あたしのかわゆいおぼっちゃん

付き合う前

キュウ『源氏名いくつあるんすか？』

『ねぇ〜…ホント自分でもキモチワルイと思うよ〜…』

キュウ『………Σ(ﾟДﾟ)俺が知ってる名前も偽名！？』

………ﾆﾔｯ(￣ｰ+￣)
『意外とうちの会社って本名じゃなくてもいけるんだね〜ビックリ』

キュウ『えぇ〜っ……』

後日


キュウ『本名違うんですか？』

『(￣ｰ+￣)ﾌｯ』

キュウ『えぇｰ…』


更に後日


キュウ『ねぇ…本名違うの…？なに…？』

『やけに聞くね､なに？ショックなの？』

キュウ『…ショック〜…』

『ショックなのかっ！(爆笑)』




この話を知った妹『かわいそう〜(泣)ヒドいキュウかわうそ〜(泣)』

えぇー可哀想？可哀想なのか？



『キュウ､偽名の悲しかった？』

キュウ『…悲しかった……』


悲しかったのか！(爆笑)
ごめん､ごめんよキュウ！(爆笑)

付き合う前から記事にしていれば良かったなぁ

自分の気持ちを認識した日の夜中に気持ちを伝えて､お付き合いスタートした私達

もうちょっと付き合う前のドキドキ楽しめば良かったぁ
キュウをもっと観察したかった(笑)
まぁ､今キュウの気持ちを知ったから余裕を持ってそう思えるんだろうけど


インドアな私

キュウ『出かけるのが好きなら､そうゆうシチュエーションで気持ちを伝えられたんだけど｡出かけるのが本当に嫌いなんだな〜と思って機会がなかった』

『あっ 夜景見える場所知ってるってやけに言ってた！あれって…』

キュウ『(照)うわぁ 分析しないで』




『ねぇ､いつから恋愛感情持ってた？』

キュウ『いつからだと思う？』

『んー……カレーの時｡急に｢あっ！カレー嫌い？｣て言われて｢普通に好きだよ｣って言ったら｢良かったぁぁ俺もスキー｣てチョー笑顔で言われたとき』

キュウ『………チガウ』

『えー…分かんない いつ？』

キュウ『…カレーのとき……』

『ええええぇ なにそのウソ なんでごまかした今(笑)』

キュウ『バレてたぁぁ〜て思って(照)あの時､あ､言っちゃったて焦ったもん(照)』

『あはは｡私ソッコー｢良かったてなんだオマエ｣て言ったもんね(笑) …結構前からだぁ…辛くなかった？』

キュウ『…………つらかった』

『………カワウソ！キュウかわうそー！(TдT)ごめんねぇ(TдT)』

うちの布団だか毛布が湿気てるだかで重い､と言うキュウ


キュウ『浴槽にお湯溜めて押し洗いすれば良くない？』

『えｰ(ﾒﾝﾄﾞｸｻ)うち浴槽でカエル飼ってるからムリ』

キュウ『カエル？』

『蛙』

キュウ『……ゲコゲコ鳴いてるの？』

『カエルだもんね｡お湯溜めたら死んじゃうよね』

キュウ『……………』



数週間後



付き合い始めたから､うちで初めてお風呂に入ったキュウ


『カエルいた？』

キュウ『いたぁ ハハッ』



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