2011-3-2 12:11
のつもりだったけど支離滅裂な文になってもうた。夜のテンションこわい。
なんか鬼佐久な気もしなくはないが私は佐久鬼のつもりで描いたのよ!とだけ言っておく。
はあ…アニメの二人の感じでちゃんと佐久鬼になれたらいいのに…いやでもそれに慣れてしまうのも困る。忘れるな俺は夢書きなんだ…!またあの悲劇を繰り返すわけにはいかない!
こんな佐久間を書くのは中々なかったのでわけわからんでした。鬼道デレがしたかったのに…鬼道さん…いや正直鬼道さんは若干夢で書き慣れる部分があるんだが、そうすると鬼道さんが攻め側っぽくなるんだよね…なんか佐久間は変態臭出してないと受け臭い気がする…。わかんね!この二人書くと夢書かなくてよくね?って思っちゃうからやっぱり私は読み専だぜ\(^O^)/
でわ追記から佐久鬼。
短いしぶつ切りだお(^^)
お前はいつだって俺の声に振り向いてくれた。
「佐久間」
「なんだ?」
一緒にいる時も離れている時も。どれだけ小さな声で紡いでも必ず振り返って小さく笑って俺を見る。
あまりに日常で、常に漂う空気のような存在だった。いつしか俺はそれが当たり前だと認識していて、おそらく、あいつも同じだったんだろう。
ただ違っていたのは、俺だ。俺が、あいつが俺の名を呼んだ時に振り返らなかったこと。小さなか細い声は俺には聞こえなかった。いや違うな、俺自身が聞こうとしていなかったんだ。
「鬼道?」
「…悪いな。呼んだだけだ」
「ふは、なんだそれ。鬼道にしては珍しいな」
可笑しそうに笑う佐久間に、今更ながら自分がした行動がいかに馬鹿らしかったかを思い知る。何をいているんだ俺は。自分自身が恥ずかしくて自然に眉間に力が入った。
何が恥ずかしいと問われれば間違いなく、先程の行動を真剣にした自分と答えるだろう。全く、俺らしくない。
「でも、嬉しかった」
「?」
「鬼道が他の誰でもなく、俺を呼んでくれたから」
嬉しそうに告げる佐久間にこっちまで頬に熱が溜まりそうになる。…そうか、と言葉を紡ぐのが精一杯で俺はさりげなく視線を反らした。
「鬼道」
「なんだ?」
「や、急に呼びたくなって」
「……お前はいつも呼んでいるだろう」
「まあ否定はしないな。だって俺、鬼道のこと大好きだし」
いつでもどこでも呼びたくなるのは仕方ないことだろ?と問われたが、知るか。俺に聞くな。
さらっと好きだと言ってのけるのはこれが初めてではないが、慣れたように思えて未だに慣れない。熱くなった頬を隠すようにマントを翻した。
「……そういう感情で名を呼ぶのなら、俺はもっとお前の名を呼ばなくてはいけないな」
「え?…それって…」
これ以上は俺の口からは出なかったが佐久間には俺の言葉の意味がわかったようで、ぱあっと表情を明るくさせた。わかりやすい奴だと思いながらも、その姿に心が温まった俺自身の方が単純なのかもしれない。
名を呼べば返ってきて、呼ばれたら返して。そのひとつひとつが大切なんだと改めて感じた。
「行くぞ、佐久間」
どんなに小さな声でも、今なら振り向ける