「く、く」
太子が笑った。
笑ったと言っても口元を歪ませて、目は何も見ていないような、そんな笑い方だ。
「何がおかしい」
刺激せぬように。ゆっくり、重く低い声で。
落ち着け、落ち着け。まだ大丈夫だ。
「お前、私が何者か、気がついているだろう」
なのにまだ私を太子と呼ぶか、と太子はまた笑う。
不愉快だ。
「さぁ、オレは阿呆だからわからんよ」
「く、く、それならそれで良しとしようか」
太子はずっと笑っていたが、その顔をやめろ。と静かに告げるとキョトンとして、いつものように笑った。
「閻魔は賢いが、それ故に阿呆だな」
「知るか。さぁ、早く仕事に行きなよ。
ただ、・・・小野妹子に手を出したら、その時は殺す。それだけは覚えておけ」
「物騒なことだ」
太子はツマらないと言わんばかりにおもむろに立ち上がって、私を無視してどこかへと消えた。
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こういうわけのわからないのを書くのが好きなようです。続きません、多分。
そもそもこのサイトにはきちんとした連載作品がありません、実は!気がすんだら書くのやめちゃう人間なので、完結ってものがありません。
だから転生親子シリーズもどこまで続くのか、いつ終わるのかもわからないという・・・。でも書きたいものはあるんですよ、まだまだ。
今日も更新するつもりでしたが、なんだか他のサイトさんと被ったような内容なのでちょっと様子見でやめました。随分前から考えていたものではあるのですが・・・悩む。
あぁ、課題が終わらないよぉおおお!!