「
旅」「
旗」「
族」の
右下の()(其)(矢)を取った「
方」と「
ノー」に共通する部分は
「
吹き流しの付いた旗竿」のことです
「
旅(りょ)」の
吹き流しの付いた旗竿を除いた部分は
「从(じゅう)」の字形です
「
从」は、「
人」の複数形で「
従」の旧字の
「從」にも有ります
ですから「
旅」は「
多くの人」の意味で、
「
旅」は先祖の霊の宿る旗を掲げて、多くの人が出て行く事です
でもこれは、現代の旅行の事ではありません
今でも軍の単位に
旅団があるように、この「
旅」も
軍隊(軍旅)の事です
戦争で
旗を掲げて遠くに行くので「
たび」の意味になりました
「
旅」「
旗」「
族」の
右下の()(其)(矢)を取った「
方」と「
ノー」に共通する部分は
「
吹き流しの付いた旗竿」のことです
それに「
子」を加えた形が
「遊(ゆう)」の
(遊のシンニュウを取った
ゆう)です
この場合の
子は「
人」の意味で、
(
遊のシンニュウを取る)は、吹き流しのついた旗竿を持つ人の事です
この
旗には、一族の霊が宿っていると考えられてました
その旗をお仕立てて行く事が「(
遊のシンニュウを取る)」ですから
「
遊のシンニュウを取る」が「
遊(ゆう)」の元の字です
その
旗に宿る神様の霊が行くこと、気ままに行動する事から「「
あそぶ」の意味になり、それに
行くことを意味する「
シンニュウ」を加えて「
遊」の字が出来ました
この
「
遊」は、神様が自由に行動すると言う意味でしたが、後に「
人間が心のおもむくままに行動して楽しむ」意味になりました