話題:今読んでる本





ベストセラーになったルールズの結婚編。


とにかく、夫には尽くす。

そのほうが、我を通すよりぜったい幸せになれる から!


全編そんな内容。

でも何となく分かる気もする……。

負けるってほどでもないけど、譲るが勝ち。


平和で穏やかなことが、1番大事だよね。

小さい頃、親に泣きついてグズって、
姉からちょっと綺麗なシールを取り上げたけれど

ぜんぜん嬉しくなかった。

姉も気に入っていて、すごく欲しそうだったのに……。


譲るのはぜんぜん出来るからいいとして、尽くすのがめんどいなーと思ったら

この本を読んで、いまある幸せについて考えようと思う。


実際、ほんといないよね。

結婚するくらい合う異性って、ほんと稀だよ。

尽くすくらいぜんぜんいいって思う。

で、かったるくなったらこの本を……


この本の、最後に書いてある言葉がすごく良かった。

訳者のあとがき。


“独りでいることも怖くない。

けれども、愛する人と一緒にいたほうがより楽しい。

二人でいるのなら、お互いが幸せでなければいけない”


ルールズは立ち読みで棚に戻したのだけど、この言葉を読むと

すとんと落ちてくる感じがする。


自分、自分ではなくて、相手の気持ちをよく知ろうとすること。

それが大事だって、ルールズは言ってるんだと思う。


1人ではなく、2人で。

それにはまず、自分から変わってみようよ、世界が変わるよ?

みたいな、優しさのある本なのでした。