特別な功績のあった人を表彰する日本の「
褒章(ほうしょう)」に
「
紫綬褒章(しゅじゅほうしょう)」が有ります
発明、発見や学術、スポーツ芸術に優れた業績のある人に与えるもので、
受賞者には(
紫色の綬(リボン))の付いたメタルが渡されますから
「
紫綬褒章」です
(
印綬(いんじゅ))の
「印(いん)」も「
爪(つめ)」を含む字形です
今の字形では左側が「
爪」の形です
右側の
「卩(せつ)」は
人がひざまずいて座る形です
ひざまずく人を上から
「
爪(指先)」を加える形で、強く「押さえる」の意味が「
印」には有ります
それは判を押すときの動作なので、
「
はん」の意味になり、
全てを押してしるしを付ける事を「
印」と言うようになりました