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終焉




蓮様にサヨナラした。


ちょっと泣いたけど、蓮様を想って泣くのは今日が最後。


明日からはまた笑うから。


明日は僕の出発点。


ありがとう、
じゃ足りないくらい感謝してる


ごめんね、
じゃ足りないくらい申し訳無いと思ってる。


僕の初めての恋人が蓮様で、本当に良かった。


辛い思いも知ったし、辛い思いをさせることも知った。


愛することも愛されることも知った。


絶対、蓮様は忘れられない。


出せなかった手紙は、鍵をかけてしまっておこう。


15の誕生日のプレゼントは、蓮様の思い出だって言ってもいいかな。


ごめんね、ありがとう。


そして、サヨナラ。


蓮様とサヨナラして、ここともサヨナラしよう。


新しい住処はここ


今まで、ありがとう。


では、これにて。

覚悟。




蓮様のブログで、やっぱり随分な言われ様だったけど、それはなるべくしてなったこと。


自業自得というか、僕が自ら招いた結果。


別れてサヨナラして、有り得ないくらい蓮様に憎まれた方が楽。


きっとあんな具合なら、もう未練が残るようなことは言わないだろう。


あとは僕からサヨナラするだけ


一晩かけて、未練を断ち切る。


僕の最後の気遣いは、蓮様を嫌いになったようにサヨナラすること。


あんな言われ様でもまだ蓮様を愛してる、なんてことは伝えない。


幸せだとも思ったけど、辛くもあった166日間。


明日サヨナラするから167日間になる。


振り返ってみると、随分泣いたし随分傷付けた。


きっと蓮様にとって僕は苦い経験でしかないんだろうけど、

この苦い経験を忘れないで欲しいというのは僕の我が儘だ。


結局、問題点は何だったかなんて考えるまでもなく僕が悪い。


蓮様にはもっと、良い人が見つかる筈。


徹夜覚悟で未練を絶とう。


そして僕は、泣かずに蓮様に冷たく別れを告げるんだ。

終焉に向けて




明日、ちゃんと蓮様にサヨナラって言おう。


今日言わないのは、ちょっとした期待。


何か辛いから、サヨナラして出来るだけ関わりを絶つ。


そうするべきなんだろう。


何か疲れ切った。


もう、ひたすら友情でいいや。


友達と自分は裏切らないから。


少なくとも、紫苑と蓬と霞草は裏切らない。


凭れ掛からせてくれる人が欲しい。


脱力、無気力。


家族は駄目だ。合わない。


もう、終わりにしよう。

雨粒と紫陽花、蛙は邪魔だよ。




昨晩、更新出来なかった。


突発的な閃きとか何か溢れ出したりして、ちょっと書き上げてた。


体力の消耗が激しくて、体中が痛い。


でも結局、5時半くらいに起きちゃった。


寝てる時間が勿体無いのかな。


今日は29日。


蓮様に対しての決意は定まったけど、蓮様がどう出るか見ていよう。


今回は有耶無耶にすることも、逃げることも許さない。


助け舟だって出さない。


偶には僕だって、本気で怒る。


いつまでも優しく笑ってられる程大人じゃないし、流されない。


ただ、今の僕はとっても穏やかで、2年前を思い出してた。


向日葵が誕生日プレゼントにくれた鏡は、未だに愛用してる。


僕に似合わないピンクをくれた向日葵を、僕の中で小突きながら。


体調は悪いけど、精神はとても穏やかで今までにないくらい健康だと思う。


今日は梔子と話せるかな。


週一回、梔子と一緒に受ける授業があって、今日はその日。


授業よりも梔子が楽しみな今日この頃。


雨の日はやっぱり、怠い。


でも蛞蝓が出るってことを抜かせば、雨の日は嫌いじゃない。


去年夏服の頃、傘を忘れたって言い訳して雨の中を走り回ってびしょ濡れになって帰ったこともあった。


向日葵は
『椿って雨っぽい』
って言ってたけど、僕が雨というよりは、雨は僕の憧れ。


涙すら隠してくれる雨は、泣き虫な僕の助け舟。


とはいえ、今日は体調不良と体力消耗により、雨の中を走り回れないけど。


雨は優しいよ、僕にとっては。


でもやっぱり怠いかもしれないから、湿気に慣れなきゃいけないな。


結局は、僕が梅雨生まれだ、ってことも関係してるのかな。


さて、学校行こうかな。


日焼け止めは要らないね。


新しい傘が欲しいな。

魔法の呪文




『行ってらっしゃい』とか
『お帰り』
っていいな。


羨ましい。


母さんは我が家で一番最初に出掛けるから、僕が送り出す。


兄貴は遅刻ギリギリまで寝てるから、会わない朝もある。


だから、僕は家を出る時に無言で出る。


帰りは僕が一番早いから、やっぱり無言で入る。


僕の次に母さんが帰ってくるから、僕が迎える。


兄貴は遅いからブツブツと小言を言われながら迎えられる。


だから僕は、
『行ってらっしゃい』
『お帰り』
って言われることが滅多にない


運動部辞めてすぐは慣れなくて淋しかったけど、今の部活に入る頃には慣れてた。


最近、また淋しくなって、僕の携帯は滅多にメールを受信しないから、また淋しくなって、

僕は携帯を携帯しなくなってきた。


帰りは家じゃなくて母屋に帰ってみたり、帰ってすぐに出掛けてみたり。


今日は塾だから、帰りは6時半くらいになる。


6時半になれば母さんが帰ってることも多くて、塾は嫌いじゃない。


ちっぽけなことだけど、
『行ってらっしゃい』
『お帰り』は
僕の憧れみたいなモノ。


高いプレゼントは要らないから
『お帰り』って言って欲しい。


『行ってらっしゃい』
『お帰り』
っていうのは居るべき場所に戻った時の言葉で、それを言われるってことはそこが居場所だって教えてくれてるようなモノ。


居場所なんか、もう要らない、って思ってたのにな。


僕の居場所は蓮様だった。


今はどうか分からないけど。


だけど僕がこの事態を招いた時僕は居場所を捨てる覚悟があった。


それくらいの対価は安いモノ。


『お帰り』
って言ってくれる人が欲しい。


優しさも恰好良さも賢さも面白さも要らない。


ただ、『お帰り』って微笑んでくれる人が欲しい。


更に我が儘を言うなら、
『行ってらっしゃい』
『気を付けて』
って見送ってくれる人が欲しい


我が儘に過ぎないけど。


だから僕は、
『行ってらっしゃい』
『お帰り』
って言ってあげられる人になりたい。


そういう言葉がなくて淋しがってるのは僕だけじゃないかもしれない。


少なくとも僕の大切な人には、こういう淋しさは味わって欲しくない。


僕は淋しいのかな。


お腹痛い。
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