prof:bkm:
30代/二次元/メンタル/お洒落
好意を信じられないのは自信がないから
13:06 2017/8/25
今週の火曜日にひとりでお店を回していたのですが、どうしても解決できない事務作業があり、他店舗の社員さんたちへ電話をかけたのです。
ずっとお世話になっているOY店の中国人店長は公休・茶髪パーマさんが不在だったため、次に頼れる方は……とひとしきり考えて、以前OY店にいたクールな社員さんの店舗の番号を押しました。

お店の電話がある場所と、トラブルを抱えているパソコンの場所は離れています。「じゃあハウさん、携帯からかけていいよ。番号登録するから」と促され再チャレンジ。それからアイメッセージを使ってエラーが起きている写真のやり取りをしました。

それで幸いにもすんなり解決できたので「ありがとうございます!いつかお礼をします ハウ」と締めたのですね。

翌日、急なシフト変更があり、クールな社員さんの店舗へ向かうことになりました。

4ヶ月ぶりにお会いした社員さんはすっかり髪が伸びて、ネクタイを締めていて、なんだか違う人のよう。だけど会話を重ねるうちに春に働いていたときの空気感をちょっとずつ思い出せたように感じます。

ふと社員さんが「あっ」と顎をさすり「そういえば俺、ハウさんにデートしてもらうんだった」と言い、わたしの思考回路は完全に遮断されて。なんだか聞き知らぬ外国語が耳をかすめたような心地で、はいっ?と聞き返したらやっぱりデートと言うのですね。

社員「昨日お礼するって言ってたでしょ。だからハウさんにデートしてもらう」
ハウ「質問したら一回デートなんですか?じゃあもう今度からわたし、わかんないところは茶髪パーマさんに聞きますね。笑 茶髪パーマさん忙しそうだったから、じゃあ誰に聞こうかなあって考えてRG店にお電話かけたんですけど」
社員「いやいや、うちもめちゃくちゃ忙しいですよ。暇じゃないですよ?でもハウさんだから教えましたよ」

それから話題は機械の修理のおはなしに。わたしが、その日入荷したばかりの練習用の機械を一発で壊してしまい落ち込んでいたことを伝えると、

社員「まあ、80000円の機械を壊したらそうなるよね。80000円だもんね」
ハウ「ううう、具体的な数字を口にするのはやめてください」
社員「ラブライバー社員くんはそのとき何してたの?」
ハウ「お休みでした」
社員「社員くんがいないときにやったらダメでしょう笑 ラーメンサブマネだって、マニュアル見ながらやって壊したんだよ」
ハウ「え〜、そうなのですか。じゃあど素人のわたしなんてできるわけなかったですね……ひのきの棒装備でラスボスの城に向かったみたいな感じ……」
社員「そうだね。そしたら、わかった。俺がハウさんに修理を教えますよ。それでデートね」
ハウ「またそんな、今日ほんとにどうしたんですか?笑」
社員「どうしたんだろうね笑」

とにかくずっとこの調子なんです。わたしの中の社員さんってあんまり表情が変わらず、口数も少なく、恋愛への興味もなさそうなイメージだったから、この日のテンションの高さや勢いを前にしても何が起きてるのか全然わからなくって。

お客さんがいないときはひたすら、何を話してもデートの方向に進むのですよね。道案内のお客さんを帰した後に「〇〇(近場の観光名所)は真下まで行ったことありますよ」と話したら「じゃあ今日行く?階段のぼっちゃう?」とかそんな感じ。

横並びでパソコンのキーボードを打つ間もそんな調子でわたしはまた「どうしたんですか?笑」と聞きました。

すると「うーん、疲れてるんじゃない?ひとりでお店やってて、コワモテのサブマネにずっといじめられてるからさ。だからハウさんに癒しを求めてるっていうか」と社員さん。

「あとは……まあ単純に、久しぶりに会えてテンション高くなってるのかも」

うーん、会えて嬉しいってこと?この社員さんはわたしに会いたかったってこと?なんで?
というか、なんのためにデートをするの?

頭の中がはてなマークだらけになって、結局一日中上の空になってしまいました。

元々この日は社員さんが本社の説明会へ中抜けするため、その間の留守をわたしが担当するというおはなしだったのです。だけど出発予定の時間になっても社員さんはお店にいて「今日ハウさんが来てくれたから、やっぱり説明会は別の日にする」って。

残業を終えて9時過ぎに退勤し、帰る方向がおなじなので地下鉄に乗りました。そしたらわたしが先に降りるのだけど、社員さんも本屋さんに寄りたいからっておなじ駅で降りて、JRのホームまで見送りをしてくれて。

もうそのときは社員さんの振る舞いが職場の先輩というより普通の男性になっていて、頭の中がかなり混乱していました。

謙遜でもなんでもなく、何で好かれたのかがまったくわからない……。

というか本当に予想外すぎて、ぜんぶ夢だったのかもしれないって気すらしてきました。

クールな社員さんのことは先輩として尊敬しているけれど、あくまでもそれって職場の関係なのですよね。
わたしは好きだった人と離れてからもうしばらく恋愛はいいやと思っていて、仕事に打ち込むことで吹っ切ろうとしていて……でもやっぱり時々はふっと思い出して傷口が傷みます。

そういう気持ちで軽々しくデートの誘いに応じるのってどうなのかなあって。デートはするけど今は誰ともお付き合いする気はありません、って向き合い方だと不誠実な感じがします。

それとももっとライトに構えてもいいものなのかなあ。お友達としてなら飲みに行きますみたいな……。

うーん。
うーーーん。汗

もうなんだかいろいろ大変ですね、恋愛って。ずっと恋愛から逃げてきたツケがここで回ってきています。

話題:自分、恋愛不向きだなぁと思う瞬間。

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