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編み編み

色々編めたね(おくすりのめたね)

編み編み
あとバッグとかスリッパとか

ノルマ達成したから自分用に何か編みたい 世の編み図はLとかLLサイズの編み図も載せてちょ

近況

かげゆー至高
本誌でゆーまが影浦スコピを使うときを今か今かと待ちわびている
ゆーまの射程が2だから会得できたね影浦との愛の特訓の成果だね 夜の技もレッスンされてるけど気持ちよすぎて頭真っ白でひたすら翻弄されまくりで覚えられないんしょ知ってる

編み練習がてらネーチャンの誕プレにショールをこつこつ編んだり(試作品をあげるマン)余力があったらドイリーを3枚 読書もしたいし落書きしたいし文も書きたい1日が足りない
ネタも下書きもたまる一方なんで頭がパンクしそうだよパトラッシュ
影浦はいつ本誌に出るんだパトラッシュ というか葦原せんせ〜
毎日かげゆーのことを考えてるから絡みまくりな気がしたけど本誌に最後に出てきたの去年やんか
ガロプラ二回戦目は影浦も参戦してゆーまと伸縮スコピ無双しよう


雑すぎる落書き程度はこっちに載せたいけど画像容量がない コロコロ移転するのも面倒やしね

影遊



「あ、あっ……、あぁ!! あうぅ……」
 熱の塊が脈動し、胎内に注がれる精を感じながら、遊真は絶頂の波が過ぎ去るのを待った。中を占めていた体積が抜かれ、軽い喪失感を覚えながら、その僅かな刺激にも身体は敏感に快楽を脳に伝える。影浦隊の作戦室で情を交えるのは何回目になるのだろう。見慣れた、三雲隊作戦室とは異なる天井を見ながら、好きな人が普段過ごしている空間にいる現状に歓喜した。
 達した直後に毎回影浦の広い背に腕を回して安心感を得ようとするのは、性交時が無防備だからなのか、影浦へのいとおしさを体で伝えたいからなのか。多分両方だと思いながら、自身を抱き返してくれる影浦にまわした細腕に力を込める。
 汗を吸った影浦のシャツから蒸れた匂いがした。交わりによって生じたこの匂いが、遊真は好きだ。トリオン体は生身と同じ身体機能を再現できるから、食事も性行為も行える。食べ物の摂取に至っては生身より吸収効率がいいし、性交についても快感が得られ射精すらも可能だ。感覚器官をオンにすれば疲労感も体感できるし、その倦怠感もすぐにシャットダウンできる。換装を解けばそもそも疲れ自体がなかったものとなる。それでも影浦はいつも生身で遊真を抱いてくれた。
 乱れる呼吸は一向に収まる気配を見せない。泣いているせいだ。奥まで突かれて、嬉しくて苦しくて気持ちよくて、終わったあともしゃくりあげながら影浦にしがみつく。それを邪険にはされないし、宥めるように頬を髪に擦り寄せてくれる影浦にまた愛しさが募っていく。常時トリオン体である遊真は影浦と抱き合うとき、感覚器官は切らない。できるだけ影浦の感触を鮮明に味わいたいし、余韻に浸りたいのだ。影浦の精を身体の中で知覚し、影浦と交わった事実を少しでも長く感じたい。弛緩した足はぴくりとも動かせず、情交の激しさを物語るかのようだった。
 落ち着いた頃合いに、数度唇を重ねてから影浦は遊真に服を着せて横抱きにした。向かう先はシャワー室だ。互いに体液でべとべとだし、影浦は一応律儀に遊真の中に注いだものを処理する。放っておいても吸収してなくなるから構わないと言ったのだが、シャワーのついでとのことだった。それが建前で、掻き出すときの反応もいいからやりたがっていたのだと知ったのはつい最近だ。
 体重が、背中と太ももの裏の二点にかかっている。地に足がついていなくても、ちっともこわくない。隆々とした腕の硬い弾力はむしろ心地よかった。影浦は遊真の身体がトリオン体であることを知っている。その上で、まるで生身であるかのように接してくれる。感覚を切って自分で歩けとは言わない。深夜帯で人が少ないとはいえ、当直の隊員は幾ばくか居るにも関わらず、遊真を抱き抱えながら通路を進む。影浦を見上げながら、人とすれ違う折りに目を伏せるのは、眠った遊真を影浦が仕方なく運んでいるという演出をするためで、影浦の、他人の世話を焼くような面倒見の良さを持ちあわせてはいないイメージを、できるだけ崩させたくはなかったからだった。人と接したがらない影浦に、好奇心で近付く輩を増やしたくはない。
 んなもんは気にすんなと、影浦は言う。興味本位で接触してくる者など相手にしない。それでも、相対するだけで感情が肌に突き刺さるその心労はなるべく回避させたい。
 しつこきゃ追っ払えばいいだけだ。手を払う仕草をして、そう話した影浦は人からの評価に頓着しないから、愛想を振り撒くこともなかった。例外なく遊真にも媚びを売らないし、ときには毒づく。それをウソだと遊真はサイドエフェクトで見抜けるし、こうして抱っこをしてくれる優しさも知っている。
 遊真がトリオン体でも、生肌で触れて存在を確かめようとしてくれる。心を受信するサイドエフェクトを持ちながら、遊真を信頼してくれる。影浦が寄せてくれる想いが嬉しくて嬉しくて、たくさん伝えたいのに言葉が足りない。
 クツクツと笑いを漏らす影浦の月光の色を放つ瞳と目線がかち合った。次いで口角が上がり、まるでサメのようなギザギザの歯がより剥き出しになる。
 隠すつもりはないけれど、気恥ずかしくはなるものだ。口に出さずとも、こちらの気持ちは全部バレている。
「んなに俺に中掻き回されんのが好きなのかよ。エロイやつ」
「え、え?」
 前言は正しくないようだ。感情は伝わっても、意図は的確に読み取れはしないらしい。
 まぁ嫌いじゃないけど? 気持ちいいけど? もっと純粋な好意だったんだけど。でもかげうら先輩が楽しそうだからいいかと、影浦の胸板にことりを頭をつけて、シャワー室まで影浦の心音を楽しむことにした。
 規則正しく脈を刻む生きている音。トリオン体にはないその鼓動に、遊真はひどく安らぎを覚える。影浦はそれを汲み取れる。本部では戦闘体に換装しているが、遊真と二人きりでいるときは生身で隣にいてくれる。影浦がこんなに温かい人間だと、どのくらいの人が知っているのだろう。
「好きになってよかったなぁ」
「あん?」
 否。好きになるのなんて、必然だった。


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20160404

今さらですけどアルバム増えたのは1の容量がなくなったからです
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