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なんでもなかったんだけど
名前を呼んでみた

仕方ないなと
そばに来てくれた

それが私にとってすごく大きなワガママだって
あなたは知らないんだろう

あぁ

頬がゆるむ

×


喉奥に詰まる
吐き出しそうになる

もっと素敵で
やさしい
お似合いの人が

他にいるんだろうなと思いつつ

その場しのぎの恋人になる

×


長所は記憶力がいいことです
もう何年も経つのに思い出す
何度薄れても

貴方の誕生日
好きだった歌
一緒に食べたもの
見た景色
褒めてくれたところ

なぞるたびに
広がる

遠ざかっても色褪せても
また鮮やかに



私に隣に貴方はもういないのに

何度でも
何年先も

×


今にも投げ出してしまいたいけれど

そう、例えば
癖のある文字や
混ざってる訛り
好きな香り
落ち着く音楽
好みの食事
続けてる日課
愛された時間

染み付いたそれが私を
今日も私でいさせてくれるのだ

あなたのおかげで生きてる
そういうと大袈裟に聞こえてしまうけど

あなたがいないと
今の私はありえないんだよ

尊敬と感謝

いつか、遠い未来でいい
届くといいな

届けたいな

×


さよならを選んだきみに何も言わないのは

もう俺は必要ないとわかってしまったからだ

安心してほしい

みじめに縋ることもなく

恨み言なんかはひとつもない

きみの中の俺は何よりも無価値

それでも愛してるよ
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