部屋を見渡してるね。
日本に来れば銀時に会えると思ったの?
会わせるわけないじゃん。
銀時は俺のモノなんだから。
あげないよ。

来客用の黒革のソファーに座り阿伏兎が置いた資料に目を通す土方。

ねぇ、なんで銀時なの?
他のやつにしてよ。
銀時だけはやだ。
阿伏兎が側にいないときでも銀時だけは俺の側にいてくれた。
銀時がいなくなったら俺は…。




また、ひとりになる。



俺から銀時をとらないで。