「……調子悪いのか?」
「…大丈夫です……」
「無理するなよ。」

休憩の合間にあなたは僕を気づかってくれる。
そっと僕の肩を抱いて、
すっと僕の頬に指を滑らす。

……あぁまただ……
……熱い……

あなたに触れられたところが熱を持つ。

あなたに抱かれる夜より熱い。
その熱さをいつも求めている自分がいる。

だから僕はあなたの前で
わざとしなだれてみせる。

……僕に触れて……。