********************************
戦パラ三成様と采配左近

甘さ0%の、へぼ短文です。 
********************************
「何だそれは」
己が主と似て異なる「石田三成」。
それが美しい白面の眉間に深く皴を寄せて近づいてきたかと思うと、その手の扇でしたたかに頬を打たれ、左近は思わずたたらを踏んだ。
「だらしのない」
三成の扇が喉仏に触れ、面を上げさせられた。次いで顎を軽く突かれ、左近はようやく合点(がてん)がいった。
「・・・俺の無精髭の事ですかね」
「他に何がある」
改めよ、と言い残し去った背中を見送り、左近は己の顎に手をやった。

思えば主は阿 呆(あほう)な事を言って己を呆れさせる事は多々あったが、己に手を上げたことはなかった。
・・・ということは、これは己が「三成」に受けた最初の折檻ということになる

・・・のか、と左近は思って、次いで、さいしょ、と呟いた。
「・・・まいったな」
・・・そうだ。先は長いのだ。
********************************
これをあげた時は戦パラ左近は未参戦でした。パ近がボコボコにされてしまうw