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【漢字の話】 らい の 話

)の旧字は「
)の旧字は「」です
これは
」の旧字「」は
」の旧字「」に「(すい)」を加えた形ですから何となく似てますね


この
「来」の旧字
(らい)
立っている麦を横から見た形です

つまり
(來)の字は
」の事でした、でもその字のを借りて、古くから「くる」「きたる」の意味に用いて来ました
これを「仮借(かしゃく)の用法」と言います

その「往来」の意味では、「道を行く」事ですから
(ぎょうにんべん)」を加えた
(らい)」の字が作られました
(来)」の意味は
きたる」です


【漢字の話】 りん の話

」「」「」の
右下の()(其)(矢)を取った「」と「ノー」に共通する部分は
吹き流しの付いた旗竿」のことです

」の付いた
(き)
吹き流しに四角い旗を付けた軍旗です

そう言う先祖の「」を共有する一族の事を「氏族」と言います
その氏族たちが「」の下で「」を折るしぐさをして、一族の一員として誓うのが
(ぞく)です


家族で行く、一人
出張で行くなどいろんなが有りますが
子供はいろいろなところでぶ事が出来るので
楽しいですよね

【漢字の話】 りょ の 話

」「」「」の
右下の()(其)(矢)を取った「」と「ノー」に共通する部分は
吹き流しの付いた旗竿」のことです

(りょ)」の
吹き流しの付いた旗竿を除いた部分は
(じゅう)の字形です
」は、「」の複数形で「」の旧字の
にも有ります

ですから「」は「多くの人」の意味で、
」は先祖の霊の宿る旗を掲げて、多くの人が出て行く事です

でもこれは、現代の旅行の事ではありません
今でも軍の単位に旅団があるように、この「」も
軍隊(軍旅)の事です
戦争でを掲げて遠くに行くので「たび」の意味になりました

【漢字の話】 りょ の話

」「」「」の
右下の()(其)(矢)を取った「」と「ノー」に共通する部分は
吹き流しの付いた旗竿」のことです

それに「」を加えた形が(ゆう)
(遊のシンニュウを取ったゆう)です

この場合の
は「」の意味で、
遊のシンニュウを取る)は、吹き流しのついた旗竿を持つ人の事です

このには、一族の霊が宿っていると考えられてました
その旗をお仕立てて行く事が「(遊のシンニュウを取る)」ですから
遊のシンニュウを取る」が「(ゆう)」の元の字です

そのに宿る神様の霊が行くこと、気ままに行動する事から「「あそぶ」の意味になり、それに行くことを意味する「シンニュウ」を加えて「」の字が出来ました

この
」は、神様が自由に行動すると言う意味でしたが、後に「人間が心のおもむくままに行動して楽しむ」意味になりました

【漢字の話】 ふく の話

「福井」「富山」に共通してる字は
」のツクリの部分です
この
福のツクリ」は
酒樽等の下部分が膨らみのある容器の形です
酒樽の形ですから
ふくらんだもの」「みちたもの」の意味が有ります
にも「福のツクリ」が有ります

これは
福のツクリ」に「リットウ」を加えた形

リットウ」は、刀の事ですから
福のツクリ」を「」で2つに分ける事が
」です

酒樽(福のツクリ)」のような容器を2つに分け

一つを「」、他の一つを「」とするので
」が「ひかえ」の意味になりました

(ふく)の「(きん)」はきれの事です

布の横幅の事から
全ての横幅を「」と言うようになりました
この
「横幅」と言う点に「福のツクリ」の「ふくらんだ」と言う意味が含まれています
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