の現場と比べ「今回は血も飛ばないし、右手も普通です」と語り、笑いを誘った。

一方、鐵造の最初の妻ユキ役の綾瀬は「短い間ですが、鐡造さんを影ながら支えていく心優しい妻の役どころです」と自己紹介し、「監督と皆さんが本当に仲がいい。男気あふれるいい作品になると確信しました」と現場の様子についてコメント。山崎監督も「男ばかりなので、綾瀬さんが来た時のはしゃぎ具合がすごくて…みんな浮かれポンチになる」と綾瀬のモテっぷりを明かした。

岡田は「今日ここに来られない方も素晴らしい方ばかりで毎日楽しく、チームワーク良く撮影ができている。監督にも『台本を超えるお芝居ができている』と言っていただいている」と自信をのぞかせた。

福岡の言葉については「野間口さんが、九州の方なのでちょこちょこ教えていただきながらやっています。『そこちょっと違うんですよね〜』と注意されます。普段から使うようにしています」と明かした。

映画は2016年冬 全国東宝系でロードショー。