嵐が過ぎ去った空は よく澄んだ青

夏も終わりに差しかかっているのも伝わってくる


あんなに 近くに感じていた空が


今は 少しずつ遠くなってきているんだよ




君と見上げた空は今では遥か彼方に存在し


僕の瞼の向こう側に存在している





忘れたいのに
忘れたくない


信じる事が出来ないのに
信じていたい



そんな矛盾した心が切なくて刹那くて





見上げた空は
何も語りかけてはこない






でも
それでも


顔を上げて空を見上げるよ






歩き出すためにね









君と見上げた空は輝いていて

無限の夢を見せてくれてた



いつかまた



誰かと見上げる事が出来たらいいな